フレンチドレッシング:スタッフヤマガタン（ヤマガタン事務局）

スタッフヤマガタン（ヤマガタン事務局）

▼フレンチドレッシング

フレンチドレッシング

監督/斎藤久志
プロデューサー/土川勉 /下田淳行
原作/やまだないと
脚色/斎藤久志

櫻田宗久サクラダムネヒサ（岸田真弓）
阿部寛アベヒロシ（村井勝久）
唯野未歩子タダノミアコ（露村マリィ）
留美ルミ（山田京子）★
南周平ミナミシュウヘイ（花園亮）
丹治匠タンチタクミ（遠藤孝史）
矢口史靖ヤグチシノブ（コンビニの店員）

いじめられっ子と教師と女の子の奇妙な共同生活を、現代的なリアルさで描いた一編。監督はPFF出身の斎藤久志。やまだないとの原作コミックを斎藤自身が脚色。撮影は「リング」の林淳一郎。主演は本作が映画デビューとなったモデルの櫻田宗久。98ロッテルダム国際映画祭招待作品、第10回東京国際映画祭正式出品、98モントリオール国際映画祭正式出品作品。

生まれつき突発的に眠ってしまう病を持つ17歳の高校生、岸田真弓は毎日級友からいじめを受けている。ある日思いつめた岸田は自殺しようと屋上の柵を乗り越える。そこをたまたま居合わせた教師の村井が岸田を引き留め、その場で岸田を後ろから犯してしまう。村井は「悔しくて、もう死ねないだろう」と去っていった。村井への復讐を企む岸田は、村井から奥さんを殺して庭に埋めた話を聞き、真に受けて庭を掘りかえす。そんな岸田の行動に興味を持った同級生のマリィは、ふたりの関係に入り込み、やがて村井をパパと呼ぶようになる。そこから三人は、学校にも行かず、村井の家で奇妙な共同生活を始めた。ときどき三人は揉めることもあったが、ほとんどは穏やかな毎日だった。そんな夏のある日、村井の作った改造拳銃を持って、三人は車で海へ出掛けた。途中、コンビニに寄ったマリィをふたりは置き去りにした。やがてふたりを乗せた車はひと気のない海辺に着いた。岸田はひとりで海に入り、泳いだ。

内容（「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより）

やまだないとの漫画を基に、倒錯した性の世界をリアルかつポップに描く。櫻田宗久が、自分を犯した男教師と恋愛関係に落ちる高校生を体当たりで演じている。

●画像 (大中小)
●2006.11.28
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