ぶっくぶくの部屋

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米沢出身の漫画家と言えば、循環バスでおなじみの
ますむらひろしさんですよね。
でも、もう一人いたんです。ラズウェル細木。
この方が米沢に帰ってきた時、っていうか、取材しに来た時、
私の職場の上司が一緒に飲んだんですって。
で、この本は上司からもらった、いや、貸していただいたもの
であります。
「オマエ少しカタイから、たまにはマンガでも読め」ってことかしら?

File No.55
『酒のほそ道 25』ラズウェル細木(日本文芸社 590円)
オススメ度★★★☆☆

ひさびさのマンガ。
ごく一部のものを除いて、あんまりマンガ好きじゃないんですが、
これは面白かった。
だって、米沢や高畠、川西のことが出てくるんですよお。
これは、主人公であるサラリーマンの宗達が、いろんな店や
いろんなところ、いろんな場面で、酒と肴を楽しむオムニバス。
最初にグ〜と飲むビールの上手さを絶妙に表現しています。
きっと、この作者自身が、酒と季節の肴をこよなく愛していて、
マンガのネタもすべて自ら仕入れたものでしょう。
米沢・置賜が舞台となるのは、第18話から第20話。
米沢牛の「Y亭」、「T光の酒蔵」「Hくれない」、しめラーメン
の「Hく」、その近くの「B慶」、川西の「T平」、高畠の
「Tワイン」、「Sワイナリー」と、ご存知・おなじみの
とこばかり。
挙句のはてには、登場人物も、「ああ、この人は○○さんだあ」
ってすぐわかる地元の人。
ちなみに、一緒に飲んだハズのわが上司は登場しませんでした。
ザンネ〜ン。
マンガに出てくるなんて、テレビに出るより難しいですよ、たぶん。
でも、このマンガ、「酒と肴の歳時記」って副題が付いている
だけあって、これでもかっていうほど酒・酒・酒、そして肴。
ああ、私も「梅酒」でも飲もうかなあ。
実は、最近「果実酒の作り方」に関する本を何冊か買って、少し
ずつチャレンジしようかなって。
まずは手始めにポピュラーな「梅酒」。
そして、ちょっともったいないけど「さくらんぼ酒」。
これからの季節、氷入れて果実酒なんてサイコーですよねえ。
だって、私、事情があって、ビールはあんまり…。

最後に、はじめに書いた、ごく一部のマンガを除いては、という
そのごく一部とは、麻雀マンガなんですう。
これだけはべつ腹、でなくてべつモノ。
S君、読んでますよお、「坊や哲」。あれも面白いねえ。
2009.06.24:ycci:count(1,271):[メモ/コンテンツ]
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