会 期:前期2023年4月22日(土)〜5月21日(日)
後期2023年5月27日(土)〜6月25日(日)
国宝「洛中洛外図屏風」原本展示 4月22日〜5月21日
入館無料デー 5月5日(金) こどもの日 対象 高校生以下
5月18日(木) 国際博物館の日 対象どなたでも
展示替:5月22日〜5月26日
休館日:5月24日(水)
主 催:米沢市上杉博物館
料 金:常設展・企画展のセット券
一般 700円(560円)
高校・大学生 450円(360円)
小・中学生 300円(240円)
( )内は20名以上の団体料金です。
※常設・企画一体型の展示です。
国宝「洛中洛外図屏風」原本展示 4月22日〜5月21日
慶長5年(1600)9月の関ヶ原合戦は、豊臣氏から徳川氏へと天下の覇権が移るきっかけの一つとなりました。合戦の発端は、徳川家康の主導する豊臣政権からの上洛要求を拒否し、家康の出兵を導いた上杉景勝にありました。景勝は美濃関ヶ原での戦いには加わっていませんが、西軍の構成者として会津にあって奥羽に大きな影響を及ぼしました。また、この抗争の結果、景勝は米沢に転封となり、270年余に及ぶ上杉氏と米沢の歴史が始まりました。本展は、日本史上、また米沢の歴史にとって重要な意味を持つ関ヶ原合戦と景勝の関係を、景勝没後400年を機にふりかえる展覧会です。
具体的には、豊臣政権における家康や景勝の位置、動向から関ヶ原合戦が生じた、すなわち景勝が上洛要請を拒否した事情を探ります。また、奥羽に対する景勝の具体的行動を明らかにし、その意義を考えます。山形の最上義光との関係だけではなく、奥羽全体へ視野を広げ、奥羽の動向、その合戦の意義などについて総体的に把握することを目指します。そして、景勝の動向を西軍の構成者の一人として、全国的視野で取り上げ、位置付け直していきます。