ぶっくぶくの部屋

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先日、久しぶりに図書館をのぞいてみました。
けっこういらっしゃるんですねえ、利用者の方が。
米沢ぐらいの街の図書館施設としては、ちょっと
寂しい気がしないでもないですが、面白そうな
本はたくさんありますよ。
そこで、衝動的に借りてきたのがこの本。
いやあ〜、大当たりでした。

File No.7
『アダムの呪い』ブライアン・サイクス
(ソニー・マガジンズ 2,000円)
オススメ度 ★★★☆☆

この本は、人類の性選択がどのように行われてきたかを
解きほぐす物語のような展開になっています。
母系で受け継がれていくミトコンドリアDNAのルーツ
を追っていった前作『イヴの七人の娘たち』は世界的な
ヒットになりました。
今回は、父系から息子にのみ受け継がれるY染色体を
追っていった物語です。
13世紀に空前絶後の版図を広げたチンギス・ハーンの
Y染色体を秘めている男性は、現在、およそ1600万人
にも及んでいるとのこと。
主治医が諌めるくらい、毎晩毎晩自分の「種」を植え付け
まくっていたそうですから、いやはや…。
そんなところばっか、真剣に読んでいたわけではないのですが、
チンギス・ハーンに比べれば、現代の男の所業なんて
たかが知れているなあって、変に感心したりして…。
ところで、男たるゆえんのこのY染色体ですが、かなり損傷
して弱っているらしく、やがては無くなってしまうのではと
危ぶまれているそうです。
「この世に男性がいなくなる日が来る」なんて信じられますか?
でも、この間のNHKスペシャルでもそんなことを報じて
ましたよ。
さらに、福岡伸一の『できそこないの男たち』では、「生命の
基本仕様は女であり、男とはしょせん弱き性である」という
ようなことを言ってます。
なんか、私自身思い当たるフシがいっぱいありますねえ。
すぐ風邪ひくし、なかなか治らないし、健康診断の注意事項も
いつもワクいっぱいに書いてあるし…、あ〜あ。
2009.02.06:ycci:count(628):[メモ/コンテンツ]
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