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映画「ヲ乃ガワ」完成試写会【米沢市】伝国の杜・置賜文化ホール
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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
米沢市小野川温泉の若者や地域住民がスタッフやエキストラとして製作に参加した
SF映画「ヲ乃ガワ」の完成披露試写会が6日(土)、7日(日)の両日、米沢市の伝国の杜・置賜文化ホールで開かれました。
置賜文化フォーラムでは「置賜の宝」記事として、以前にもこちらのSF映画「ヲ乃ガワ」を取り上げています。
映画の撮影に至るまで「小野川温泉のまちづくり」として様々な視点でお伝えしております。
ぜひこの機会にこちらも併せてご覧いただけると幸いです。
「置賜の宝」: 小野川温泉のまちづくり
試写会は2日間で計4回開催され、初回は上映を待ちわびた市民ら約400人が鑑賞に訪れました。
この2日間の上映で合計で1,250人を超える方々が鑑賞に訪れました。
文化リスは、6日(土)の2回目上映18:00の回の取材に行ってきました。
映画「ヲ乃ガワ」は、米沢市の小野川温泉地域の若者を中心に4年の歳月を費やして製作された温泉ご当地映画です。
監督の山口ヒロキ監督は、独特の感性で世界の映画祭から高い評価を得ている劇場用作品「グシャノビンヅメ」を制作し、数多くの海外映画祭でも高い評価を得ています。
撮影は昨年7月にクランクインし、約2週間の集中的な撮影となりました。
ほぼ米沢周辺で行なわれ、学生やボランティアら多くの地域住民がセットや小道具作りに参加しました。
温泉シーンはもちろんのこと、衣装に米沢織を用いたり、セリフに米沢弁を取り入れたりと地域色を出しています。
東日本大震災の影響でラストシーンの脚本の練り直しもあり、一時は製作が滞りましたが、企画開始から4年がかりのお披露目となりました。
上映開始のギリギリまで編集作業をされたそうで、凝りに凝った作品となりました。
舞台は1000年後の小野川温泉。
壮大でオリジナリティ溢れるSF物語が創り上げられ、「映画づくりで、人づくり、まちづくり」を合言葉に小野川の地域活性化を目標に、映画を通じて米沢を、東北を盛り上げます。
映画上映前の司会として、会場を盛り上げてくださったのは、
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の猫デココの安友健二さんと、
映画「ヲ乃ガワ」プロデューサーの小野島重幸さんです。
猫デココの安友健二さんは、米沢のラジオ番組「FM NCV おきたまGO!」にて、毎週水曜日20:00~より放送の『生ネコバニーのラヂオ』のパーソナリティを出演キャストの阿部恍沙穂さんとご一緒に担当されています。
お二方の司会進行により、いよいよ映画上映が開始されました。
<作品ストーリー>
2033年に起きた「大崩壊」と呼ばれる地球規模の天変地異に襲われた人類。
1000年後、わずかに生き残った人類は地上に残っていた文明を寄せ集め、
小規模な国家を形成して生活していた。
現在の山形県米沢市小野川温泉につくられた国家。
その国の名は、「ヲ乃ガワ」と呼ばれていた。
考古学者「月山ヲノガ」が、旧世界の遺跡から発掘した携帯電話に保存されていた画像の復元を基に、
「真実を知りたい」探究心に突き動かされ、仲間を次々に失いながらも、国家「ヲ乃ガワ」の秘密に迫っていく。
ヲ乃ガワ国王とは何者なのか?大崩壊とは何なのか?
世界の常識を覆す驚愕の真実が明かされる ―
※あらすじを掲載させて頂いております。
映画上映後は、出演キャストによる舞台挨拶&トークショーが行われました。
映画上映が終わり、鑑賞に訪れた会場のみなさんは、出演キャストのご登場を今か今かと待ち遠しくされておりました。
出演キャストの皆さまがご登壇された際は、沢山の拍手が会場に響き渡りました。
ステージが一気に華やかさに包まれました。
写真では載せきれなかったトークショーでのお話を一部ではございますが、掲載したいと思います。
特に会場が盛り上がった「クーラー戦争」のお話から。
出演キャストの阿知尚康さんと税所伊久磨さん。
夏場の映画撮影中、小野川温泉内の旅館にて同部屋だったそうです。
撮影を終えて就寝する際、阿知尚康さんは、クーラーをつけないと寝れないタイプ。
当然、夏は暑いのでクーラーの温度を18度にして寝ていたら、税所伊久磨さんに寒いと言われたそうです。
税所伊久磨さんは、夏場でもクーラーを切らないと寝れないタイプだそうで、
部屋では、お互いに同じ部屋で大変だったとおっしゃっていました。
当然、喧嘩が勃発しそうになったと、笑い話に変えながらも、
「クーラー戦争」の撮影秘話をお話してくださいました。
※最初に記事で名前の表記の間違いがありました。
修正いたしました。大変ご迷惑をお掛け致しました。お詫びいたします。
ナオミさんは、劇中のセリフにも登場した米沢弁を話され、会場を盛り上げておりました。
「あぱとぱすんな」という方言について、
長いこと置賜に住んでいる文化リスもこの方言だけはわかりませんでした(笑)
