米沢JC活動紹介サイト
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理事長所信
青年会議所は常に、次の時代を切り拓くために活動をしています。その源動力としてパイオニアの精神と崇高な志が、その根幹を支えています。私たちは、それを受け継ぎ、確実に修得し次代へと伝えていくのだという責任をもっと意識しなくてはなりません。自信と誇りを持って常に探究心を忘れず、今何をすべきかを考え、羨望や憧れの対象となる地域づくり、青年会議所づくりを仲間と共に構想していきたいと思います。
私たちが地域の誇りと言われるものを思うとき、物質的なシンボルとしてのモノよりも、人であったり、歴史であったり、産業や技術を思い描く人が多いはずです。これは地域が育んできた伝統や考え方を含め無形の財産に結実した「ブランド」というものを大切にしたいという気持ちの表れです。
ブランド(brand)という言葉は、英語で「焼き印を押す」という言葉のBurnedから派生した言葉です。牛飼いが自分の牛を他人の牛と取り違えないように押していた「焼き印」が、ブランドの起源といわれています。私たちは起源通りの意味合いの『米沢牛』というブランドを有する地域に住んでいますが、そこから一歩踏み込んで、地域ブランドを育てるという分野に、もっと関心を持って良いはずです。地域のブランド力をさらに高める活動。これを2005年度の全事業の柱にしたいと考えます。
ブランド力を高めるために「ブランディング」という活動がありますが、それには新たな価値の発見とクリエーション(創造)、それを地域の内外に対して訴求し伝えるコミュニケーションとリレーション、そして戦略的に地域イメージを構築していくためのマネジメントが必要です。これは、元来JCのメンバーが既に持っている能力だと信じています。
ジュブナイル。子供のころ夢中になったことをいまでも覚えていますか。放課後の校庭で時間が過ぎるのも忘れて遊んだこと、友達と将来の夢を語り合ったこと、毎日が、小さな冒険の連続だった日々。『ジュブナイル』という言葉は文学でいうと「児童書」や「少年少女向け」というジャンルを示しています。これは舞台や演劇の世界でも使われるカテゴリー分類のひとつです。青年会議所の活動にも青少年育成というカテゴリーがありますが、子ども達が子どもらしく、キラキラと輝けるジュブナイル事業を積極的に行なっていきたいと思います。地域の大人として、地域の子供をみんなで協育し、共に感じ、共に成長できる事業を展開することで、「生きる力」を磨いていくことは未来づくりに直結します。さらに、一般の市民を対象に実施する事業であってもジュブナイルの心を思い起こさせ、同世代からの支持を得られる公益事業で年間の例会ラインナップを組み上げてみたいと考えます。
また青年会議所の存在意義のひとつに社会が抱える課題解決への取り組みが挙げられます。現在、子ども達を取り巻く環境は、決して楽観出来るものだとは言えません。非行、いじめを始め、犯罪の低年齢化等、私たちが子供の頃より問題は深刻化しています。
私は、これらの諸問題の大きな要因に、子ども達の「学力の低下」があると考えています。もちろん、家庭の問題もありますし社会システムや地域の問題もあります。しかし、子ども達がコミュニティーとしてその多くを過ごす学校での「つまづき」や「遅れ」が、学習内容がわからない、面白くないという頻発へとつながり、大きな問題へと発展するケースは少なくないはずです。また、自分の進路を自分で選択していくことの出来る子ども達を育てていくことが出来なくては、地域の未来もありません。
家庭の限界、学校の限界、地域の限界を、連携による適切な指導方法の探究や検証を通して打破し、問題解決の糸口を見出していく必要があると考えます。
確固たる基礎的な学力の裏打ちがあってこそ、多様性も花開き、子ども達が出会うジュブナイルも、輝きを増すはずなのです。
持続可能な、というキーワードを最近よく耳にしますが、JC運動も目的の達成のために、持続、存続は必須事項です。しかしながら、会存続の最も根幹となる会員、メンバー数は年々減少傾向にあり、このまま推移すると数年で活動に大きな支障を来たすほど深刻な数値へと落ち込む事が予想されます。会員の獲得、志を同じうする「同志」の獲得は急務と言っても過言ではありません。
