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茂吉晩年―「白き山」「つきかげ」時代
北 杜夫 (著) 岩波現代文庫

出版社/著者からの内容紹介

話題作『青年茂吉』『壮年茂吉』『茂吉彷徨』につづく「斎藤茂吉伝」4部作の完結編.偉大な歌人の最後の輝きを描き出す一方で,老い衰えゆく父親の悲しいながらもユーモラスで人間くさい実像を,作家北杜夫が身内ゆえに知りえた数多くのエピソードとともに浮き彫りにする.茂吉理解に新しい広がりを供する力作.

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

北 杜夫
1927年東京に生まれる。’52年東北大学医学部卒業。作家。歌人斎藤茂吉の次男。父の歌集やトーマス・マンの小説を読み文学を志す。’60年船医の体験をもとに「どくとるマンボウ航海記」を発表、同年「夜と霧の隅で」により芥川賞受賞。’64年「楡家の人びと」により毎日出版文化賞受賞。’98年本「斎藤茂吉伝」4部作により大仏次郎賞受賞

斎藤茂吉歌集 岩波文庫


参考●歌聖 斎藤茂吉(さいとうもきち)逆白波、赤光、白き山




http://history.yamagatan.com/#20050427094300