のちに調べたところ、「慌てるな」という意味でした。
米沢弁の「おしょうしな」は、「ありがとう」。
「ごしゃがれる」は、「怒られる」という意味です。
こちらは馴染み深い方言ですね。
ここで、文化リス的におすすめの置賜弁を。
「どだなだず」です。
せーのっ、「どだなだず~!」
漆崎敬介さんは、主演の前田希美さんのことが大変お気に入りで、
前田希美さんから「可愛い」と言われ、嬉しさのあまり絶句されており、とても喜んでおられました。
撮影場所に小野川温泉露天風呂「小町の湯」が使われていたりと、親しみのある風景が沢山登場しました。
劇中では、主演のお二方が入浴されていましたよ。
「小町の湯」は大自然の中にあり、岩風呂で気軽に立ち寄れるとても良い温泉なのでぜひみなさん訪れてみてください。
とても盛り沢山の、笑いありの楽しい舞台挨拶&トークショーとなりました。
会場の伝国の杜には、映画で使用された車が展示されていました。
実際に出演キャストの皆様も乗車されていましたし、映画に出てきたものを間近で見れると感激します。
劇中では、重大な役割を担っていたこちらの車、その名も「弔車(とむらいしゃ)」
「弔車」の制作は大道具の白石晃一さんを筆頭に、美術アシスタントの鈴木淳平さん、
ボランティアスタッフの木次さん、ほか、多くの方々の協力によって制作されました。
また、小国町の"元stadioこぐま"の鈴木さんは、昨年の置賜文化フォーラム主催の「三月の画廊」にも出展されています。
ボランティアスタッフの木次さんは、置賜地区で有名な木工作家さんです。
こちらの「弔車」、細部まで凝っていて素敵な車でした。
独特の雰囲気を醸し出しているデザインがすごく好きです。
映画上映後は、観客から「とても良かった。面白かった。」とのお声が沢山ありました。
映画「ヲ乃ガワ」は、米沢での試写会後は、カナダで開かれる海外の国際映画祭に出品されます。
その後、日本での公開を予定し、日本国内での劇場公開は今秋以降になる予定です。
全国公開の際は、地元のみなさんはもちろんのこと、全国のみなさんにご覧になって欲しいと思います。
文化リスの感想を一言で表すとすっごく面白かったです!
もう一回観たくて仕方ないので全国公開が今から楽しみです。
また、小野川温泉での風景も全国上映の際に再確認していただければ、映画の見方の楽しみも増えると思います。
そしてそして、映画のロケ地となった小野川温泉。
≪小野川温泉≫
米沢市の奥座敷、小野小町の温泉として知られ、
県内に限らず、ぜひ県外からも一度観光に癒しに温泉旅行に訪れてみてはいかがでしょうか。
四季折々の小野川温泉ですので、
夏場は、ホタルが沢山飛びかっていて、幻想的な光景に出逢えます。
夜空を見上げたら、天の川と夏の星座と沢山の星々。
そして川辺には、沢山のホタルが飛び交い、チラチラした輝かしい光の数々。
平家ボタルと源氏ボタルでは、微妙に見れる時期が違います。
ホタルに出逢える貴重な場所。
日本国内の限られた場所のみで、限られた僅かな期間のみに見られる素晴らしい光景。
春夏は、新緑と田んぼアート。冬はかまくら村。
大きなかまくらの中で出前のラーメンを取り、食べる醍醐味を味わうことができます。
何よりもちろん温泉です。
小野川温泉に浸かれば、疲れが吹き飛び体の芯から温まります。
ずっと入っていたいほど本当に良い泉質なのでついつい長湯。
気温も暖かくなってきて温泉シーズン到来。
文化リスも今年もたくさん小野川温泉に行こう。
≪関連≫
WEB: 小野川温泉
WEB: 映画「ヲ乃ガワ」公式サイト
本記事掲載にあたってご協力頂いた関係者各位の皆様、誠にありがとうございました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
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■「映画「ヲ乃ガワ」完成試写会【米沢市】伝国の杜・置賜文化ホール」
掲載誤りに関するお詫びと訂正について(13.04.12更新)
「映画「ヲ乃ガワ」完成試写会【米沢市】伝国の杜・置賜文化ホール」
の最初の記事に掲載した内容の一部に誤りがございました。
ご迷惑をおかけした出演キャストの皆様および関係者各位の皆様に
お詫び申し上げ、次のとおり訂正いたします。
訂正箇所:
◆「弔車の製作過程の名前表記について」
【誤】鈴木淳平さんおひとりのみで制作にあたったと表記。
【正】大道具の白石晃一さんを筆頭に、多くの美術スタッフの方々の協力により制作。
◆「舞台挨拶での発言、撮影秘話における名前表記の誤りについて」
【誤】出演キャストの阿知尚康さんとボブ鈴木さんのやり取りのように表記。
【正】出演キャストの阿知尚康さんと税所伊久磨さんとのやり取り。
また、記事は訂正済みでございます。
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※本記事内容は、『ヲ乃ガワ‐WONOGAWA‐』製作委員会の許可を得て、取材・掲載しております。
無断で転載・複写することを禁じます。
Copyright © 2013 置賜文化フォーラム All Rights Reserved.
