VERG Kiny note

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2006ワールドカップドイツ大会が開幕した。

開幕試合のドイツvsコスタリカから幕を開けた。

ドイツ主将のバラックは、強化試合で負傷して初戦欠場してしまい、ドイツサポーターから

かなりの非難を浴びた。

だが 強化試合とはいえ、直前のチームコンディションを整え戦術上のバランスやコンビプレイを

見るには 彼は不可欠で、彼が居て初めて今回のドイツとしてのメンタリティやコンビプレイが

目指すものだとわかってて強化試合を欠場出来るはずが無い。

ここ というときは、彼を中心に置いた今回のドイツのプレーが必ず必要となるはずだ。

ただあまり聞こえてこないが、彼は初めての統一ドイツの旧東側選出の主将であり、旧西側としては

表立っては出せないが、どこか底の方での不満が見え隠れしてる気がする。

東西の経済格差は大きいもので、貧困に苦しむ旧東側の希望と評されている彼に、

旧西側としてはちょっとしたこともつつきたい人間もいるのだろう。

だが、ロッペンが1得点を挙げたときに、彼とうれしそうに抱き合ってたバラックが、印象的だった。

やはりバラックが今大会のドイツチームの精神的な支柱であることを痛感して安心した。

バラックに限らず、各チームの選手は監督や国の期待を背負っていることを感じて

必死に戦っているのはどこも同じだろう。

スポーツ選手も人間であり、無理なスケジュールを与えてしまえば彼らは、その期待から

無理な出場をして取り返しのつかない重大な負傷を負ってしまったり、疲労をもってしまったりしても

戦うだろう。久保や田中を始め、前回のジダンや前々回のロベルトバッジョのように。。

彼らがベストコンディションで最高のプレーを出せるような環境でやらせてあげたいと

それ以来願うようになっている。今回もそうあってほしいと願う。

間違っても何年か前の南米のDFのようなことは2度とあってはならないと思う。
2006.06.12:K.Y:count(2,630):[メモ/コラム]
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