やまがたホケンセンターブログ

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昨日お客様から事故の連絡をいただきました。道路を直進走行中、駐車場から出てきた相手車が自車の右後角に衝突したというものでした。お客様としては相手過失100%支払ってくれるだろうという思いでいたところ、相手保険会社からは過失の話をされたとのことでした。民事の観点から見れば相手保険会社の対応は妥当なものといえるでしょう。
事故において今回のようなケースは大変多く発生します。その場合どうお互いに納得してもらえるかというのが保険の仕事にとって大事なことになります。
なんで
なんでですか
2006.12.04:ぽこ:修正削除
過失の考え方
ブログ記載の事故において直進車両が事故を避ける事ができたかと言われれば、避ける事はできなかったと言えるとかもしれません。いかに注意しながら走行していても避けられない事故はいろいろあります。
たとえば、直進道路を走行中に車の前に子供が飛び出してきたような場合も避けられないかもしれません。でも、この場合90%は車の過失となります。
現在、日本には7,000万台以上の車両が登録されています。この狭い国土にそれだけの車両が走っているということで、事故が起こった場合、日本の民事ではお互い様という考え方をとるようなのです。ですから、もし裁判になったとしたら、ブログ記載の事故も100:0にはならないのです。
保険は裁判になった場合の過失割合を基準に支払いがなされるのです。
おわかりいただけたでしょうか?

またのご質問をお待ちいたします。

2006.12.05:えーちゃん:修正削除
結果
先日の事故の結果についてお知らせいたします。
ブログ記載のとおり相手保険会社からは過失の要求がありました。でもこちらのご契約者様は100%相手過失での解決を希望されました。
こちらの損害は小額であり、しかもこちらは2トンの貨物車でした。その後角への衝突ということで、相手目測誤りであることを主張し、こちらは修理費のみでOKということで、結果100:0を飲んでもらいました。
しかし、これらの交渉はご契約者さんが直接相手保険会社と行っていただきました。この場合、私たちはお客様へのアドバイスをさせていただきましたが直接交渉する立場には無いのです。
以上のような解決もあるということです。
2006.12.05:えーちゃん:修正削除
そうなんですか
自分で交渉しなくちゃいけないんですね。こういうのはわからないのであれこれ相手に言われると丸め込まれそうです。
2006.12.05:ぽこ:修正削除
おっしゃるとおりです
おっしゃるとおりです。素人の人が相手保険会社と交渉と言っても、なかなかポイントとらえて応対するのは難しいものです。ご契約される代理店がよいアドバイスをしてくれる代理店かという点がポイントですよ。
もちろん、双方過失の場合は双方の保険会社をとおして話し合いをすることになります。
2006.12.06:えーちゃん:修正削除
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