天地人

▼ちょっと後悔のVBV

今から1カ月ほど前、震災の数日後…。
これからは車に頼らず、自転車や徒歩で通勤するっきゃない!
と決意を固め、とあるラーメン屋さんに行った???
その帰り、何気に自転車屋さんに入り、目に止まった
自転車を究極の衝動買いをしてしまった。
時間にすると、わずか2、3分間の出来事。
その後、寒い日や雪の日があって、ようやく自転車を
もらい受けに行ったのは3週間後。
少し冷静になって見ると…???
げっ!、クロじゃん。
オレの愛車たちはブルーばっか。だからVBなのに…。
む?まてよ、クロはブラックだから、Bでいいのか!?
釈然としないままに乗ってるけど、なんか気分が中途半端
というか物足りない。
ちょっと後悔の眼差しを向けると、VBV君は、
「だったらオレを買うんじゃないよっ!」と怒りの言葉。
オレは思わず「ゴメン、ゴメン、それなりに大事にすっから」と
平謝りしながら、お身体を丁寧に拭いてあげた。
なんのこっちゃ!

File No.225
『兵器・武器 知らなかった凄い話』
博学・こだわり倶楽部編(KAWADE夢文庫 543円)
オススメ度★★☆☆☆

災害救援に携わられている自衛隊の方々には、ほんとうに
頭が下がる思いだ。
過酷な現場の最前線にいる彼ら・彼女らには、感謝と労いの
言葉しかない。
そんな気持ちがあるせいか、普段はまず手に取らないような
本を買ってみた。
自衛隊の何たるかを論じているのではなく、書名通り、兵器や
武器について平易に解説してある。
オレは戦記を読むのがわりと好きなんだけど、専門的な言葉が
良くわからないところがあって…。
そのうちのいくつかが、この本を読んで氷解した。
そのひとつが、艦船の名前。
「大和」とか「武蔵」とか。
何となく、旧国名かなあぐらいには思っていたのだが、こういう
ことだそうだ。
戦艦には旧国名が付けられていた→「大和」「武蔵」「長門」…
高速戦艦と重巡洋艦には山の名前→「比叡」「霧島」「高雄」…
軽巡洋艦には川の名前→「川内」「神通」「矢矧」…
駆逐艦には風物や植物→「陽炎」「不知火」「雪風」「朝霧」…
空母には空を飛ぶ動物→「大鳳」「翔鶴」「雲龍」…
ってな具合。
一方、欧米になると、人の名前が多いらしい。
アメリカの空母「ニミッツ」「フランクリン」「ロナルド・
レーガン」などなど。

艦船もいいけど、戦闘機もカッコいいねえ。
だいぶ以前に自衛隊総合火力演習でF15を初めて見たときは
気絶しそうになった。
このF15は日本の主力戦闘機で、202機配備。
配備戦闘機の総数は約350機。
多いのか少ないのか、よくわからないけど。
F15の1機あたり調達価格は約120億円だから、202を
かけると、2兆4240億円!
燃費も1分あたり約2万円!
カッコいいけど、かかるお金もスゴイ。
古来、国防や軍備には相当のコストとリスクがかかることに
なっているらしい。




2011.04.17:ycci

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