情報のアップデートが必要
最近よく思うことがあります。 情報は時々アップデートしなければならない、と。 ひと口に情報と言ってももちろん種類がたくさんあって、先日壱岐大学で柴田講師から 教えていただいた新技術情報も大半が知らないものでした。 今回は、地元宮城県の情報アップデートの話です。 特に東日本大震災の被災地はどんどん変わっています。 閖上、荒浜、石巻、南三陸町、気仙沼あたりは、比較的ちょくちょく訪れており、 変遷を眺めてきたので違和感があまりありませんが、抜けていたのが東松島です。 東松島の中では、震災直後、小野地区の被災住宅の泥かきと震災ゴミ処理を 2日間お手伝いしました。その時は、海岸付近に大型船が打ち上げられていて、 水たまりを自衛隊が遺体捜索をしていました。 うず高く積まれた震災ゴミが、しっかり分別されており、こういう非常時でも日本は すごいな、と感心しました。 野蒜地区は、震災前は松島マラソンの折り返し地点となっており、のどかな雰囲気 でしたが、直後に訪れた時は本当に何もなくなっていました。 先日、実に久しぶりにこの野蒜地区を訪れる機会がありました。 岩手山の麓で牧場経営をしていた方が、理想の牧場づくりを目指して、東松島に拠点を 築き、美馬森牧場として4年が経過。その牧場主八丸さんにお話を伺うためでした。 野蒜の海沿いはまだまだ空き地が広がっていましたが、野蒜ケ丘という丘陵地は綺麗な 住宅街となっていて別世界でした。 そのすぐ近くに素晴らしいツリーハウスを発見! あまりに素晴らしい出来だったので、ぐぐってみたら、やはりプロの仕業でした。 しかもツリーハウスの第一人者小林崇さんの作品。亡くなったC.W.ニコルさんが その活動をバックアップしてこられたようです。 宮城県のこと、まだまだ知らないなぁ。 情報を時々アップデートして、コロナが収束して遠来の友が訪ねてきた時に、 新しい宮城の案内ができるようになりたいなぁ、と思った次第です。
2021.05.02