ぶっくぶくの部屋

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昨年・一昨年と2年続けてインフルエンザにかかり、
不覚にもダウンしてしまったワタシ…。
とくに、昨年は、予防接種もして、そろそろインフル
エンザのシーズンも終わりというころにかかったので、
ちょっとショックでした。
今年も風邪ひいて、長かったなあ。
そんな反省の意味を込めて、感染症についてちょっと
勉強してみようと思いまして…。

File No.12
『パンデミック-感染爆発から生き残るために-』
小林照幸(新潮新書 680円)
オススメ度 ★★☆☆☆

「日本で新型インフルエンザが一人でも発生した場合、
わずか2カ月で人口の25%が感染し、最大で64万人が
死亡する」という推測を厚生労働省が発表しているそうです。
ひえ〜、抵抗力の弱い私なんかひとたまりもないじゃん、と
いきなりめまいを覚えました。
史上最悪のパンデミックは、20世紀はじめのスペイン風邪。
感染者5億人以上、死亡者4千万人!
ちなみに、題名にもなっているパンデミックとは「世界的
大流行」、それに対し、映画でも有名になったアウトブレイク
とは「限局された地域での感染症流行」という意味だそうです。
本書は、「H5N1型鳥インフルエンザ」の近い将来における
パンデミックに警鐘を鳴らすことが主旨。
この新型インフルエンザは、15歳から35歳の若年層がアブ
ないとか。なぜなら、免疫系が活発であるがゆえにサイトカイン
ストームという現象がおきて、本来の免疫機能が損なわれる
からであるとか。
将来はかなり悲観的なのか?いや、著者はちゃんと最後の方で
「プレパンドミックワクチン」という光明を示唆してくれて
います。
このテの本は、お医者さんが書いていることが多く、時にちょっと
難しかったりするんですが、著者はノンフィクション作家という
こともあって、きわめてわかりやすく書いています。
私と同じような不安をお持ちの方は、ぜひご一読を。
ただ読んだだけではダメですよねえ。手洗い・うがい・マスク・
乾布摩擦(?)を励行しなくては。
ま、まあ乾布摩擦にはまだちょっと肌寒い?ので、春からに
しようかなって…、情けないハナシ。
2009.02.23:ycci:count(607):[メモ/コンテンツ]
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