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「川中島合戦」「武てい式」「軍団行列」【米沢市】上杉まつり

  • 「川中島合戦」「武てい式」「軍団行列」【米沢市】上杉まつり



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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
ゴールデンウィークも終わり、みなさんいかがお過ごしですか。


米沢市では、米沢の春の一大イベントである「上杉まつり」が開催されました。
5月2日(木)に行われた「武てい式軍団行列」と「武てい式」
そして米沢上杉まつりの目玉イベントである
5月3日(金)に行われた「川中島合戦」の模様をお伝えします。
「上杉行列」は別の取材のため行けませんでしたが、桜吹雪の中の龍虎激突「上杉まつり」の様子をたんまりとお伝えしたいと思います。


みなさんにお伝えするという使命を任された文化リスはどこまでも行きます!




そして、上杉まつり期間の人出は、昨年を5万人上回る25万人でした。(上杉まつり実行委員会より)


主な内訳は、上杉まつり初日となった29日が5万人。
「武てい式」が行われた2日が1万5千人。
まつり最終日となった3日は、「上杉行列」に8万人、
「川中島合戦」に6万千人、松が岬公園(上杉神社)周辺などを含めると、計17万5千人でした。
すごいですね!




そんな大盛況の模様を、
5月2日(木)の「軍団行列」「武てい式」
5月3日(金)の「川中島合戦」と順にお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。




それでは、まず「軍団行列」から。









威風堂々たる上杉軍団の甲冑行列と、戸毎の上杉紋旗が5月の風にはためきます。


米沢の町中を悠々と歩く軍団行列は潔さを感じます。
戦国武将が並んで歩く光景はまさにこの季節の風物詩ですね。




次に、同日18時半から行われた「武てい式」です。
「武てい式」とは、上杉謙信が戦いの前に必ず行ったという儀式。
赤々と燃えるかがり火の中で、約一時間にわたって荘厳にとり行われ、つめかけた観客をしばし戦国の世へ誘いました。


上杉砲術隊が1年7か月ぶりに復活し、発砲演武を披露したりと、迫力あるごう音が米沢に鳴り響きました。









当日は、武てい式保存会の会員によって再現されました。


いよいよ川中島へと向かった上杉軍。
その志は強く固いものだったのでしょう。


戦国史上最大の死闘が米沢の町に蘇ります。
翌日5月3日(金)「川中島合戦」の様子です。


桜吹雪の中、龍虎が激突。











上杉発砲隊と武田発砲隊がそれぞれ幾度も発砲したり、武田別動部隊の川渡りなど、見応えたっぷりでした。


武田軍2万人と上杉軍1万3千人が川中島で相対した戦い。
五度の戦闘のうち、第四次川中島の戦いは史上空前の大激戦となり、
その戦死者、負傷者の数を聞いて驚愕しました。


両軍あわせて8千人にもなる戦死者、約2万名弱の負傷者を出したということですから、両軍が引き揚げた後の川中島一帯は死体で埋め尽くされていたでしょう。


血で血を洗う戦いとなり、両軍合わせて5分の1以上が戦死した、という計算になります。
川中島の戦いは相当凄惨な戦いだったということがわかります。









帰り道の桜も綺麗でした。
今年は上杉まつりのさなか、桜も散らずにいてくれて本当に良かったですね。


文化リスは「米沢上杉まつり」を見たのは初めてでした。
今まではテレビやニュースなどで見たことしかなかったので今回見ることが出来て良かったです。




米沢の歴史を感じる春のひとときでした。
GWは他にも沢山取材に回ったので、また追ってお伝えしたいと思います。




P.S.
去年(2012年)の置賜文化フォーラム内での上杉まつりの記事を読んでみました。
フォーラム歴代編集員(ネコさん更新)による過去の記事です。
なるほど、前の編集員ネコさんは「川中島合戦」に高坂弾正隊(川渡りの)として出陣してたのですね。


それにしても、置賜文化フォーラムWEBサイトは1年前と比べてだいぶ変わりましたね。
編集員ひとりですが、『文化リスがんばりますっ!!2013』


これからも良いデザインが思いついたらいいな。












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2013.05.08:xx34chanxx:コメント(0):[トップ]

米沢上杉まつり(おきたま愛の武将隊)【米沢市】伝国の杜前広場

  • 米沢上杉まつり(おきたま愛の武将隊)【米沢市】伝国の杜前広場



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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。


米沢に春を告げる「米沢上杉まつり」が29日(月・祝)伝国の杜周辺で満開のサクラの中、盛大に開幕しました。
5月3日までの期間中、武禘(ぶてい)式や川中島合戦など、市内は勇壮な歴史絵巻一色に染まります。


開幕祭では市内の通りで民謡流しが繰り広げられたほか、伝国の杜前広場でオープニングイベントが行われました。
民謡流しには29団体、約1000人が出演。
米沢新調と花笠音頭に合わせて民謡流しを披露しました。