記事に関するお問い合わせはこちらまで
置賜文化フォーラム事務局 :山形県置賜総合支庁地域振興課
TEL:0238-26-6018/FAX:0238-26-6022
〒992-0012 山形県米沢市金池7-1-50
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【三月のマウンテン画廊】報告書を作成しました。
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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
新年度ということもあり、バナーも新しくしてみました。
山形のイラストを描いてみました。緑の線は置賜地方の境目です。
さて、ご報告です。
【三月のマウンテン画廊】を終えて‥
三月のマウンテン画廊の全てが詰まった報告書(Web版)を作成いたしました。
作家さんによる出展作品もご覧いただけますので、ぜひアクセスください。
こちらからご覧いただけます。左のバナーからも飛べます。
URL: http://okibun.jp/3garo_2013_report/
どうぞよろしくお願い致します。
親子でたのしいオーケストラ【米沢市】伝国の杜
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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
文化うさぎさんが置賜よりもっと広い大きな世界へと旅を広げに行きました。
文化リスも、文化うさぎさんの後を追って、これからも置賜のいろいろなところへ旅に出て、
旅の途中にでも、またどこかで文化うさぎさんに出会えればいいなと思います。
今日から4月1日です。
平成25年度も始まりました。
新たな学校や新たな職場、心機一転な日です。
4月からも目標を持って新たな気持ちで頑張りましょう。
エイプリルフールでもあります、みなさん嘘はつきましたか?
それでは、本年度一発目の記事いきます。
3月27日(水)に、米沢 伝国の杜で
山形交響楽団 復興支援・子育て応援演奏会
「親子でたのしいオーケストラ」が開催されました。
このコンサートは、東日本大震災の復興支援と子育て応援事業の一環として、日頃、オーケストラやクラシック音楽に触れる機会の少ないお子さんに、音楽の素晴らしさに触れ、豊かな心を育んでいただきたいとの思いから山形県が主催したもので、小さなお子さんとご一緒に楽しめる構成となっております。
また、震災により被災されました方を無料でご招待し、東日本大震災により、山形県に避難されている皆様に、ひとときではありますが、心を休め、明日への活力としていただきたいという願いも込められています。
入場料は、全額震災復興支援の義援金として寄付されます。
山形交響楽団は、1972年に東北では初めてのプロ・オーケストラとして発足し、山形県を中心に東北地方や東京都などで活動しており、東北の音楽文化を代表するオーケストラとして親しまれています。
取材に行って参りましたので、写真と共にお伝えしたいと思います。
【プログラム】
①ロッシーニ/
歌劇「ウィリアム・テル」序曲より スイス軍の行進
②L.モーツァルト/おもちゃの交響曲第1楽章
③オーケストラを指揮してみよう
④村川千秋/なぞなぞ動物組曲より
⑤音楽絵本読み語り
木島由美子/「はるをさがしに」
⑥ロジャース/エーデルワイス
⑦アメージンググレース
⑧いっしょにオーケストラと遊ぼう
・いそがしいしごと
・パンダうさぎコアラ
・アルプス一万尺
・手のひらを太陽に
山形交響楽団による演奏、羽陽学園短期大学「AVANTI」によるパフォーマンスなど盛り沢山の内容でした。
「AVANTI」は、歌って踊れる保育者を目指すパフォーマンス・グループです。
各プログラムに出演されていて、会場を盛り上げていました。
髙橋まり子さんの「エーデルワイス」「アメージンググレース」の美声がとても綺麗で素晴らしく、心を揺さぶられました。司会の髙橋寛さんも、司会では気さくに楽しい雰囲気で会場を盛り上げてくださっていて、歌となると素晴らしい美声を披露してくださいました。
髙橋まり子さんとの美声の掛け合いが素晴らしかったです。
ホール中に響き渡る歌声を聴いているだけでも心が落ち着きます。
文化リスもオペラを歌いたくなりました。
「親子でたのしいオーケストラ」とあって、親子で参加されている方々がほとんどで、お子さんも一緒になって歌ったり、踊ったりととても楽しい時間となりました。
何より、山形交響楽団のオーケストラが素晴らしくて、音楽って良いものだなと改めて思いました。
「親子でたのしいオーケストラ」が終わったあとは、春の芽吹きを探しに上杉神社(松が岬公園)に寄ってみました。
米沢は3月31日も雪が降り、まだまだ桜が咲く気配すらないかなと思ったら、
ちゃんと桜の蕾がふっくらと少しだけ膨らんでいるように見えました。
松が岬公園(米沢市)の桜の見ごろ予想は、4月20日~4月30日です。
文化リスは去年は置賜の桜を見ていないので、今年はとても楽しみです。
山形交響楽団
日時/3月27日(水) 開演 午後3時
場所/伝国の杜【米沢市】
出演/大井剛史(指揮)、髙橋寛(うた・司会・構成)、髙橋まり子(うた)、羽陽学園短期大学AVANTI(保育者の卵たち)、板垣幸江(かたり)、山形交響楽団
主催/山形県
後援/新庄市・山形市教育委員会・東根市教育委員会・米沢市教育委員会
お問合せ/山響チケットサービス TEL:023-625-2204
※本記事内容は、山形交響楽団の許可を得て掲載しております。無断で転載・複写することを禁じます。
「置賜地域交通死亡事故多発警報」発令に伴う啓発活動緊急集会【米沢市】置賜総合支庁
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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
