やまがたホケンセンターブログ

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昨日お伺いしたお客様は72才になるというが、山形弁独特のなまりがなく、お生まれはどちらですか?と聞いてみると、満州の吉林であるとのこと。ご両親のお話をしていただいたが、特にお母さんの歴史がすごい。明治生まれのお母さんは、幼いときに両親を亡くし親戚に育てられ、現在の山形西校を卒業し神戸の短大に入学、幼稚園の先生になったあと、叔父の養子になり満州に渡った。軍人であった養父の部下と結婚した。夫は満州で牧場を経営したところ、明治乳業の満州進出により、それらを買い取ってもらい結構な金額を手にしたとのこと。それらを元金とし、周辺の山を買い、林業を始めた。養鶏も営み軍に卵を収めるなど順調な事業を展開していたところ、開戦により引上げてきたという。なんとも激しいドラマである。

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