気象庁の予想どおり、この冬は暖冬であろうか。12/12初雪即積雪し、一面銀世界になったのもつかの間師走最後の週に入るや、年末らしからぬ暖かい日が続き田面の雪も消え日陰に残るのみとなった。このままでは山の積雪量も乏しく来年の水不足が心配される。雪が無いのは生活するうえで大変都合が良いが、喜んでばかりいられない。やはり冬は白い冬でなければならないのだ。雪のない関東のように「春夏秋秋」では、私にとって季節の喪失であり四季の一片が欠けた年サイクルの感がし、満ち足りた一年とはなり得ないのだ。既に温暖化の影響で三重大学の立花教授は、今後は春と秋が短縮され、夏と冬だけになるだろう、と云っているが、このままでは冬も縮まっていくのではないだろうか。
さて、今年は柿が大豊作で93.4Kg 613ケ収穫 1ケ152.4gと大きく品質もすこぶる良く、あちこちに配ってやっと始末することができた。ちなみに昨年は、たった145ケしか実がつかず、しかも半数が奇形だった。宮城・福島県も奇形が多く原因は未だに不明である。昨年休んだ隔年結果で今年豊作になったせいもあるのだろうが、植物の異変も将来の予兆や暗示していると考えると、何やら薄気味が悪いし不安でもある。来年はどんなことが待っているのだろうか。
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