横丁アートセッション06

横丁アートセッション06
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開催日:11月1日〜5日

屋外での企画が多い横丁アートセッションの成功を祈願して、小桜館かいわいの地区の方々が各々の軒先にてるてる坊主を下げます。
皆の願いは気まぐれな秋空に届くかな?
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舞踏家堀川久子さんによるワークショップと舞踏公演があります。
ワークショップ:3日13:00〜14:30
舞踏公演:4日11:00〜12:00

ワークショップ「からだに出会う」

身体は最初の私達の環境。今だ未知の場所。眠っているからだの部分を開いて、やってくる感覚に身をゆだねてみよう。そこから生まれる外界とのコミュニケーション。それが歌や踊りになったらいいのだけれど。
短い時間のなかです。ほんの小さな体験でしょうが、身体がおもしろいと感じてもらえたら嬉しいです。


日時:3日13:00〜14:30 ※30分ほど延長の可能性あり
場所:小桜館会議室1
講師:舞踏家 堀川久子氏
服装:動きやすい格好
申込み:氏名・住所・電話番号・年齢を明記し、小桜館にFAXでお申し込みください。
小桜館FAX→0238-88-9365


舞踏公演「道に口笛」

人々の日常が繰り返される街の路地へ
堀川氏の非日常としての身体が、踊りながら紛れ込んでいく
いつもの風景が違って見える、そんな体験をあなたとともに…。
※2006年より場所の再生を願って始めた野外公演シリーズ

日時:4日(土)11時〜12時
場所:小桜館周辺路地


==講師・堀川久子氏 プロフィール==

1955年 新潟市に生まれる。
美学校、小杉武久音楽教場で即興を志す。
ボーカリゼーションのパフォーマンスを1984年まで。
1978年に即興のための覚醒する身体を求め、舞踏家田中泯のワークショップに参加、以後20年その全活動を共に行う。
1985年独舞開始。1998年新潟市を拠点に独りの活動に入る。日本、ヨーロッパなどで独舞、ワークショップを中心に活動。他、音楽家との共同作業、その土地のアーティストとの共同作業も積極的に行っている。
また、2000年、新潟のまちを身体で感じたいと、道、家、野原など劇場でない空間で踊る「路地」シリーズを始める。
2005年11月にはスペイン、カタルーニャ地方ジローナ国際フェスティバルで作品を委嘱されて、一ヶ月間現地のダンサーとの共同作業、作品「私のなかの今にも折れそうな人」を発表。2006年春、毎日構成が変化して行く連続独舞公演「たかだか塩のきいた無知が鳴っている」を行う。また場所が生きることを願う「道に口笛」シリーズを開始。
また、昔ながらの盆踊りに魅了され、踊り訪ねている。
“コメント”に裏面を掲載しています。
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わかりやすく言ってしまえば、長井の街にでかけて、いろんなものを拾ってきて、樹脂で固めてまおうと、そういうなんだか簡単なプロジェクトです。どんなものを拾って来るかはみなさんのセンス次第。ただ、水分を含むものや生もの、大型のものはダメです。サイズはだいたい5cm四方におさまるものにしてください。
みなさんは、長井の街で、どんな「マチノキオク」を発見し、採集し、保存できることでしょうか!!

 手順
(1)採集:11月3日(金)10:00〜15:00
 
受付後、指令書をもとに小桜館周辺を散策し、マチノキオクを採集してきて下さい。
 
(2)保存処理:11月3日(金)  10:00〜15:00
採集したキオクノカケラを小桜館まで持ってきて下さい。プラスチック樹脂に閉じ込める作業を行います。できあがりは最大でも直径10cm、厚さ1cmぐらいです。

(3)展示:11月4日(土)14:00〜17:30
一晩置き、完成した作品を展示し、採集したキオクたちがこの街でどんなメッセージを発信しているのか検証します。
 
あなたが採集し保存処理を施したキオクノカケラはあなたのものです。可能であれば展示終了後にお渡しします。不都合な方はお手数ですが後日小桜館まで取りに来て下さい。

参加料:300円ぐらい(材料費として)
会場:小桜館(旧郡役所)2階
add.長井市高野町二丁目7−28
問合:小桜館 phone 0238(88)9365
*担当者は不在の場合があります。準備はいりません。当日お気軽にご参加ください。

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設楽穣嗣と置賜の子ども達によるコンテンポラリーダンス公演「ココ・ソコ・アソコ〜特別な日常〜」(詳細は“何をするの?”をごらんください)のレッスンがはじまりました!

