ぶっくぶくの部屋
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うれしいニュース
風邪でぼうっとした頭のまま、朝刊を眺めていたら、
眠気も覚めるチョーうれしいニュースが目に飛び込んできた。
米沢出身の大投手、故皆川睦雄氏がついに野球殿堂入りした。
同じ米沢の人間としてこんなにうれしいことはない。
今から10年ほど前、氏の近くでしばしそのオーラを浴びた
時のことを思い出した。
その柔和な物腰と謙虚な人柄にふれ、いっぺんで氏の大ファン
になってしまった。
しかし、氏はその数年後に鬼籍に入ってしまった。
かえすがえすも残念でならない。
でも、雪国から来たサブマリン、皆川睦雄は永遠に不滅だ!
ガンバレ米沢球児たち、先輩に続けえ!
File No.209
『40代からの節制は寿命を縮める』和田秀樹(朝日新書 740円)
オススメ度★★★☆☆
これは完全に「オビ買い」。
だって、オビに大きく「ちょいデブが一番長生き」って書いて
るんだもん。これは読むっきゃないって。
しかも、著者が前に読んだ『テレビの大罪』の和田秀樹とあれば
期待は膨らむ。
読んでみると、これはこれは…。
期待を裏切らないどころか、ちょいデブには光明ともいうべき内容。
まず、前にも書いたかも知れないが、BMI25〜30のいわゆる
太り気味の人が一番長生きという統計上の事実。
BMIを復習すると、体重(kg)を身長(m)の二乗で割ったもの。
オレの場合は、◯◯kg÷(1.71☓1.71)となり、
その答えは、まさに25〜30にジャストイン。
さらに、コレステロールが高いと、「血管の弾性をよくする」とか
「がんになりにくい」とか「長生き」という疫学データがあるあそうだ。
もちろん、高すぎれば脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まるのだが。
この本は、無理な節制(我慢)や非科学的なダイエットは
かえってがんのリスクを高め、身体の老化を促しかねない、という
ことを、いろいろなデータや精神科医としての経験や考えなどから
論じている。
EQ(こころの知能指数)は歳を経るごとに高くなっていくという
のは間違いだということも。
歳をとればとるほど、自分の考えや好みを変えられない。
これはみんな覚えがあることかも知れない。
この人は好き、この人はキライ。あの人はこういう人、という
固定観念に縛られ、いわゆる「バカの壁」を厚く作ってしまう。
それこそが、脳の老化だと著者は警鐘を鳴らしている。
言動に表れる老化とは
1.欲望の低下
2.創造性の低下
3.思考の柔軟性の低下
4.イライラしやすい
5.自発性の低下
6.感情失禁
の6点だそうだ。
まあ、程度はあれど、いずれも当てはまるような感じで、オレも
少しヤバイかも。
認知症の初期に低下するのは前頭葉の機能。
その前頭葉を刺激するのがギャンブルやバイアグラ(≒恋愛)。
まあ、ギャンブルはたまに麻雀や競馬やってるからなあ。
もう少し、アツくやってみようかなあ。
バイアグラ?、それはちょっと…。
まあ、BMIが25以上の人は、この本をぜひ読むべきだろう。
18.5未満の人は読まない方がいいかも(自信なくすかもよ)。
2011.01.15:
ycci
:count(1,059):[
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