《山寺》とは

山寺の正式名称は「宝珠山立石寺」と言い、860年に清和天皇の勅使を受けた天台宗の僧「慈覚大使円仁」により開基された東北を代表する霊場です。

本山は比叡山延暦寺にあり、根本中堂には本山より移し灯した「不滅の法灯(ふめつのほうとう)」が、千余年もの間光を放ち続けています。

元禄2年(1689年)には俳人松尾芭蕉が山寺を訪れ「閑さや巖にしみ入る蝉の声」という句を詠み残し、その句が刻んだ「せみ塚」が今も残されています。

参考/山寺観光協会
2006.06.04:山寺紀行:[山寺の歴史]