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冷凍食品
ある地域で著名な郷土史研究家がこう言った。
生けるものすべてのことを考え、自然を愛し、そこに生きる動物から命をもらって、
自然と共存していることを考えながら古代人は生きてきた。
これからの若い人はのもそれを見習い生きていかなければいけない。と
確かにそうなのだが、恐らくはその言葉を聞いても今の時代では、わかりにくいはず。
今動物から命をもらっているというより パックの中に入った冷凍の肉と言う食品でしかない。
以前は、もしかしたら自分で動植物をさばいて食料としたりしたものだろう。
そのさばく時に動物ならその体温だったり、したたる血液だったり、植物なら葉についた水滴だったり、
切り口から流れる樹液だったり、それを地かに感じていたものだろう。
その郷土史研究家は、そうした体験を持っているからそう言えるのだろう。
今の若い子達にそう言うことを言っても せいぜい猫や犬や鴨の動物虐待が
思い浮かぶのが普通だ
今の子供たちがそんな体験をすること自体難しい時代なのだ。
パックの解凍が済んでパックを空けたときに滴る血を水道の水で流すとき
少しは考えるのだろうか?それでもかなり血抜きされているはずだが。。
2006.02.24:
K.Y
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