【平成19年度の情報】少雪に伴う上杉雪灯篭まつり内容の変更について

雪国米沢の冬の風物詩『上杉雪灯篭まつり』。本年はその第30回の記念開催の年であり、その記念の年にふさわしいものとなるよう、雪灯篭・雪ぼんぼりの一層の基数の充実をはじめ、記念事業等を準備してまいりましたが、例年にない降雪・積雪不足という状況の中、当初予定していた内容を大幅に変更しての実施となります。
そのような中、少雪による計画の主な変更点として、雪灯篭・雪ぼんぼりの基数の縮小、イベント内容の変更(雪灯りのオブジェ、創作雪像、雪の迷路等、雪をテーマにした催しの中止)、イベント内容の変更に伴う、会場の縮小・変更(おまつり広場の利用中止)です。
雪灯篭は会場のメイン通り参道を中心に配置いたします。
※ 例年の2月第2土・日曜日のまつりよりも1日早く、神社参道の灯篭に点灯。
  積雪不足ではありますが参道には、雪灯篭を確保し点灯します。

郷土芸能やダンス・音楽等のイベントステージ・テント村物産市は予定通り開催いたします。
また、火種30,000プロジェクトで制作された手作りローソクをつかってディスプレイを行います。当日は、手作りローソク体験コーナーも設定(伝国の杜前)されるので、来場者に作っていただいたローソクもその場でディスプレイしていただく予定です。

実行委員会としましては、今までのような雪を最大限利用した 会場の魅せ方はできませんが、なんとか工夫をして残った雪とロウソクの灯りで幻想的な世界をお客様に魅せることができればと準備しております。
雪灯篭も3分の1程度しか製作できませんがメインの参道に雪灯篭を製作して、整列された美しい雪灯篭の灯りを魅せることができればと考えております。
また雪灯篭の中心的な考えである、先人への慰霊の気持ち、感謝の気持ちを献灯で捧げてもらう鎮魂祭も開催し、雪で作る大きな鎮魂塔は製作できませんが別の物で製作し開催するように考えております。

また、この火種プロジェクトの廃ロウソクが足りないとの報道を山形新聞や河北新報、ラジオ等で取り上げていただいたことで県内外の多くの方からロウソクを使ってくださいと温かいお言葉やお手紙などでたくさんのロウソクをご寄付いただきました。
関係者一同皆様のあたたかい気持ちに心より感謝している次第です。
この皆様からいただいた廃ロウソクも再利用してぜひ使わせていただいて会場の魅力を高めて行きたいと考えております。
私たち関係者一同、来て頂く観光客の皆様に喜んでもらえるように本当の雪灯篭まつりはこれよりもっと綺麗だと思っていただきまた来てもらえるように頑張りたいと考えております。
何卒ご理解いただき、応援くださいますようよろしくお願いいたします。
2007.01.29:yukidourou:[レポート]