横丁アートセッション06のために結成したチームであり、幼稚園から小学校高学年まで、ダンス経験がある子、ない子が一緒になってがんばっています。

振り付け、レッスンを受け持っている設楽穣嗣さん(山形市)は、子どもが生まれ持つ力を認め、信頼しながらレッスンを行っています。

その信頼を上回る子ども達の吸収力に、設楽さんはびっくり。
レッスンに励む彼女らは、すでに“表現者”の表情も浮かんでいました。


11月3日の公演が楽しみです!!
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明治11年に誕生した旧西置賜郡役所。
平成16年には「小桜館」としてリニューアルオープンし、現在は様々な教室や展覧会、祭事等にご利用いただける施設として親しまれています。

この「小桜館」かいわいで、ダンス・音楽・実験表現…様々なアートが街とセッション!見慣れた街が新鮮に見えるかも?芸術の秋をぜひお楽しみください!


プログラム例
・「まちなかLIVE〜音楽家のいる風景〜」(音楽公演)
・「ココ・ソコ・アソコ〜特別な日常〜」(ダンス公演)
・「633人のてるてる坊主」(地域参加型おもてなしアート)
・「マロンの灯り回廊」
などなど

詳細は随時公開します!!
※写真は昨年の様子です


い つ:11月3日(文化の日)、4日(土)
どこで:旧西置賜郡役所「小桜館」および周辺地区

主 催:横丁アートセッション06実行委員会


本部の所在
〒993-0085 山形県長井市高野町2-7-28(小桜館)
0238-88-9365(小桜館)
090-1937-9709(板垣)


===なぜ「アート」なのか?===

アートには、場を発見する力があると考えます。

例えば、あなたのご近所の空き地の前に、15分間立って、じっと眺めたことはありますか?ほとんどの人は、何か目的がない限り、素通りするだけでしょう。

その、忘れられた空き地で、踊りを踊っている人がいたら…

踊りを見ることで、踊りを踊る人の足元の起伏、そこに生えている木と木の距離感、空間感、音の響き、様々なものに気がつくでしょう。
そしてそのことで、その場を「わかっているつもり」だったということに気づかされるでしょう。

そして、踊っている人がどんな動きをしているのか。
身体の動きには何かしら理由があるものです。
型が決まっている踊り(例えば花笠踊りやよさこいソーラン)は、場から得る感情の起伏にともなうディテール(細部)の変化はあるでしょうが、おおまかに見れば、どの会場で見ても同じ動きです。
ですが、コンテンポラリーダンスや舞踏などは、その場から得るインスピレーションがもととなって身体の動作のデザインをしたり、実際にその場でその時にしかできない即興的な動きが舞台を構成することがあります。
まさに、場が踊っているようなものだと、私は考えます。

そのようなアートをまちなかに介在させることによって、あらたな視点を誘い、さらにそれについて人と人が会話をすることで共感を生み、小桜館かいわいの魅力を発見、発信していくことが、本事業のねらいなのです。


(横丁アートセッション06総合ディレクター 板垣)
今日は雨。しかも寒い。
そんな中、彼は素足にサンダル姿で来てくれました。
11月4日に公演を予定している山形在住の音楽家・工藤くんは、私の友人でもあります。

普段はアルバイトをしながら活動を続けている彼ですが、時間をつくってわざわざ長井市に打ち合わせに来てくれました。

彼にとって演奏する場は、単に音を響かせる場でも集客する場でもなく、創造の泉のようなものだと、私は理解しています。(本人の言葉ではありません。あくまでも私の感じ方。)

そんな工藤くんと、小桜館周辺を傘をさしながらコ一時間歩きました。
一緒に来た工藤くんの彼女は、途中で立ち寄った鍋やさんで、スポンジと急須を買いました。
「ふむふむ、このスポンジは質がよさそう」
スポンジにも鑑賞眼を光らせる彼女を、私はおもしろいなぁと思います。


