冬の特別企画!「紅いろ藍いろ彩るくらし展」開催
山形の歴史を彩ってきた紅花(べにばな)と、庶民の暮らしを支えた藍(あい)。この二つの色に焦点を当てた特別企画展「紅いろ藍いろ彩るくらし展」が、河北町紅花資料館にて開催されます。資料館の貴重な収蔵品から、江戸時代後期から大正時代にかけての紅染・藍染の美しい衣装が一挙に公開されます。
企画展「紅いろ藍いろ彩るくらし展」概要
- イベント名: 紅いろ藍いろ彩るくらし展
- 会期: 令和7年12月12日(金)~令和8年2月11日(水・祝)
- 開館時間: 冬期 9:00~16:00(最終入館15:30)
- 場所: 河北町紅花資料館 紅の館1階企画展示室
- 展示内容: 江戸時代後期から大正時代までの紅染衣装・藍染衣装
紅と藍が織りなす日本の繊細な美意識
本企画展では、紅花から抽出される「紅いろ」と、庶民の暮らしを支えた植物の藍から生まれる「藍いろ」という、日本の伝統的な染色文化を代表する二つの色に焦点を当てています。
特に、山形が一大産地であった紅花の染料は、その製造過程の煩雑さから非常に高価であり、鮮やかな紅色は古来より貴重な色とされてきました。一方、藍染は庶民の衣類にも広く使われ、時代や地域によって多様な「藍」の表情を見せてくれます。 江戸から大正にかけての貴重な衣装を通して、二つの色が持つ奥深い色彩の魅力と、当時の人々の繊細な暮らしの美意識をぜひご体感ください。
休館日と年末年始の注意点
会期中、以下の日程は休館となりますのでご注意ください。
- 年末年始休館: 12月29日(月)~1月3日(土)
- その他休館日: 1月8日(木)


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