平成25年3月16日(土)から平成25年3月25日(月)までの10日間に、置賜管内において3件3名の交通死亡事故が発生しました。
これを受けて置賜総合支庁では、「交通死亡事故多発警報事業実施要領」に基づき、
3月26日(火)から4月1日(月)までの7日間、置賜管内全域に「置賜地域交通死亡事故多発警報」を発令しました。
3月27日(水)に置賜総合支庁本庁舎正面駐車場(米沢市)にて、この警報の発令状況を県民に広く広報し、交通事故の発生防止を図るために、山形県、警察署、関係機関・団体による啓発活動緊急集会を開催しました。
先輩うさぎ妃さんと一緒に文化リスも参加してきました。
こちらの啓発活動緊急集会は、置賜地区交通安全対策協議会(置賜総合支庁総務課防災安全室)主催で開催され、参集範囲は、置賜管内の交通安全協会、安全運転管理者連絡協議会、交通安全母の会、米沢・川西青パトネットワーク、置賜管内各警察署、市町、関係団体です。
内容
(1)あいさつ
・置賜地区交通安全対策協議会会長(置賜総合支庁長)
・米沢警察署長
(2)誓いの言葉(安全宣言)
・米沢地区交通安全協会
・米沢地区安全運転管理者連絡協議会
(3)啓発活動
・広報車(青色回転灯車、パトカー)の出発
・置賜総合支庁西側市道において街頭啓発活動
あいさつ、誓いの言葉(安全宣言)のあとは、啓発活動です。
置賜管内の各警察署から、計25台ほどのパトカーや青パトなどの広報車が集まりました。
これほどのパトカーが集まっている機会はないと思うので、この光景に少し感動しました。
一台のパトカーを見つけるとちょっとビクッとしてしまいますが、
何十台も集まっていると潔さを感じます。
白バイも見たかったな・・なんて思ったりもして。
雪解けの頃は、道路も走りやすくなり、ついついスピードも出がちです。
暖かくなって気も緩みがちになるので、車を運転するときは、スピードを控え、早めにライトを点灯するなど、安全運転に努めましょう。
交通事故がなくなりますように。
平成24年度創置会送別会【地域振興課】
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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
昨日は地域振興課の平成24年度創置会送別会でした。
春の訪れと共にやってくる出会いと別れ。
平成24年度も残りわずかです。
地域振興課のメンバーでの最後の宴会は、米沢の老舗吉亭の米沢牛しゃぶしゃぶでした。
吉亭は、江戸後期からの庭園と大正時代の建物で、国の登録有形文化財です。
吉亭の黒塀は、今年度の第14回米沢市景観賞【現代部門】受賞物件でもあります。
一歩、足を踏み入れたら、タイムスリップしたかのような風情溢れる空間に導いてくれます。
不思議と落ち着くんですよね。
そんな米沢の歴史を感じ、高級感あふれる老舗で味わう米沢牛は心も体も至福の一時に包まれます。
高畠町長さんから頂いたワインもおいしかったです。
赤ワインが濃い~んですよね。
見たことがないワインだったので珍しそう。
あと4日でお別れはとても寂しい気持ちでいっぱいですが、
4月からもそれぞれの新しい場所での益々のご活躍をお祈りいたしております。
今日の米沢市は、午前中は雪がちらほらと舞いましたが、
雪も溶け始め、春の芽吹きが訪れています。
桜はまだまだ咲きそうにはありませんが、開花情報なども載せていきたいです。
置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
昨日は地域振興課の平成24年度創置会送別会でした。
春の訪れと共にやってくる出会いと別れ。
平成24年度も残りわずかです。
地域振興課のメンバーでの最後の宴会は、米沢の老舗吉亭の米沢牛しゃぶしゃぶでした。
吉亭は、江戸後期からの庭園と大正時代の建物で、国の登録有形文化財です。
吉亭の黒塀は、今年度の第14回米沢市景観賞【現代部門】受賞物件でもあります。
一歩、足を踏み入れたら、タイムスリップしたかのような風情溢れる空間に導いてくれます。
不思議と落ち着くんですよね。
そんな米沢の歴史を感じ、高級感あふれる老舗で味わう米沢牛は心も体も至福の一時に包まれます。
高畠町長さんから頂いたワインもおいしかったです。
赤ワインが濃い~んですよね。
見たことがないワインだったので珍しそう。
あと4日でお別れはとても寂しい気持ちでいっぱいですが、
4月からもそれぞれの新しい場所での益々のご活躍をお祈りいたしております。
今日の米沢市は、午前中は雪がちらほらと舞いましたが、
雪も溶け始め、春の芽吹きが訪れています。
桜はまだまだ咲きそうにはありませんが、開花情報なども載せていきたいです。
■三月のマウンテン画廊―実況報告その9【白鷹町】やきもので箸置きをつくろう■
三月のマウンテン画廊は、多数のご来場をいただき大盛況のなか閉幕いたしました。
3月2日(土)から3月17日(日)まで開催された「三月のマウンテン画廊」におきましては
お忙しい中、多数のご来場いただき誠にありがとうございました。
「三月のマウンテン画廊」の実況報告は、今回で最後となります。
最終報告は、南陽えぼし窯の鈴木公人さん、てづかまよさんのご協力による
箸置き作りの様子をお伝えしたいと思います。
閉幕日の3/17(日)のギャラリーの様子です。
沢山の方々が作品を鑑賞されていました。
素敵な作品ばかりなので、つい時間を忘れて見入ってしまいますよね。
昨年から始まった若手アーテイストによる展覧会。
昨年は「三月の画廊」
今年は更にテーマをしぼった「三月のマウンテン画廊」
今年の「三月のマウンテン画廊」に関わらせて頂き、とても嬉しく思います。
置賜には素晴らしい画家さん、作家さん、アーティストの方々が沢山いらっしゃいます。
素敵な作品の数々に出会うことができました。
今後もご活躍を期待しています。
