ぶっくぶくの部屋

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このブログも輪行もサボッているうちに秋風は冷たく
なってきてしまった。
昨日は意を決して長距離輪行へ。
久々の50km超えはかなりキツかった、が秋晴れの
わが置賜盆地の疾走はなかなか爽快でもあった。
途中のオバコ焼き、豆腐、芋煮も美味!
ダイエットなんて気にしてらんね。
ガンガン自転車こいで、ガンガン食って、そしてガア〜っと
寝ればそれでシアワセ。これぞ単純中年男の真骨頂。
で、だいぶたまっちゃったんで、二言三言のコメントで
お茶濁すことに…、面目ない…。

File No.320
『ニュースキャスター』大越健介(文春新書 750円)
オススメ度★★★☆☆

ご存じ、NHK「ニュースウォッチ9」のキャスター。
TVをあまり観ないオレが唯一進んで観る番組のひとつ。
年齢や背格好も少々似ているせいか、前から親近感を持っている。
こんなことを考えながらキャスターを務めてるんだ、と感心
させられたり、納得させられたり…。

File No.321
『別海から来た女』佐野眞一(講談社 1500円)
オススメ度★★★★☆

「木嶋佳苗」という名前を憶えているだろうか?
そう、何人もの男たちを殺したり、騙したりして今年4月に
死刑判決を言い渡され、世間の耳目を集めたあの女である。
木嶋に、エクソシストのような悪魔性を感じた著者が、事件と
裁判を追い続けた秀逸のノンフィクション。

File No.322
『デパートへ行こう』真保裕一(講談社文庫 743円)
オススメ度★★★☆☆

創業祭を迎えた老舗デパートで真夜中に起きる奇想天外な出来事。
男に復讐しようとする女、生きる希望をなくした男、元刑事、高校生
カップルなどが巻き起こす活劇。
少々コミカルな展開ながらも、最後は泣かせる結末が待っている。

File No.323
『ツナグ』辻村深月(新潮文庫 630円)
オススメ度★★★☆☆

一生に一度だけ死者との逢瀬を叶えてくれる使者(ツナグ)。
4人の逢瀬と、終章にツナグ自身の物語、という構成。
1回だけのカード、自分だったら誰に会いたい?と考えながら
読んでいるとなかなか面白い。
オレは会いたい人いっぱいいるなあ〜。

File No.324
『ハーバード白熱日本史教室』北川智子(新潮新書 680円)
オススメ度★★☆☆☆

この女性、弱冠30歳そこそこにしてかのハーバードの教壇に立って
いるんだって。それだけでスッゲェ〜って思っちゃうなあ。
で、教えていることは「レディ・サムライ」?
趣旨は読んでわかるけど、いまいちピンとこない。
この「白熱…」というのもマイケル・サンデルにあやかっているようで
なんか感心しないなあ…。あくまでオレの個人的感想だけど。

File No.325
『【新訳】読書について』ショウペン・ハウエル著
渡部昇一編訳(PHP研究所 950円)
オススメ度★★☆☆☆

ショウペン・ハウエルとは、18世紀のヨーロッパの哲学者。
その著書のひとつを渡部昇一が箴言集的に編訳したのがこの本。
ご多聞に漏れず、若い時にはこういう本に最も興味を持った時も
あったが、現実社会にどっぷり浸かっている今となってはもはや…。
「誰しも自分の関心にあうもの、すなわち自分の思想体系や目的に
合致するものしかとどめておけない」
少し悲しい気もするが、けだし名言である。

File No.326
『あなたへ』森沢明夫(幻冬舎文庫 600円)
オススメ度★★★☆☆

映画を観たその帰りにこの原作本を買ってすぐ読んだ。
相変わらず「性急な凝り性」の自分に苦笑い。まあ、永く続かないから
持っているということもあるんだろう。
歳を経ると、こういうシミジミとした物語に感動をおぼえる。
高倉健、とても81歳とは思えないほどカッコイイねえ〜。
大滝秀治、遺作になっちゃったねえ〜。滋味深い役者がまた一人…。




2012.10.09:ycci:count(1,112):[メモ/コンテンツ]
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