ぞーこー太郎 蕎麦屋の冒険

▼RE: akさま

もうツバを吐いている立場でしょうね、我らも。

20〜30代の僕らがもつジレンマは、今の日本の状態に不満や不振を抱き、親世代に対し「食い逃げだ!」という反発的な思いを持つと同時に、その経済にどっぷり漬かり恩恵を最大限甘受してきたという世代であるという現実でしょうか。

そして、問題を知りながら、じゃあどう暮らすかという実行が難しいと思っている、または実際的なスキルをほとんど持っていないことなのではないか。


テーマとしては「次世代への責任」が考えられるかどうかだと思います。
また、その「責任」という言葉のなかにも様々な価値観が入り乱れていて、例えば高度経済成長やバブル経済を経験した世代は、そのこと(=生活様式)を決して「悪」だとは思っていないのではないか。

あと、やはりこちらのような農村でずっと暮らしていると、本当に半径10キロくらいの世界しか興味がない人が多いと感じてしまう。いや、もちろんそんなことはないんだろうけど、地元の男の人の話題といったら。。。
問題を知ったら何か考えるかも知れませんが、その情報を知ったとしてもなかなか行動に移しにくい環境にあると感じます。
「ここの土地で可もなく不可もなく人並みに目立たずに」という生き方が最上とされているかもしれません。邪推で失礼千万ですが。

外に向かっていく、そしてつながる。
やはりタタミイワシが目に浮かぶ。

いずれにせよ、食べ物を生産するという仕事の価値が信じられるうちは、田畑に出ようと思います。

長井通い、お待ちしております。と、プレッシャーをかけてみる。

●2011.03.18
●ぞーこー太郎
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