スタッフヤマガタン(ヤマガタン事務局)

芭蕉自筆奥の細道

奥の細道における松尾芭蕉の推敲をよく読み取れる貴重な書籍。

出版社/著者からの内容紹介
江戸中期より杳としてその行方がわからなくなっていた「野坡本」出現.野坡本は,現存諸本のもとになった芭蕉の自筆草稿本.数十か所にも及ぶ貼り紙訂正は,彫琢の名文といわれる『奥の細道』完成までの芭蕉の苦闘のあとを偲ばせる.本書は,写真版と活字を併載し,貼り紙の下に隠された文字を解読して注を付します.

内容(「MARC」データベースより)
「奥の細道」の現存諸本のもとになる芭蕉の自筆草稿の影印・翻刻。高精細な印刷で原寸復刻した影印とその忠実な翻字、句読点などを付して活字に起こした本文、貼り紙の下に隠された文字を読み取った解説などで構成。