企画室長の部屋

川西町の古刹 大光院に行ってきました。
空海の弟子によって開かれた,置賜屈指の歴史のあるお寺です。
ここは置賜山のふもと。
置賜盆地の人々は,死ぬとその魂が盆地のどこからでも見えるこの置賜山に集まり,そこから飯豊山→月山へと帰っていって,湯殿山で再生すると考えられていました。
「置賜」という言葉も,「追い霊」「置い魂」なのでしょうか?
置賜盆地は,「置賜山を中心とした盆地」ということなのでしょう。

置賜山はそれほど高い山ではありません。
写真は,山上にある阿弥陀堂。この,阿弥陀様がまもる極楽浄土の空間こそが,まさに「置賜」なんですね。
2010.12.21::[メモ]
藤原仲麻呂の供養塔
大光院境内には,奈良時代に活躍した藤原仲麻呂(恵美押勝)の供養塔があります。
彼の子だった法相宗の僧「徳一上人」は,天台宗を開いた最澄との論争で有名ですが,東北に流され,この地にやってきました。
供養塔の説明には「徳一上人親の供養塔」と書かれています。

2010.12.21::修正削除


▼コメントはこちら
名前

件名

本文

URL

画像

編集/削除用パスワード
※半角英数字4文字で自由に入力下さい。


手動入力確認イメージ
※イメージ内の文字を小文字の半角英字で入力して下さい。



 ※ 投稿後、すぐに反映されます。