また来年も「若手アーティストによる展覧会」を開催して欲しいという声を沢山いただきましたので、
来年も開催できればいいですね。
そのときはまた、素敵な作品の数々に出逢えるはず。
3月2日(土)から3月17日(日)まで開催された「三月のマウンテン画廊」におきましては
お忙しい中、多数のご来場いただき誠にありがとうございました。
「三月のマウンテン画廊」の実況報告は、今回で最後となります。
最終報告は、南陽えぼし窯の鈴木公人さん、てづかまよさんのご協力による
箸置き作りの様子をお伝えしたいと思います。
閉幕日の3/17(日)のギャラリーの様子です。
沢山の方々が作品を鑑賞されていました。
素敵な作品ばかりなので、つい時間を忘れて見入ってしまいますよね。
昨年から始まった若手アーテイストによる展覧会。
昨年は「三月の画廊」
今年は更にテーマをしぼった「三月のマウンテン画廊」
今年の「三月のマウンテン画廊」に関わらせて頂き、とても嬉しく思います。
置賜には素晴らしい画家さん、作家さん、アーティストの方々が沢山いらっしゃいます。
素敵な作品の数々に出会うことができました。
今後もご活躍を期待しています。
また来年も「若手アーティストによる展覧会」を開催して欲しいという声を沢山いただきましたので、
来年も開催できればいいですね。
そのときはまた、素敵な作品の数々に出逢えるはず。
■三月のマウンテン画廊―実況報告その8【白鷹町】山形の木で箸をつくろう■
三月のマウンテン画廊は、多数のご来場をいただき大盛況のなか閉幕いたしました。
3月2日(土)から3月17日(日)まで開催された「三月のマウンテン画廊」におきましてお忙しい中、多数のご来場いただき誠にありがとうございました。
今回の記事では、箸作りの様子を
写真と共にお伝えしたいと思います。
山形の木を使ってマイ箸を作れる機会はなかなかないと思うので、
参加者のみなさんはとても有意義な時間を過ごされていました。
みなさん素敵な箸を作られており、作業は1時間ほどで製作されました。
長い方は、2時間以上かけて作っておりました。
それぞれ箸の形、削り方にこだわりをお持ちでした。
みなさん共通しておっしゃっていたのは、自分で箸を作ったからこそ、
思い入れのある箸が出来上がり、それを使って食事をすれば
格別に美味しいだろうと感想を述べていました。
大切な箸に仕上がったからこそ、長く使い続けていきたいですよね。
マウンテン画廊の帰り道も景色が綺麗でした。
少しばかりですが、ご紹介いたします。
次回の記事では、「やきもので箸置きをつくろう」をご紹介いたします。
こちらもご覧いただけると幸いです。
プラザ子ども演劇祭2013春【川西町】川西町フレンドリープラザ
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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
3月10日(日)に川西町フレンドリープラザにて『プラザ子ども演劇祭~2013春~』が開催されました。
置賜文化フォーラムも共催で、置賜地域の子ども芸術4団体による演技や語りが発表されました。
これから置賜文化フォーラムのプロジェクトとして「子ども伝統芸能」が始動いたします。
今回文化リスは「子ども伝統芸能」を詳しく知りたいと思い、演劇祭を取材させて頂きました。
出演団体は、
■めざみキッズ+!(飯豊町)
■伝国の杜 こども狂言クラブ(米沢市)
■たかはた地区語り部の会 こども語り部(高畠町)
■川西町フレンドリープラザ附属 子ども演劇教室(川西町)
※公演順
の置賜地域の子ども芸術4団体です。
演劇祭が始まり、川西町フレンドリープラザ附属 子ども演劇教室の生徒さんが司会を進行してくださいました。
まずは、飯豊町の「めざみキッズ+!」のみなさんの発表です。
― 本年度より気持ちを新たに、組織の名前に「+!」を追加しました。
月2回の練習ですが、子どもも親も、思いっきり体を動かし、大きな声で歌を歌うことを心掛けています。
少数ですが、3月のこの舞台を目標に頑張ってきました。
これまでの成果を精一杯発表したいと思います。
子ども達の一生懸命な姿を見ていたら感動してしまいました。
子ども達もとても楽しそうに踊っていたので、見ているこちらも嬉しい気分になりました。
踊りもお上手で、衣装がとても可愛かったです。
お次は、米沢市の「伝国の杜 こども狂言クラブ」のみなさんの発表です。
― 狂言は、400年以上も前から伝わり分かりやすくて面白い演劇です。
狂言師のお稽古では、セリフの意味を一緒に考えながら伝統的な発声や身体の動かし方をていねいに習います。
また、足袋や着物、袴などの扱いを通して和装文化にも親しんでいます。
小舞「宇治の晒」
http://youtu.be/Ck1QeYH90vQ
小舞「暁」
http://youtu.be/HdSsu7DNvl0
狂言「附子」
http://youtu.be/6N13zfs3AHA
狂言を初めて観たのですが、「附子」はとても面白かったです。
特に、太郎冠者と次郎冠者の二人の掛け合いが圧巻でした。
まだまだ若い狂言役者さん、立ち振る舞いが立派で、素晴らしかったです。
狂言の活動を行なっているのは、置賜では「こども狂言クラブ」だけです。
子どもから狂言を習うことは、珍しいと思います。
ご担当者の安部 理絵さんにもお話をお伺いしました。
「こども狂言クラブ」の子ども達は、習っているご兄弟(姉妹)の影響から自分もやってみたいと思い入会する方や、各イベントでの発表の様子を見て、自分からやりたいと志願される方が多いそうです。
東京から狂言師の山下浩一郎先生のご指導を受け、本格的な練習を重ねています。
今後の活動目標として、人数を増やして活動を続けていきたいとおっしゃっていました。
「狂言」は、どうしても京都の話が多いので、置賜にまつわる話を盛り込んだオリジナルの脚本をみんなで一緒に作り上げ、オリジナルの狂言をやることが夢と語ってくださりました。
