ぶっくぶくの部屋

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昨日のブログを見た知人からさっそくメール。
「オマエ、わりとそそっかしいんだなあ。安心した」
へっ?何で「安心」なの?
「緻密(≒こまい)で、厳格(≒カタい)なイメージ
あっからなあ」
何をおっしゃるうさぎさん。
電源コードひっかけてデータ消失なんて一度や二度じゃ
ありゃせんぜ。
シートベルトしたまんま車を降りようとしたことも数度に
及んでおりやす。
自慢じゃあないが、飲食店に並んで入ったことがない。
ん?、1回か2回ぐらいあっかな。
新宿の人気ラーメン店に行きたいって知人がしつこく言う
もんだから、いやいや、ほんとにいやいや並んだ。
時間にしてわずか10分足らずだけど、オレのイライラは
最高潮に達し、もう顔真っ赤!
もうそうなったら、何食べてもウマいはずがないんで…。
その上「緻密」だなんて。
オレの机見れば誰でもわかる。職場も家も。
まあ「イラチ」というよりは「せっかちのズグダレ」という
最悪のパターンだな。
この歳になって性格直んないし…。

File No.217
『八日目の蝉』角田光代(中公文庫 590円)
オススメ度★★☆☆☆

これ、昨年NHKでドラマ放送したんだって?
オレは当然観なかったけど、観た人が「すっごい面白かった」
と言ってた。
原作を読んだ人も口々に「こりゃ面白い」って言うんで、
そんじゃあオレもご相伴にあずかろうかと。
主人公の女性希和子が不倫相手の家庭から乳児を連れ去り、
日本列島を西へ西へと、いろんな女たちにかくまわれながら
逃亡を演じる物語。
確かに0章の立ち上げもいきなりリズムに入っていけるし、
1章の逃亡劇もいろんなバリエーションがあったそこそこ
面白い。
そして2章は、前半で解き明かしていないいろんなことを
ひも解いていく趣向になっている。
ラストもそれなりに劇的で、センスも良い。
だけど…、
オビに書いてるコピー
「心を震わせるラストまでページを繰る手が止まらない!」
はかなりオーバーな表現だ、とオレは思う。
確かにこういう本は一気に読んだ方が面白い。
かく言うオレも、昨晩一気に読んだ。久々に2時過ぎてしまったけど。
ふつう、このぐらいの時間まで睡魔を遠ざけて読むと、読み終わって
からも目がさえてなかなか眠れないもんだけど、あっさり眠って
しまった。
ん〜、ということは、オレにとっては、
そこそこ面白いけど、すっごく面白くはない、ということか。
まあ、前評判が高いものには懐疑的になってしまうという
「そんぴん」な性格もあっかなあ。

せっかち+ズグダレ+そんぴん=???

2011.02.27:ycci:count(1,123):[メモ/コンテンツ]
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