スタッフヤマガタン(ヤマガタン事務局)

▼細井平洲語録

「子供というのは、いろいろと親のまねをします。それは、幼いときから、親のしぐさや話を見たり聞いたりしているからです。ですから、子供に善いことをさせようとするならば、まず親が善いことをして、見せるようにするのが当然です」

「人に、善いことと悪いことを判断して見分けることを教えなくて、善いことをしなさい、悪いことをしてはいけない、と言っても、その判断ができるものではありません」

「柔らかい苗木だからといって、無理に曲げたりして、自分の自由気ままに育てようとすれば、どんなに強い木であっても、傷ついて、やがて、成長したところで、ひねくれたり、ねじれたりして、役に立たない木になってしまう」

「幼いときから善い習慣を身に付けさせることが大切で、まだ幼いのだからといって、なおざりにしてはいけません」

「成長してから強くて堅い木になるものであっても、苗木のときは、皆柔らかくて弱いものであるから、大木の陰でなければ、風雨をしのいで育つことができない」

「大木としての親や周りのかたが、幼い子の陰日なたとなって、風雨から身を守るように」

●2005.11.16
●ヤマガタン事務局
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