コ一時間歩いたあと、小桜館であたたかい麦茶を飲みながら
  私 「さて、気に入った場所はあったかい?」
工藤くん「×××の、薄暗い感じと、あの油絵が…いいっすね」
とのこと。(場所についてはまだ秘密です)

さすが、たった一度訪れた場所も、すでに工藤くんの中ではたんなる空間ではないのですね。


そんな工藤君が演奏するのは、11月4日の予定です。
詳しく決まったらお知らせします。
開催日:11月4日14:00〜
場所:小桜館

横丁アートセッション06実行委員会はこの事業を応援しています。
開催日時:11月3日、4日

建築に関する大工技術、設計・製図を学ぶ山形工科短期大学校(長井市伊佐沢)の学生たちによる学校祭。
楽しいアトラクションや、毎回好評を得ている横手やきそばなどの飲食屋台などなどおいしい企画です!

山形工科短期大学校HP
http://www.yit.ac.jp/


※写真は昨年の様子です。

横丁アートセッション06実行委員会は、この事業を応援しています。
開催日時:11月3日午前

長井北中学校全生徒による、6人一組の共同制作オブジェ、79作品を小桜館周辺の路上に展示します。
作品には制作者が常にいて、見に来てくれた人に作品を解説したり感想を聞いたりなどの交流(コミュニケーション)を行い、地域のみなさんとのふれあいの活動にしたいと考えています。みなさんぜひ見にいらして下さい!

横丁アートセッション06実行委員会は、この事業を応援しています。
公演日時:11月3日、4日(時間と場所は確定次第おしらせします)

音楽のために創られた場所ではない、何気ないまちなかがライブ会場になります。
耳で音楽を聴き、心が呼応し、目に見える風景は…


==アーティストの紹介==

1.「風絃流し」
http://huugenn.hp.infoseek.co.jp/index2.htm

ケーナ、バイオリン、ギター、打楽器による風のインストサウンド。
いわゆるフォルクローレやワールドミュージックではなく、POPでどこか懐かしくも新しいサウンドは、各地で話題になっています。

インターFM「ブルーラグーン」内で番組BGMに使用されています。
ラジオ出演多数。

実際のライヴ演奏が好評で、都内でのライヴハウスや公共施設、イベントの他、大阪、兵庫、山形などでも地方公演しています。
今年も近畿、九州、東北など各地決定しています。
年齢を問わず、小さな子供から若年、お年寄りまで幅広く支持されています。

メンバーのうち2名は長井出身です。全国展開で頑張る彼らの完成度の高い音楽をぜひ聴きにきてください!!


※写真は「風絃流し」


※その他アーティストにも出演交渉中です。
公演日時:11月3日(金・祝)午後

何気なく入った小道が…すぐ横を流れる水路が…変わらない町並みが…私たちの舞台になる…。

その土地で生活していても、遠い所に住んでいても、感じようとする心の持ち方一つで自分を包む世界の“リアル”は如何様にもカタチを変え、「街」を形成する全ての要素は、時に厳しく、時に優しく人々を支える様に、ただ“存在”しています。

「感じよう」と考えるのではなく、ただ在るものを、ただ「感じる」。“今”を生きるエネルギーで満ち溢れた子ども達は、その身体・その動き・その表情全てを使って、成長とともに忘れかけてしまっていたそんな感覚を、私達に思い出させてくれるでしょう。

“ここ”にも“そこ”にも“あそこ”にも、新しい発見や胸躍る瞬間、心安らぐ場所があるのだ…という事を、地域の子ども達と共に、街中へ発信できることを願っています。
(設楽穣嗣)


==設楽穣嗣プロフィール==
東北芸術工科大学卒業
学生時代、HIPHOP・ブレイクダンス等のストリートダンスを始め、東北を中心に多数のクラブイベントにゲストダンサーとして出演。大学卒業後にバレエ・ジャズダンス・コンテンポラリーダンスと出会い、技術と表現力・演者と観客の関係性を追求した独自の表現方法を創り上げるべく、様々な地域のワークショップや公演に参加・出演を重ねる。

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