ぶっくぶくの部屋

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「暑さ寒さも彼岸まで」とはよくぞ言ったもの。
今日は彼岸の中日。
米沢は最近数日しのぎやすい日が続いたが、
それでも今日は一段と涼しい、というか肌寒い。
超暑がりのオレとしては、この気温15度前後が
ジャストフィットなのだが…。
昨夜来の雨も今日になって小糠雨に変わり、絶好の
露天風呂日和とばかりに、とある温泉へ。
シトシト雨が降る中、温い露天風呂に浸かっていると、
妙に心が落ち着いて来る。
やっぱ、露天風呂は雨の日がサイコー。
他のお客さんも少ないし。
実はオレ、「自転車狂い」の前に「温泉狂い」なんで。
県内44市町村(当時)全湯制覇チャレンジの最中なんざあ、
まるで何かにとり憑かれたかのよう。
今だったら、パワーも時間もなく、到底かなわぬことだったろう。
まあ、下らないと思うようなことでも、やれる時にやんないと、
なあ〜んも出来ないで終わっちまう、と、過去(と未来)の愚行の
数々を無理矢理意義付け始めている今日このごろ。

File No.173
『十三人の刺客』大石直紀(小学館文庫 552円)
オススメ度★★★☆☆

映画『十三人の刺客』、いよいよ今週土曜日封切りだなあ。
PR映像の出来も良いし、庄内映画村でのロケ、そして、
主演の役所広司をはじめ、市村正親、平幹二郎、松本幸四郎、
内野聖陽、松方弘樹などのベテランキャストとあって、
前評判も上々のようだ。
オレも観るつもりだが、その前に読んでみようかと…。
結果は、ちょっと失敗だったかなあ〜。
内容が面白くないワケではない。
「七人の侍」を彷彿とさせるような時代活劇で、エンター
テイメント性も高く、なかなか面白い。
でもね、当然のことだけど、映画のスジが全部わかって
しまうのよ、コレ。
原作から脚本をおこしたものだと、脚色・アレンジの妙も
楽しめて、映画の方が良かったりするケースもあるんだけど、
これはもう、そのままってカンジ。
「映画ノベライズ版」と銘打ってるゆえんでもあろうが。
単刀直入に言うと、「映画を観る楽しみが少しそがれて
しまった」というところかな。

時は江戸後期。
明石藩江戸家老間宮図書が割腹自殺を図ったところから
物語が始まる。
間宮自刃の理由は、主君の常軌を逸した暴虐を、わが身を
もって抗議し諌めることにあったのだが…。

悔しいからストーリーを全部書いてやろうと思ったが
やめた。みんなの楽しみを減じてしまうことになる。
でも、最後どうなっかというと…、
ウソ、ウソ、言いませんからご安心して映画観て下さいよ。



2010.09.23:ycci:count(774):[メモ/コンテンツ]
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