ビニール傘、返り咲く。

今日は空も青く清々しい一日です。

長井線も遅れなく運行しています。

しかし、ここは雪国。油断は禁物。

傘を小脇に携えて出掛けましょう。


忘れ物第一位と言えば「傘」です。

用心して持参したものの晴天に油断して
うっかり存在を忘れ気づけば手ぶら帰宅

傘が活躍する時期を過ぎるか過ぎないか
傘を持つ手が邪魔と感じるか感じないか

この時こそが一番忘れるタイミング。

持参した折にはお忘れなく願います。

とはいえ、長井線にも沢山の傘の忘れ物
が届けられてきます。傘以外にも携帯財布・・・。

携帯や財布はすぐに持ち主の問い合わせが
あり返却できるケースがほとんどですが、
傘に関してはほとんど持ち主が見つからず
多くの傘たちの通称は、哀しくも虚しい

「忘れ物」から「廃棄物」へと変わるのです。

しかし、稀に落とし主が現れる場合もあり

「忘れ物」から「所有物」へと返り咲きます。

不思議なもので所有物へと返り咲く多くの
傘は安価なビニール傘や壊れかけの傘などで
「これ、まだ使うの?」と思うものばかり。

逆に、高価そうな傘やまだまだ現役バリバリ
の傘はいつまでも居心地悪そうに廃棄物の山
に埋もれて待てど来ぬ主を待っています。

そして、ふと思うのです。

安価だから壊れかけだから「いらないもの」
高価だから使えそうだから「もったいない」

そう分けては傘に失礼かもしれない。

どんな傘でも開けば雨風をしのげる。

ものを大事に長く使う事が何よりもエコになる。

本当に忘れてしまったのは「物を大事にする」
気持ちなのかもしれませんね。。


列車、お降りの際はお忘れ物お忘れエコ魂ないように
お気をつけください。。

2012.02.16:yr880:[日誌]