現在、(社)日本青年会議所では組織進化の一環で地区協議会運営の面で「統一」を図っていますが、地域青年会議所には逆に「多様性」が求められています。会員拡大という命題について言えば、会費の金額から会員数、また会員として募集する対象の領域面でも多様な試みがなされていいはずです。地域のカラーを活かし、会員拡大を目的化し他の事業へも反映させていく「トライ」をすべき時期に差し掛かっています。また会員の質の向上についても、市民に対して誇れる公益事業の実施や各委員会が年間を通して取り組むテーマをまとめていく過程で、倫理観や道徳心をものさしに個と公のバランスのとれたJCマンに成長できると信じています。常にニュースソースになり得るような活動を展開し、従来の枠に囚われない新しい会員開発、会員研修を進めていきます。
本年の山形ブロック会員大会は、私たちの住むまちを会場に米沢青年会議所の主管で行なわれます。地域ブランドを発信する場のひとつとしても大きな意味合いを持っています。この事業はブロック協議会と米沢LOMのみんなで創りあげる事業です。米沢で開催する意味や、県内のJCメンバーを歓迎するための手法を、各々が自らの事として捉え「構想」しながら役割を果たしていきます。総力を結集し「全員参画」で完成させたいと考えます。会員大会の主管は単なるイベント運営ではなく、プロセスでありチャンスなのです。
この地域を誇り、個性豊かなメンバーが集い、想い、起ち上がれば必ず素晴らしいブランドが、文化が、まちが実現するはずです。一人一人が、キラキラと誇りと自信に輝く、そんな同志と多くの事が学べる2005年としたいと考えます。
基本理念
誇りとなる地域ブランドの確立を目指し「構想」する。
「源流」の位置にあることの責任を自覚し、よく集い、よく遊び、よく学ぶ。
運動方針
地域を、人を愛する事の出来る「公」的感覚を磨く人間力開発
自らの力で将来の選択が出来る「次世代」のひとづくり
意識と共にシステムの変革、インフラの整備を促進させるまちづくり
持続可能な社会(地域)を意識したバックキャスティングでの提案
運営方針
全メンバー参画によるブロック会員大会米沢大会の主管事業遂行
機能と連携を重視した効果的かつ効率的な組織運営
対外発信を常に前提とした事業プランの想起と具現化
2005.03.19:
yonezawajc
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理事長所信
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私たちが地域の誇りと言われるものを思うとき、物質的なシンボルとしてのモノよりも、人であったり、歴史であったり、産業や技術を思い描く人が多いはずです。これは地域が育んできた伝統や考え方を含め無形の財産に結実した「ブランド」というものを大切にしたいという気持ちの表れです。
ブランド(brand)という言葉は、英語で「焼き印を押す」という言葉のBurnedから派生した言葉です。牛飼いが自分の牛を他人の牛と取り違えないように押していた「焼き印」が、ブランドの起源といわれています。私たちは起源通りの意味合いの『米沢牛』というブランドを有する地域に住んでいますが、そこから一歩踏み込んで、地域ブランドを育てるという分野に、もっと関心を持って良いはずです。地域のブランド力をさらに高める活動。これを2005年度の全事業の柱にしたいと考えます。
ブランド力を高めるために「ブランディング」という活動がありますが、それには新たな価値の発見とクリエーション(創造)、それを地域の内外に対して訴求し伝えるコミュニケーションとリレーション、そして戦略的に地域イメージを構築していくためのマネジメントが必要です。これは、元来JCのメンバーが既に持っている能力だと信じています。