来年度から再来年度にかけて実現したいとのことでした。
今後始動するそうなので、夢に向かって頑張って欲しいと文化リスも思います。
また、「こども狂言クラブ」では、入会者を募集しております。
新年度の参加申込期間は3月20日から4月末までとのことなので、
ご興味がある方は入会されてみてはいかがでしょうか。
対象は、小学生から大学生まで伝国の杜(米沢市)に通える方なら誰でも参加可能です。
そして、演目が終わった後に楽屋にお邪魔し、インタビューさせて頂きました。
Q. 「狂言」の活動のどんなところが好きですか?
― 人がやっていないことをやるのが魅力的で好きです。
Q. 「こども狂言クラブ」の活動を通して、楽しかったこと、嬉しかったこと、学んだことなどありますか?
― (狂言という)日本の伝統文化はすごいなぁと思うところです。
稽古を通して、仲間たちとの触れ合いが楽しいです。
「こども狂言クラブ」を代表して、寒河江 碧さんにご質問させていただきました。
堂々たる舞台発表が素晴らしかったです。
今後も活動を頑張って欲しいと思います。
文化リスも今後も「こども狂言クラブ」を追っていきたいと思います。
次に、高畠町の「たかはた地区語り部の会 こども語り部」のみなさんの発表です。
置賜には、民話語りの伝統が受け継がれています。
置賜の民話は、宝記事「民話」にも掲載いたしておりますが、
大人だけでなく、子どもにも民話の伝統文化の継承者として「こども語り部」の育成をおこなっております。
「こども語り部」は、高畠小学校の語り部希望の子ども達が集まり、4年前に始動しました。
4年間ずっと続けている方もいるので、4年間となるとベテランで民話語りにも慣れ、とてもお上手だそうです。
活動を続けていくうちに人前での発表にも慣れていくのですね。
公民館で練習し、敬老会・文化祭などの地域の行事や小学校で発表し、みなさんに喜ばれています。
民話「人間の寿命」
http://youtu.be/YIQmRO1BKPM
「こども語り部」の12名の子ども達が一人一話ずつ、とんち話・笑い話・人情話などを発表しました。
普段は、イベントごとに不定期で練習をしているそうです。
不定期の活動にも関わらず、長い民話をすらすらと置賜訛りで上手に語っていてとても感心しました。
民話を聞いていると、置賜にはこんなに沢山の民話があるんだなとしみじみ思いました。
聞いてみると、とても面白いものです。
ほとんどの民話は、「むが~しむがし」から始まり、最後には必ず「とーびんと。」と言います。
文化リスも民話語りがちょっとしてみたくなりました。
楽屋にもお邪魔させて頂き、ご指導者の井田 操子さんからお話をお伺いしました。
また、代表して安部 司(つかさ)くん(小学四年生)にインタビューさせて頂きました。
ご協力ありがとうございました。
Q. 「こども語り部」の活動のどんなところが好きですか?
― 語っている民話の物語が面白いから、好きです。
Q. 「こども語り部」の活動を通して、楽しかったこと、嬉しかったこと、学んだことなどありますか?
― 昔の人に(民話などを)教えてもらえることや、交流することが多いのでそういうところが好きです。
活動を通して、いろいろと指導や注意されたりすることなど、学びました。
純粋無垢な笑顔にこちらまで嬉しくなります。
司くんの民話語りはとてもお上手でした。
これからも頑張って欲しいです。
最後は、川西町の「川西町フレンドリープラザ附属 子ども演劇教室」のみなさんです。
― 歌やダンス、ことば遊びを通して、ことばをきちんと伝え、表現する楽しさを学んでいます。
今年は小学2年生から中学2年生までの13名が稽古に励んでいます。
今回の演目は、演劇教室を指導している佐藤満徳さんが、参加している子どもたちとの会話の中から想を得て当て書きしたオリジナル脚本<裏山は宝の山>です。
昨年秋に定期公演で演じたこのお芝居を更にスケールアップしてご披露します。
「世界中のこどもたちが」
http://youtu.be/Hmb1IhLeXJM
演目の内容も面白かったです。
各団体さんの演目が続くうちに感動を覚えました。
最後は、「川西町フレンドリープラザ附属子ども演劇教室」さんの発表だったのですが、ホール中に広がる子ども達の歌声って良いですよね。
