ぶっくぶくの部屋

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所用があって大峠レンボーラインを通ってきた。
ちなみに、この「大峠レンボーライン」というのは、
オレが勝手によんでるわけではなくて、開通した時に
一般公募して選ばれた正式な愛称。
で、いつもの道を快適に運転していき、米沢から喜多方
に向かう最後のトンネルを抜けてから様相が変わった。
いつものループ状に下っていく道じゃなく、まっつぐ
つながっている。
ああ、そうだ、この道今月全線開通したんだっけ。
うむ〜、なかなか快適な道路だ。
旧道より西の山側を迂回してはいるが、直線的で
快適なせいか、会津との距離がまた一段と縮まったような
気がする。
それにしても、計画段階から数えると30年ぐらいかかった
んじゃないかなあ、この道路。
そう考えると、道路インフラの整備ってかなりの年月を
要する仕事なんだねえ。
かたや同じ30年級になりそうな東北自動車道も、工事の
進捗がようやく目に見えるようになってきた。
新幹線と高速道路の二大動脈が米沢に通う日も近い!?
でも、念願かなった日には運転免許ないかも、との、
主に60歳代以上の方々の不安話もチラホラ…。
ちょっとシャレになんないかもなあ。

File No.174
『世界夢の旅 BEST50』(講談社 1600円)
オススメ度★★★☆☆

活字ばかりが本ではない。
たまには気分転換で写真集でも眺めようかなあと思って
ひっぱり出してきたのがこの本。
この世にこんなところが本当にあるのかと思うほどの
絶景のオンパレード。
写真を観ながら旅に夢を馳せるのにピッタリ。
テンションが少々下がり気味の日曜の夜にピッタリ。
テンションが少々上がる週末の夜にもピッタリ。
(ちなみに、オレは週末の夜に放送される「世界まち
歩き」をこのごろ欠かさず見ることにしている。
録画してでも見る。自分が旅している気分になれるん
だよなあ)
しかし…
この本に載ってる50か所、どこにもオレは行ったことがない。
この先、行ける見込みもあまりない。
想像を超えるような絶景に出会うと、人は人生観も変わると言う。
そういう意味では、世界中を旅している人から比べると、
オレなんてしょせん井の中の蛙。
想像を超えるような感動が少ないから、ものの見方というか
捉え方、受け止め方のフレームが小さいんだな、きっと。
うむむ、楽しい想像の旅だったのが、だんだん自己卑下になって
きてしまった…。

気を取り直して。
この中で、どこに行ってみたいか、と自問すれば。
間違いなく一番は「ナラーバー平原」。
場所はオーストラリアの南西。
説明文を引用してみる。
「一望千里の広野がグレートオーストラリア湾に面する海岸で
突如終わり、一気にダイナミックな断崖となる」
これを本当に目の当たりにしたら、オレもきっと人生観変わるかも。
説明文の最後に
「パースから車で2日間ほどかかる」!
うっぷっぷ、そういう距離感がまずわからん。
じゃあ次。
砂漠の摩天楼「シバーム」。
ユネスコ世界遺産の全集を買った時、数ある中でも、ここに
目が釘付けになった。
場所は「イエメンの首都サナアから空路でサユーンへ。そこから
車で…」聞いたことない地名ばっかで、どのへんにあるのかも
よくわからん。まあ、中東ぐらいはわかるけど…。

まあ、夢の灯火さえ細々と絶やさずにいれば、人生どうなるか
わからんから、行けるチャンスもひょっとしたらあるかも
知れない、と自分自身に言い聞かせるしかない。
「その夢もそのうち眠ったままになっさ」と悪魔のような声も
聞こえてくるが…。


2010.09.26:ycci:count(1,105):[メモ/コンテンツ]
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