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『記憶・暴力・システム――メディア文化の政治学』(法政大学出版局, 2005年)
伊藤守/著

社会のコミュニケーション構造の暴力性が露わになる高度情報化社会。メディアは、主流の価値観や意見を「常識」化させ、過去・現在の経験を「記憶」として編制し、政治的多数派の形成を推し進める。権力のテクノロジー、闘争・葛藤の過程としてのコミュニケーションを分析するとともに、オーディエンスの行為はメディアのパワーとどう関わるかを中心に、メディア文化の意味および可能性を問う。
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伊藤 守(いとうまもる)1954年山形県出身
伊藤 守(いとうまもる)

早稲田大学教育・総合科学学術院教授
社会学/メディア・スタディーズ

1954年山形県出身

法政大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。札幌学院大学社会情報学部助教授、同教授、新潟大学人文学部教授、早稲田大学教育学部教授(2000年)を経て、2004年9月より現職。

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