ジュブナイル。子供のころ夢中になったことをいまでも覚えていますか。放課後の校庭で時間が過ぎるのも忘れて遊んだこと、友達と将来の夢を語り合ったこと、毎日が、小さな冒険の連続だった日々。『ジュブナイル』という言葉は文学でいうと「児童書」や「少年少女向け」というジャンルを示しています。これは舞台や演劇の世界でも使われるカテゴリー分類のひとつです。青年会議所の活動にも青少年育成というカテゴリーがありますが、子ども達が子どもらしく、キラキラと輝けるジュブナイル事業を積極的に行なっていきたいと思います。地域の大人として、地域の子供をみんなで協育し、共に感じ、共に成長できる事業を展開することで、「生きる力」を磨いていくことは未来づくりに直結します。さらに、一般の市民を対象に実施する事業であってもジュブナイルの心を思い起こさせ、同世代からの支持を得られる公益事業で年間の例会ラインナップを組み上げてみたいと考えます。
また青年会議所の存在意義のひとつに社会が抱える課題解決への取り組みが挙げられます。現在、子ども達を取り巻く環境は、決して楽観出来るものだとは言えません。非行、いじめを始め、犯罪の低年齢化等、私たちが子供の頃より問題は深刻化しています。
私は、これらの諸問題の大きな要因に、子ども達の「学力の低下」があると考えています。もちろん、家庭の問題もありますし社会システムや地域の問題もあります。しかし、子ども達がコミュニティーとしてその多くを過ごす学校での「つまづき」や「遅れ」が、学習内容がわからない、面白くないという頻発へとつながり、大きな問題へと発展するケースは少なくないはずです。また、自分の進路を自分で選択していくことの出来る子ども達を育てていくことが出来なくては、地域の未来もありません。
家庭の限界、学校の限界、地域の限界を、連携による適切な指導方法の探究や検証を通して打破し、問題解決の糸口を見出していく必要があると考えます。
確固たる基礎的な学力の裏打ちがあってこそ、多様性も花開き、子ども達が出会うジュブナイルも、輝きを増すはずなのです。
持続可能な、というキーワードを最近よく耳にしますが、JC運動も目的の達成のために、持続、存続は必須事項です。しかしながら、会存続の最も根幹となる会員、メンバー数は年々減少傾向にあり、このまま推移すると数年で活動に大きな支障を来たすほど深刻な数値へと落ち込む事が予想されます。会員の獲得、志を同じうする「同志」の獲得は急務と言っても過言ではありません。
現在、(社)日本青年会議所では組織進化の一環で地区協議会運営の面で「統一」を図っていますが、地域青年会議所には逆に「多様性」が求められています。会員拡大という命題について言えば、会費の金額から会員数、また会員として募集する対象の領域面でも多様な試みがなされていいはずです。地域のカラーを活かし、会員拡大を目的化し他の事業へも反映させていく「トライ」をすべき時期に差し掛かっています。また会員の質の向上についても、市民に対して誇れる公益事業の実施や各委員会が年間を通して取り組むテーマをまとめていく過程で、倫理観や道徳心をものさしに個と公のバランスのとれたJCマンに成長できると信じています。常にニュースソースになり得るような活動を展開し、従来の枠に囚われない新しい会員開発、会員研修を進めていきます。
本年の山形ブロック会員大会は、私たちの住むまちを会場に米沢青年会議所の主管で行なわれます。地域ブランドを発信する場のひとつとしても大きな意味合いを持っています。この事業はブロック協議会と米沢LOMのみんなで創りあげる事業です。米沢で開催する意味や、県内のJCメンバーを歓迎するための手法を、各々が自らの事として捉え「構想」しながら役割を果たしていきます。総力を結集し「全員参画」で完成させたいと考えます。会員大会の主管は単なるイベント運営ではなく、プロセスでありチャンスなのです。
この地域を誇り、個性豊かなメンバーが集い、想い、起ち上がれば必ず素晴らしいブランドが、文化が、まちが実現するはずです。一人一人が、キラキラと誇りと自信に輝く、そんな同志と多くの事が学べる2005年としたいと考えます。
基本理念
誇りとなる地域ブランドの確立を目指し「構想」する。
「源流」の位置にあることの責任を自覚し、よく集い、よく遊び、よく学ぶ。
運動方針
地域を、人を愛する事の出来る「公」的感覚を磨く人間力開発
自らの力で将来の選択が出来る「次世代」のひとづくり
意識と共にシステムの変革、インフラの整備を促進させるまちづくり
持続可能な社会(地域)を意識したバックキャスティングでの提案
運営方針
全メンバー参画によるブロック会員大会米沢大会の主管事業遂行
機能と連携を重視した効果的かつ効率的な組織運営
対外発信を常に前提とした事業プランの想起と具現化