子どもの歌声ってどうしてあんなに心に響くのでしょう。
演目が終わったあとは、最後に出演団体さん全員で合唱曲「ビリーブ」を歌って幕が下りました。
演劇祭を観終わって、自分が子どもだった頃は何だったかなとふと懐かしみました。
子ども時代は一生に一度しかありません。
キラキラと輝ける頃がそこにはあります。
純粋な心で大きく成長していって欲しいと思いました。
だからこそ、「子ども伝統芸能」をきっちり情報発信したいと思います。
今回取材に行って本当に良かったです。
■各団体お問合せ先
【伝国の杜こども狂言クラブ】
伝国の杜 置賜文化ホール 0238-26-2666
【めざみキッズ+!】
飯豊町役場 総務企画課総合政策室 0238-72-2111
【たかはた地区語り部の会 こども語り部】
高畠地区公民館 0238-52-4492
【川西町フレンドリープラザ附属 子ども演劇教室】
川西町フレンドリープラザ 0238-46-3311
たっぷり取材させて頂いたので、記事も長くなってしまいました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
3月10日(日)に川西町フレンドリープラザにて『プラザ子ども演劇祭~2013春~』が開催されました。
置賜文化フォーラムも共催で、置賜地域の子ども芸術4団体による演技や語りが発表されました。
これから置賜文化フォーラムのプロジェクトとして「子ども伝統芸能」が始動いたします。
今回文化リスは「子ども伝統芸能」を詳しく知りたいと思い、演劇祭を取材させて頂きました。
出演団体は、
■めざみキッズ+!(飯豊町)
■伝国の杜 こども狂言クラブ(米沢市)
■たかはた地区語り部の会 こども語り部(高畠町)
■川西町フレンドリープラザ附属 子ども演劇教室(川西町)
※公演順
の置賜地域の子ども芸術4団体です。
演劇祭が始まり、川西町フレンドリープラザ附属 子ども演劇教室の生徒さんが司会を進行してくださいました。
まずは、飯豊町の「めざみキッズ+!」のみなさんの発表です。
― 本年度より気持ちを新たに、組織の名前に「+!」を追加しました。
月2回の練習ですが、子どもも親も、思いっきり体を動かし、大きな声で歌を歌うことを心掛けています。
少数ですが、3月のこの舞台を目標に頑張ってきました。
これまでの成果を精一杯発表したいと思います。
子ども達の一生懸命な姿を見ていたら感動してしまいました。
子ども達もとても楽しそうに踊っていたので、見ているこちらも嬉しい気分になりました。
踊りもお上手で、衣装がとても可愛かったです。
お次は、米沢市の「伝国の杜 こども狂言クラブ」のみなさんの発表です。
― 狂言は、400年以上も前から伝わり分かりやすくて面白い演劇です。
狂言師のお稽古では、セリフの意味を一緒に考えながら伝統的な発声や身体の動かし方をていねいに習います。
また、足袋や着物、袴などの扱いを通して和装文化にも親しんでいます。
小舞「宇治の晒」
http://youtu.be/Ck1QeYH90vQ
小舞「暁」
http://youtu.be/HdSsu7DNvl0
狂言「附子」
http://youtu.be/6N13zfs3AHA
狂言を初めて観たのですが、「附子」はとても面白かったです。
特に、太郎冠者と次郎冠者の二人の掛け合いが圧巻でした。
まだまだ若い狂言役者さん、立ち振る舞いが立派で、素晴らしかったです。
狂言の活動を行なっているのは、置賜では「こども狂言クラブ」だけです。
子どもから狂言を習うことは、珍しいと思います。
ご担当者の安部 理絵さんにもお話をお伺いしました。
「こども狂言クラブ」の子ども達は、習っているご兄弟(姉妹)の影響から自分もやってみたいと思い入会する方や、各イベントでの発表の様子を見て、自分からやりたいと志願される方が多いそうです。
東京から狂言師の山下浩一郎先生のご指導を受け、本格的な練習を重ねています。
今後の活動目標として、人数を増やして活動を続けていきたいとおっしゃっていました。
「狂言」は、どうしても京都の話が多いので、置賜にまつわる話を盛り込んだオリジナルの脚本をみんなで一緒に作り上げ、オリジナルの狂言をやることが夢と語ってくださりました。
