最上義光歴史館 - 山形県山形市

▼平成23年度企画展「よみがえる山形城」〜職人たちの技の記憶〜

平成23年度企画展『よみがえる山形城』
職人たちの技の記憶
〜本丸一文字門発掘調査の成果より〜 

 この企画展は最上義光歴史館を会場に、平成8年から始められた本丸一文字門発掘調査により出土した門及び周辺堀跡・土塁跡等の遺物群について集成し公開するものです。主たる調査目的が石垣・大手橋などの城の建造物の確認であるため、『職人たちの技の記憶』と題して、土木事業や建築などに携わった人々の『技(わざ)』に焦点をあてた展示となっています。
山形市教育委員会


会場/最上義光歴史館 (山形市大手町1-53)
会期/2011年10月12日(水) -2012年1月9日(月)
開館時間/9:00-16:30
入館料/無料
休館日/毎週月曜日、年末年始(12日29日-1月3日)
※1月9日(月)は開館
主催/財団法人山形市文化振興事業団(最上義光歴史館指定管理者)
共催/山形市、山形市教育委員会
展示内容

�.瓦職人たちの技
(1)道具瓦類の展示 
出土した鯱瓦や鬼瓦などを紹介します。
(2)瓦職人の記憶
文字瓦の展示や絵画瓦にみる職人の遊びなどを紹介します。
(3)瓦づくりの記憶
城内で瓦を焼いた記録にもとづく関連道具類や不良瓦を展示します。

�.大手橋をつくった大工たちの技(わざ)
(1)のこされた記憶
乾燥処置された「堀内出土木製部材類」や年号が記された「紀年銘木製部材」を紹介します。
(2)職人の道具類
出土した遺物群から、職人たちが用いた金属製品(ノミ・カナヅチ等)や木製品(ヘラ類・板材等)などの道具類を紹介します。
(3)建築を支えた金具(クギ・カスガイ等)
出土したクギ・カスガイ等の建築を支えた金具を展示します。 

�.橋の建設にまつわる道具類
(1)橋の建設にこめた祈り
埋納古銭などの本丸一文字門の橋の建設にこめた地鎮のための神への祈りや出土した煙管・小柄等を紹介します。
(2)人が通ればものも落ちる!?
落し物!?廃棄!?…漆器椀・陶磁器など橋周辺より出土した遺物の数々を紹介します。

画像 ( )
2011.10.07:最上義光歴史館

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