年頭にあたり
初春のお喜びを申しあげます。 旧年中は大変お世話になりました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、年末年始の休みを利用して毎年行っていることがあります。 まず年末は、太平洋フェリー一人プランニング旅。 かれこれ10年くらい続けているでしょうか。 太平洋フェリーは、仙台⇔苫小牧or名古屋です。 一人、誰にも煩わされることなく1年をふり返り、1年の計を立てる至福の時。 目的は目的地にあらず、往復の船内にあり、です。 山籠もりしたり、温泉旅館に泊まってそれを行うという人の話しを聞きます。 もちろんいいと思いますが、私の性にはやや合わない感じです。 フェリーのロビーは広々としていて、海と空を眺め放題。適当に人の声が聞こえて、 閉鎖的でないのが何より。それでいて自分の世界に入り込むことができ、ひたすら1年の ふり返りと翌年に思いを馳せる時間を過ごすのです。 船中のメインイベントは朝。洋上の日の出です。 空と海が織りなす壮大な地球ドラマを、冷たい風に吹かれながら眺めます。 太陽が出た瞬間の神々しさは、えも言われません。 心が燃え立ち、船内で考えていた計画に魂が入る瞬間です。 「よーし、やってやる、やってやるぞー!」 力が漲(みなぎ)ります。 撮影テクニックとカメラの性能が追いついてないのが残念ですが、 太陽は本当に力強い! ああ、太陽、ああ、太陽! って感じです。わかります?(笑) あっという間に辺りを染め上げていきました。 さて、では、年始の恒例行事は何か? これもここ数年続けているのですが、家の前を通っている森の小径のお掃除です。 (落ち葉掃き) 我が家はマンションの2Fなので、目の前の小径とはいえ、ぐるっと回らないと目の前の ソコにはたどり着けません。 その小径の中でも、ヨークベニマルに降りていく階段に膨大な落ち葉がたまっており、 そこを掃き清めることで神社参拝と同じ心清めとしています。 今年は寒さで落ち葉が凍りついている部分が多々あり、積雪もあってはかどらず、 いつもの2時間清掃で半分のスペースにとどまりました。量ではなく気持ちの問題です。 それでもビニール袋8袋分、せっせと公園まで運び、樹木の根元に、「肥料にな~れ」 と置いておきました。
2022.01.02