来年度から再来年度にかけて実現したいとのことでした。
今後始動するそうなので、夢に向かって頑張って欲しいと文化リスも思います。
また、「こども狂言クラブ」では、入会者を募集しております。
新年度の参加申込期間は3月20日から4月末までとのことなので、
ご興味がある方は入会されてみてはいかがでしょうか。
対象は、小学生から大学生まで伝国の杜(米沢市)に通える方なら誰でも参加可能です。
そして、演目が終わった後に楽屋にお邪魔し、インタビューさせて頂きました。
Q. 「狂言」の活動のどんなところが好きですか?
― 人がやっていないことをやるのが魅力的で好きです。
Q. 「こども狂言クラブ」の活動を通して、楽しかったこと、嬉しかったこと、学んだことなどありますか?
― (狂言という)日本の伝統文化はすごいなぁと思うところです。
稽古を通して、仲間たちとの触れ合いが楽しいです。
「こども狂言クラブ」を代表して、寒河江 碧さんにご質問させていただきました。
堂々たる舞台発表が素晴らしかったです。
今後も活動を頑張って欲しいと思います。
文化リスも今後も「こども狂言クラブ」を追っていきたいと思います。
次に、高畠町の「たかはた地区語り部の会 こども語り部」のみなさんの発表です。
置賜には、民話語りの伝統が受け継がれています。
置賜の民話は、宝記事「民話」にも掲載いたしておりますが、
大人だけでなく、子どもにも民話の伝統文化の継承者として「こども語り部」の育成をおこなっております。
「こども語り部」は、高畠小学校の語り部希望の子ども達が集まり、4年前に始動しました。
4年間ずっと続けている方もいるので、4年間となるとベテランで民話語りにも慣れ、とてもお上手だそうです。
活動を続けていくうちに人前での発表にも慣れていくのですね。
公民館で練習し、敬老会・文化祭などの地域の行事や小学校で発表し、みなさんに喜ばれています。
民話「人間の寿命」
http://youtu.be/YIQmRO1BKPM
「こども語り部」の12名の子ども達が一人一話ずつ、とんち話・笑い話・人情話などを発表しました。
普段は、イベントごとに不定期で練習をしているそうです。
不定期の活動にも関わらず、長い民話をすらすらと置賜訛りで上手に語っていてとても感心しました。
民話を聞いていると、置賜にはこんなに沢山の民話があるんだなとしみじみ思いました。
聞いてみると、とても面白いものです。
ほとんどの民話は、「むが~しむがし」から始まり、最後には必ず「とーびんと。」と言います。
文化リスも民話語りがちょっとしてみたくなりました。
楽屋にもお邪魔させて頂き、ご指導者の井田 操子さんからお話をお伺いしました。
また、代表して安部 司(つかさ)くん(小学四年生)にインタビューさせて頂きました。
ご協力ありがとうございました。
Q. 「こども語り部」の活動のどんなところが好きですか?
― 語っている民話の物語が面白いから、好きです。
Q. 「こども語り部」の活動を通して、楽しかったこと、嬉しかったこと、学んだことなどありますか?
― 昔の人に(民話などを)教えてもらえることや、交流することが多いのでそういうところが好きです。
活動を通して、いろいろと指導や注意されたりすることなど、学びました。
純粋無垢な笑顔にこちらまで嬉しくなります。
司くんの民話語りはとてもお上手でした。
これからも頑張って欲しいです。
最後は、川西町の「川西町フレンドリープラザ附属 子ども演劇教室」のみなさんです。
― 歌やダンス、ことば遊びを通して、ことばをきちんと伝え、表現する楽しさを学んでいます。
今年は小学2年生から中学2年生までの13名が稽古に励んでいます。
今回の演目は、演劇教室を指導している佐藤満徳さんが、参加している子どもたちとの会話の中から想を得て当て書きしたオリジナル脚本<裏山は宝の山>です。
昨年秋に定期公演で演じたこのお芝居を更にスケールアップしてご披露します。
「世界中のこどもたちが」
http://youtu.be/Hmb1IhLeXJM
演目の内容も面白かったです。
各団体さんの演目が続くうちに感動を覚えました。
最後は、「川西町フレンドリープラザ附属子ども演劇教室」さんの発表だったのですが、ホール中に広がる子ども達の歌声って良いですよね。
子どもの歌声ってどうしてあんなに心に響くのでしょう。
演目が終わったあとは、最後に出演団体さん全員で合唱曲「ビリーブ」を歌って幕が下りました。
演劇祭を観終わって、自分が子どもだった頃は何だったかなとふと懐かしみました。
子ども時代は一生に一度しかありません。
キラキラと輝ける頃がそこにはあります。
純粋な心で大きく成長していって欲しいと思いました。
だからこそ、「子ども伝統芸能」をきっちり情報発信したいと思います。
今回取材に行って本当に良かったです。
■各団体お問合せ先
【伝国の杜こども狂言クラブ】
伝国の杜 置賜文化ホール 0238-26-2666
【めざみキッズ+!】
飯豊町役場 総務企画課総合政策室 0238-72-2111
【たかはた地区語り部の会 こども語り部】
高畠地区公民館 0238-52-4492
【川西町フレンドリープラザ附属 子ども演劇教室】
川西町フレンドリープラザ 0238-46-3311
たっぷり取材させて頂いたので、記事も長くなってしまいました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。