ぶっくぶくの部屋

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始めてまだ3カ月ぐらいしか経っていないのに、
あっちゃこっちゃで「ペダリスト宣言」をしてしまって、
ちょっとハズカしい。
こうなったらカンタンには止められない!と、今日も
曇天の中いざスタート。
1時間ぐらいしたら不安的中して雨…。
ぐちゃぐちゃになりながら復路10kmを必死で帰ってきた。
ふうっ、ペダリストもラクじゃない。

File No.66
『自転車入門-晴れた日はスポーツバイクに乗って-』
河村健吉(中公新書 780円)
オススメ度★★☆☆☆

著者は、自転車歴3年でこの本を書いたんだって。
自転車のメカニック、マナー、交通法規、地理、歴史…と
何でも詳しく書いているので、よっぽどハマったに違いない。
いろいろ感心させられることが多かったが、中でも、
「自転車はすぐれた有酸素運動で、メタボ解消にはもってこい」
というくだりには、思わずしてやったりとニンマリ。
このごろ「少しシマってきたんじゃない?」って言われるのは
まんざらお世辞ばかりではないかも…。
いいぞ、いいぞ、どれどれ、と体脂肪計付体重計にのると…、
ガッカリ。世の中そんなに甘くない。
この本が良かったのは、中高年のビギナーが書いているので、
基本をおさえ、ムリせず、楽しむことを主眼にしていること。
「自転車に乗って気持ちがいいのは、軽快感と爽快感」という
意見には全く同感。
また、「年をとるとイヤな事件や批判すべきことが目につく。
体力の衰えを覚えることもある。だからこそ気分を変えて
自転車に乗ってみよう、きっと新しい生活が開ける」という
著者のメッセージには、少し感動すら覚えた。
ちょっと不満だった点は、サイクリングコースを紹介する
部分がほとんど東京の多摩地区ばかりだったこと。
そんなとこ走れるワケないし、地名もよくわからん。
そこがビギナーの食い足りないところ。
これから、全国のサイクリングロードを走破して、第2弾
を出してほしい。
さてさて、本日は「晴輪雨読」ならぬ「雨輪雨読」。
帰ってから、たっぷり1時間かけて自転車をカラ拭きした。
だんだん心が落ち着いてくる。
五木寛之がクツ磨きをジックリやっていると心が深く落ち着いて
くる、というような意味のことを書いていたが、それは
自転車磨きでも言えるかもしれない。


2009.08.09:ycci:count(912):[メモ/コンテンツ]
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