天地人

▼オレには合わない

先日、政治評論家の有馬晴海サンの講演を聞く機会があった。
その中で紹介されたのが有馬サンが解説を書いているこの本。
有馬サンの話もまあまあ面白かったので、この本もオモロイ
かなあって思ったんだけど…???
まあ、オレ基本的に政治に関心はあるけど、興味はないから
なあ。
「関心」と「興味」ってどう違う?

File No.86
『鳩山由紀夫の宇宙人語録』鳩山由紀夫研究会(双葉社 700円)
オススメ度★☆☆☆☆

うむ〜、ぶっくぶく開設以来の危機か?
評するに評せないってカンジ。
どうしても、政権奪取した民主党ブームや、「時の人」鳩山由紀夫
にあやかって、急仕立てで作った本としか思えない。
一時期、そのブッとんだ言動で、「宇宙人」のあだ名を付けられた
鳩山サンの問題発言とその簡単な解説という内容なんだが、
オレに言わせると、そんなに奇想天外でもないし、まあ常識の
範囲内、もっと言えば、政治家としてはごく平凡かなあ〜。
何かひとつでも笑えるものはって期待しながら結局最後まで
読んでしまったけど、なにひとつ笑ったり驚いたりするものは
なかった。
ちょっとガッカリ、そして時間とお金を損した気分。
でも、人はそれぞれだから、面白いって感じる人もいるんだろう
なあ。
まあ、オレの感覚には合わなかったということにしておこう。
じゃあ、だれの言動が面白いかって言えば、ジャンルを問わなければ
何と言っても長嶋茂雄サンの右に出る者はいないでしょう。
この人、話の筋道なんてハナから眼中にないかのよう。
野球センス同様に、その言動も天性の動物的カンなのだ。
こういう人間こそ天才!
でも病気されてしまってねえ〜。
懸命のリハビリで復帰されてきたとは言え、もう往事の面影は
影をひそめてしまった…。残念無念。
ん?長嶋サンの話だっけ?

2009.10.24:ycci

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