ぶっくぶくの部屋

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言いたかないけどアツイ。
ヤセがまんも限界に近い。
今日もサウナにいるような幻覚を感じた。
実際のサウナは水風呂というクールダウンの楽しみが
あるが、現実はただアセあるのみ。
自転車乗る気もしないし、読書もはかどらない。
必然的にブログのアップも大幅ペースダウン。
そんな時に知人某氏からのメール。
「1か月に4冊は新刊本を読むことにしました。貴君にも
読んで欲しい本があります」
くわっ〜!手厳しいムチ!

File No.249
『流星の絆』東野圭吾(講談社文庫 838円)
オススメ度★★★☆☆

東野圭吾と言いや、今やチョー売れっ子作家だねえ。
本屋に行くとそれがよくわかる。
とにかく彼の本がやたら目につく。
以前はよく読んでいたが、こうなると稀代のソンピン者としては
熱が冷めてしまうようなところがあって…。
この『流星の絆』も少し前まで単行本が平積みしてて、
気にはなっていたが、あえて買ってなかった。
それが、文庫本になったとたん、躊躇なく購入。
オレもケチくさいというか、ゲンキンというか…。
でもね、多分一度きりしか読まないような本に2000円近くも
払うのは、どうしても躊躇っちゃうワケよ。
それだったら、涼しいところで映画でも観てた方がいい。
それでなくとも、年間の本代がバカにならなくて。
文庫本・新書、そして図書館、そしてそして人からの借用などを
フル活用しなきゃ。

で、この本、さすがに当代一流のエンターテイナーだねえ。
なかなかの長編だけど、面白さバツグン。
何者かに両親を惨殺された兄妹3人は流れ星に仇討を誓う。
14年後に、ようやく敵の姿が見え始めた時、なんと、妹が
その敵の息子に恋してしまう。
キーワードになるのは「ハヤシライス」。
そう言えばずいぶん食べてないなあハヤシライス。
どんな味かも忘れてしまったぐらい。
それとも、ひょっとすると食べたことがないのかも、って
思うぐらい記憶が遠い。
(近々食べてみよっと。でもどこで食べれるんだろう?)

そして、物語は思いもよらぬ結末を迎える。
え〜、そういうことだったの!?ってなカンジ。
オレは、そりゃないだろっ、とも少し思ったなあ。
オレだったら、そういう結末にはしないなあ。
そんなことをアレコレ考えるもの、推理小説のひとつの楽しみ。

多分読んでる人が多いと思うけど、まだの人は盆休みにでも
楽しみながら読んでみては。
暑さしのぎにはもってこい、だよ。

2011.08.09:ycci:count(694):[メモ/コンテンツ]
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