最上義光歴史館 平成18年度事業計画
1.展示事業
(1)特別展「日本の美を描く-平山郁夫展」~武将たちが見た和の風景~ (7月4日~7月30日)
平山郁夫画伯の作品によって、義光をはじめ武将たちが心の拠り所とした和の風景や、城や寺院などの文化財の美を再認識します。山寺芭蕉記念館と同時開催。
(2) 企画展「よみがえる赤羽刀~再び光り輝く郷土の刀~」(4月1日~5月14日)
山形市が国より譲与された山形ゆかりの赤羽刀(GHQ接収刀剣類)の研磨事業完了を記念して、研磨済の赤羽刀14振りを一堂に公開する。
(3)斯波兼頼入部650年記念・企画展「650年前のヤマガタ」~スタートは斯波兼頼!!~ (8月3日~9月3日)
平成18年(2006)は、最上家初代斯波兼頼が山形に入部してからちょうど650年です。その節目を記念して、兼頼の人物像と当時の山形の様子などを紹介する。
(4)企画展「装コウの美」~表具師の技と様式美の世界~ (12月12日~1月28日)
表具の様式美や裂の美しさ、表具の過程や表具師の道具などを紹介します。また、表具の実演や自分の作品を表具する体験講座なども行います。
(5)常設展(特別展、企画展開催期間以外に開催)
最上義光を主とした最上家関係資料と山形城関係資料、山形に関わる文化財などを展示紹介します。
2.普及啓発事業
(1)こども講座(年1回)
小学5・6年生を対象に、郷土の歴史に触れる機会を作り、郷土史に対する関心と理解を深め、愛郷心を育てる一助とします。
(2) 史跡めぐり(年1回)
県内の最上家や郷土の歴史に関する史跡等を現地研修し、現地に赴くことによって郷土史と文化財に対する理解をさらに深める一助とします。
(3)歴史講座・日本刀講座 (年5回)
日本刀の歴史や鑑賞の基礎知識、日本刀に構造や作刀の過程等を初心者にもわかりやすく解説し、日本刀の魅力を紹介します。
(4)『歴史館だより』(年1回)
事業報告や考察、山形の歴史や最上家等に関する最新の情報の提供を広く一般に提供します。
(5)最上氏関係資料・史跡調査(通年)
最上家等に関わる資料・史跡等の調査研究を進め、写真撮影等による記録保存及び複写等の資料整備を行うとともに、その成果を紹介します。
(6)インターネットによる情報の配信と企画(通年)
歴史館のホームページを活用して様々な情報を発信するとともに、ネット講座やキャラクター等の企画から物販まで幅広く展開していきます。
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