作谷沢物語(さくやざわものがたり)
白鷹丘陵の最高峰・白鷹山(994M)の山ふところに豊かな見取りとイロハ四十八の湖沼群の「県民の森」 を有する山紫水明の里・作谷沢地区。
この地は、地域の―山―川草木に日々の安穏を祈った庶民信仰の里でもあります。霊峰の同山頂に祀られている虚空蔵尊の祭礼時には、境を接する五つの郡内から老若男女が列をなし参拝に訪れており、いつの時代にあっても人々の願いは、変わることのない現れと申せましょう。
道ばたに色こく咲きみだれる山野草、なにげなくたたずむ石仏もあたたかく迎えてくれます。日本のふるさと、東北のよさをじっくりとみつめ、自然と人間が共有する意味を肌で感じとってみませんか。
1.今も昔も白鷹山とすきんしっぷ
2.獅岩さん、ごきげんよう
3.なぜか花嫁が渡れない橋なんだ
4.コロリと願いがかなう観音様
5.不思議な胎内杉、大火で出現
6.三宝荒神の精気につつまれて
7.勢至堂の本尊、南蛮鉄の懸仏