よっちゃん堂のあくがれてゆく日々3

▼7月10日(水) 晴れのち曇りのち雨

久々におこわ赤飯プリンなど直売所に搬入。
ちょっと休むと再開したときなんか後ろめたい気分になるものです。

秘伝豆の除草&中耕。
けづっ太郎、一年ぶりの登場。

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もうひとつの武器、刈払機のカルチアタッチ。
こいつはパワーは良いんだけど、3時間も担いでるとくたびれるんです。
振動工具というそうです。

7割方の列を土寄せしたところで雨。

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5日ぶりに田んぼに行ったらビシッとしていた。
追肥が効いている感じだ。
こんないい姿になったのは初めてで嬉しい。

肥料と除草剤、すごいパワーだ。

自分は無農薬とか有機とか無肥料とかから農業に入ったので、
慣行というか、一般的なイネ作りも体験しておいてもいいかなと。

何が何でも無農薬!

何が何でも除草剤!

どちらが正しいなんてその人の状況でしか決められない。

農薬を使う人の理屈と、有機無農薬にこだわる人の理屈の違いを
知ることで、農村に暮らすということが少しづつ理解できるのかも。

また有機とかにこだわりすぎて、縛られすぎて、
地域で暮らしづらくなるのもいやだと思う。

最近、自分は農業がやりたいんじゃなくて(やりたいんですけど)
農村に住みたい、暮らしたいが先なんだな、と思ったりします。

だからどっちとも付き合いたい。
だからどっちともとしゃべっていっぷくして酒飲みたい。

なんで農薬を使わないのか。
なんで農薬がなければ農業できないのか。
共存は出来ないのか。
どちらかが正しくて、どちらかが間違っているって誰が決めるのか。

こういう風に考えるようになると、二本松とか高畠とか小川町とか
有機を広範囲とか行政レベルでやっている地域のすごみを感じずにおられない。
有機農業者の歴史もまた戦いの歴史ですね。

何とかかんとか言ったり思ったりしても、
自分が家族とともに暮らしているのは伊佐沢なので、
ここで快適に暮らすには、農業するにはどうしたらいいか。
これからも模索が続くでしょう。

あと、楽しくないとねぇ。
ねぇ?

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2013.08.20:yochan3

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