ぶっくぶくの部屋

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4月に入ったら街に若葉マークの車が目立ちますね。
今春就職したルーキーたちなのでしょうか。
きっと、初々しい気持ちと、将来への期待と不安が入りまざった
ような感じなんでしょうね。
素直に、そして心身ともにタフにがんばってもらいたいものです。

File No.32
『就活のバカヤロー-企業・大学・学生が演じる茶番-』
石渡嶺司 大沢 仁(光文社新書 820円)
オススメ度 ★★☆☆☆

じつは、これを書くの2回目でして…。
というのも、かなり自分としては熱く書いて自己満足し切って、「さあ」
と【投稿】をクリックしたら、な、なんとログアウトしてしまいました。
トホホ…。
ただでさえ疲れがたまる週末。何だか萎えてしまいました…。
ちょっと気を取り直して。
いやあ、変わってきているとはわかってたつもりでも、これほどまで
「就活」が様変わりしていたとはオドロきました。
インターンシップという名を借りて、大学1年から「超青田刈り」が
始まっているという事実。就職情報会社の「マッチポンプ型」就活ビジネス。
本来は学問の場であるはずの大学のジレンマ。
などなど、就活にかかわる問題は根深いものがあります。
「自己分析なんかより、まずは自立のために働いてみるという、
シンプルな原点への回帰」という作者のメッセージには、大きな共感を
覚えました。
「就活」の実態を知り、その本質について考えるにはオススメの一冊です。
でも、この本の発行時(昨年秋)と今の就活をとりまく経済環境が大きく
変わってしまっていることや、「バカヤロー」の矛先が少し甘い、という
あくまで個人的見解から、あえて★はふたつ、ですかねえ。
2009.04.03:ycci:count(694):[メモ/コンテンツ]
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