よっちゃん堂のあくがれていく日々2

▼3月11日(日) 雪のち晴れのち雪

何事も無かったかのように今日も蔵仕事へ。

ビン詰めしたお酒をお湯で殺菌する「火入れ」と、
P箱(酒屋さんに積んである1升ビンが6本入るあれ)を
高圧洗浄機で洗って一日が終了。
今日は時間が経つのがやたら早く感じたなあ。

そういえば、大地震から一年ですが、酒蔵に勤め始めてから
ちょうど2ヶ月になりました。
1月11日だったから覚えやすくて。

去年の今頃は、こんなことになるなんて思っても見なかった。
一昨年の今頃も同じことを思ったっけ(笑)。

蕎麦屋を親方にお返しして辞めさせてもらって、
家を借金して買ってセルフリフォームして、
加工所を新しく立ち上げて、田んぼも畑も作って、
酒蔵に一冬お世話になるという、、、この展開どーよ??
僕は面白い。

ただこうなったのも、大震災があったからに間違いない。
あの時に、停電したりガソリン無くなったり通信が途絶えたり
原発が壊れたり、いろいろいろいろ本当に考えた。
そして被災地を実際に見て、いろいろいろいろ考えた。
自分たちの暮らしや生き方について、いろいろいろいろ考えた。

☆よっちゃん堂+農業+酒蔵☆
この3本柱で、なんとなくこれからの山形ライフが始まりそうです。

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うちの前の畑で浅葱を作っているおじさんから、浅葱をどっさり頂く。
留守中の玄関先に蔵高宿の生蕎麦と親方が作った大根がどっかり。
笠地蔵じゃないですが、これが伊佐沢の豊かさです。

浅葱は春キャベツと炒めてパスタに。
生蕎麦は早速湯がいて頂きました←取り合いだず。


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塩味パスタは柚子こしょうも合いますな。

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金柑も煮たぞい。懐かしい味だな〜。


こんなにも豊かな日常が、当たり前じゃなくて、でも特別でもない日々。
こんな暮らしが続くことを幸せと呼ぶのでしょう。

明日からまた頑張っていきまっしょい。
合掌。
画像 ( )
2012.03.11:yochando?
[2012.03.13]
ほんとに (hamash)

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