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▼マウイ太鼓アロハツアー

マウイ太鼓アロハツアー2012

ハワイの日系人の和太鼓グループ『マウイ太鼓』が
2012年6月、東北にやってきます。

『マウイ太鼓』は、日系4世のケイ・フクモトが
福島移民の曾祖父から受け継いだ福島太鼓を次世代に伝えるため、
16年前に始めた太鼓の会です。
現在、8歳から 60代まで、約40名のメンバーがいます。
彼等の十八番は『フクシマ・オンド』。
19世紀後半にサトウキビ農場の労働者としてハワイに渡った
福島移民が伝承したもので、相馬盆歌に似ています。
日系人が多いハワイにはたくさんのお寺があり、
6月から8月にかけて、毎週末のようにどこかのお寺で
『ボン・ダンス』(盆踊り)が開催されます。
地域のお祭りとして日系人や仏教徒以外の人にも親しまれています。

ボン・ダンスは日系人や仏教徒にだけでなく、町のお祭りとして
広く定着していて、皆がいろんなお寺のお盆に行けるように、
お寺はそれぞれ別の週末にボンダンスを行うのです。

マウイ太鼓は2011年2月、『100年の鼓動〜ハワイに渡った福島太鼓』
というドキュメンタリー映画の語り部として出演しました。
この映画は日系一世が真珠湾攻撃を経た第二次世界大戦中、
日系人排斥運動などで苦しみながらも、日系二世部隊の活躍が
アメリカへの忠誠を示し、アメリカ部隊で未だに最高数の勲章を
保有するなど、多数の命を犠牲にしながらもアメリカ社会に
貢献することで市民としての地位を高めていき、政治に参加し、
やがてハワイがアメリカの属州から一つの州になるときにも
重要な役割を果たし、戦時中に奪われた自国文化や自らの
アイディンティティを取り戻していくさまが描かれています。
私たちと同じ祖先が海を渡り、新しい土地で全てを
0から切り開きながら、いかに己の文化を守ったのか。
この映画から、311以降の日本に生きる私たちが、
彼等から学べるものがあるのではないでしょうか。

『福島音頭』を通して福島移民の子孫としての強いつながりを
感じているマウイ太鼓。
一世紀以上前に、福島からハワイに渡った福島の盆歌を、
今こそ共に歌い、太鼓を演奏したいと、演奏と、
映画『100年の鼓動〜ハワイに渡った福島太鼓』の
上映ツアーを企画しています。
 6/24ふくしま太鼓フェスティバルのほか、
いわき市のスパリゾートハワイアンでの公演、
田村郡三春町と山形県米沢市でハワイ流の『ボン・ダンス』を
行う予定です。

[マウイ太鼓アロハツアー2012] 

6/17 (日) いわき マウイ太鼓公演
 (スパリゾートハワイアン)
6/17 (日)三春 『100年の鼓動』上映/マウイ太鼓公演 
     (三春交流館 まほら)
6/22 (金)米沢 『100年の鼓動』上映 (万世コミュニティセンター)
6/23 (土)米沢 マウイ太鼓公演
 (伝国の杜)
6/24 (日)磐梯熱海 ふくしま太鼓フェスティバル出演
     (郡山ユラックス熱海)

来日メンバー (9名)
ケイ・フクモト(51) 公認会計士、マウイ太鼓代表
ロナルド・フクモト(58) 土木技師
シンディ・カゴシマ(50)マウイ郡消防局勤務
ケルシー・カゴシマ(21)大学生
クリステン・カゴシマ(15)高校生
ブライアン・ナガミ(32)イムア・ファミリー・サービス
(障害児支援・子育て支援NPO)プログラム・ディレクター
イーサン・マレー(17)高校生
トニャ・マレー、キラナ・ソガ

問い合わせ:
マウイ太鼓アロハツアー実行委員会
taikoaloha@gmail.com
fecebook: http://www.facebook.com/mauitaikoalohatour
twitter: @mauitaikoaloha


●画像 ( )
●2012.06.15
●staff
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