ぶっくぶくの部屋

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久しぶりにホルモン食った。
いやあ、食った、食った。
ずうっと食ってなかった分まで食った。
で、ちょっと足の親指の付け根がジーンってカンジ。
そう、わかる人はわかる。
ビールとホルモンが大敵と言われている○○。
でも、やっぱ禁断の味はうめえ〜よっ!

File No.135
『発達障害かもしれない』(光文社新書 700円)
オススメ度★★☆☆☆

前から発達障害に関心があって…。
好奇心という少々不謹慎な関心じゃなく、きわめてマジメな
問題意識として。
この本でとりあげているのは、高機能自閉症やアスペルガー症候群
などを含む「自閉症スペクトラム」という考え方。
つまり、境界線をあまり厳格にせず、発達障害と言うのは連続して
いるものだという考え方。
それだけ、発達障害の診断と言うのは難しいらしい。
ましてや、LD(学習障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)と
なればなおさらだ。
一応、国際的な機関が取り決めた基準はあるが、それを読んでみても、
素人のオレにはあまりピンとこない。
そもそも発達障害ということに関心を持ったのは、「スワンベーカリー」
を読んでから。
このスワンベーカリーというのは、クロネコやまとの宅急便で物流の
一大革命を起こしたヤマト運輸元社長の小倉昌男(故人)が、社会
福祉事業として、後半生を賭けて取り組んだ障害者の自立ビジネス
モデル。
オレは能力も財力もろくにないが、「少しでも人のために役立てるような
人生でありたい」という考えだけは常に抱きつづけている(いたい?)
そんな思いが芽生え始めてきた頃、小倉昌男の本に出会った。
感動した!
そして、実際の店舗も見に行った。
そうしているうちに、
なんで障害が起きるのか?
障害に関する病気ははっきり区別できるのか?
障害は治るのか?
社会に生き自立していけるのか?
健常者はもっと歩み寄り、同情じゃなく、当たり前に共生していけない
のか?
という、疑問や問題意識が次々と生まれてきた。
いろいろな本を読んだり、人の話を聞いたり、軽度の発達障害を持つ
子どもと交流してみたりしてきて、少しづつ、何となく、わかって
きたところもある。
この本も、相応の答えを用意してくれていた。
障害が起きる原因はわからない。
男子に多く現れるのも、よくわかっていない。
しかし、イギリスのローナ・ウィングの言葉は、きわめて示唆深い
ものだった。
「私たちの方から、彼らの世界に近づいていく努力をするしかない。
そして、彼らの世界や文化に近づき得た人たちだけが、彼ら一人
ひとりを私たちの世界に導いてくることができるのである」
「導ける」人間の一人にオレもなれたらなあ、とつくづく思う。
浜田廣介が揮毫している「強く優しく男の子」という言葉が
今さらながら胸に響く。
オレもまだまだやなあ〜。
でも、まだまだだと謙虚になれるのは、本を読んでいる唯一の
効用かもしれない。
2010.04.11:ycci:count(924):[メモ/コンテンツ]
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