青空が広がったこの日は、訪れる方々のボルテージに合わせるように気温も19・6度まで上昇。
鮮やかな衣装に身を包んだ踊り手たちが目抜き通りを練り歩くと、詰め掛けた観光客たちはカメラを構え、春の一日を満喫していました。




明日2日(木)の上杉謙信が行なった出陣の儀式「武禘式」ではいよいよ1年7か月ぶりに発砲演武を披露する「上杉砲術隊」が復活します!
迫力あるごう音が米沢に鳴り響きます。




それでは、開幕祭ステージイベントの後半の模様をお伝えしたいと思います。









ステージイベントでは、全28団体が出演しました。
そしてステージイベントの大トリを飾ったのは、山形おきたま 愛の武将隊です。




山形おきたま【愛】の武将隊とは。
米沢市を中心とした山形県置賜地方の戦国武将隊。
山形県おきたま地方を中心とした観光PRとおもてなし活動を続けています。


天地人で知られる上杉の家臣、直江兼続、傾奇者の花の慶次で知られる前田慶次が、宿敵・出羽山形藩主最上義光、そして仙台の伊達政宗と「長谷堂の戦い」をモチーフにした熱いパフォーマンスを披露します。
































会場のお客さんをステージに呼び一緒に演武したりと、会場参加型のとても楽しいステージとなりました。
おきたま愛の武将隊のみなさん、ありがとうございました。





上杉まつりの明日、明後日のスケジュールです。


◆5月2日(木)武てい式
 16:30 武てい式軍団行列
 18:30 武てい式開始《謙信公出陣の儀式》  
 会場:松川河川敷


◆5月3日(金)上杉軍団行列・川中島合戦
 9:30 上杉松岬両神社神輿渡御(鼓笛隊含む)
 会場:まちの広場


 10:20 上杉軍団行列
 会場:市内一円


 14:00 川中島合戦 《上杉・武田両軍の一大合戦絵巻》
 会場:松川河川敷




そして、5月3日(金)は、米沢市出身の俳優 眞島秀和さんが来ます。


米沢市は観光PRや米沢ファンの拡大を担う「おしょうしな観光大使」に、新たに米沢市出身の俳優・眞島秀和さんを委嘱しました。


5月3日の米沢上杉まつり「川中島合戦」にご来場いただき、委嘱状交付式を行う予定です。
眞島さんには、これから米沢PRしていただくため、様々なイベントでご活躍いただくそうです。


ちなみに「おしょうしな観光大使」はこれまで、タレントのダニエル・カールさんや女優のあき竹城さん、服部真湖さん、漫画家のますむらひろしさんら8人が委嘱を受けていますよ。





2日、3日は晴れますように。
松川河川敷の桜も散らずにお祭りを迎えて欲しいですね。




みなさんにとって素敵なゴールデンウィークになりますように。













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2013.05.01:xx34chanxx:コメント(0):[トップ]

置賜さくら回廊をご紹介【川西町】【長井市】【白鷹町】

  • 置賜さくら回廊をご紹介【川西町】【長井市】【白鷹町】



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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
ゴールデンウィーク前半も終わり、みなさんいかがお過ごしですか?


文化リスは【置賜さくら回廊】をめぐってきました。
置賜さくら回廊】とは、山形県南陽市・長井市・白鷹町の2市1町を跨ぐ、フラワー長井線沿いの桜の観光ルートのことで、赤湯温泉~白鷹町荒砥までを繋ぐ約43kmの桜の観光ルートです。


日本さくら名所100選「烏帽子山千本桜」を起点に、国の天然記念物に指定されている「伊佐沢の久保桜」「草岡の大明神桜」山形県指定天然記念物「薬師桜」をはじめとする、古木や名木、巨木といった古典桜の名所が20か所ほど点在しているのが特徴。それぞれの桜には、坂上田村麻呂や、後三年の役の源義家、そして伊達政宗といった、歴史上の人物の伝説が残っている。樹齢400年を超えるものはエドヒガンで、古木の多くは「種蒔き桜」と呼ばれ、雪解けの春に農作業の時期を告げる人々の暮らしと密接な関係にあったと言われています。




まだ満開ではない名所もありましたので、ゴールデンウィーク後半には満開見ごろを迎える場所も多くありそうです。


以下、巡った桜の名所一覧です。



置賜さくら回廊】より


◆長井市
・伊佐沢の久保桜(国指定天然記念物)
・最上川堤防千本桜


◆白鷹町
・釜の越ザクラ(町指定天然記念物)
・薬師ザクラ(山形県指定天然記念物)
・殿入桜(町指定天然記念物)
・原のシダレザクラ(町指定天然記念物)
・八乙女種まきザクラ(町指定天然記念物)
・子守堂のサクラ(町指定天然記念物)
・十二の桜
・山口奨学桜


置賜の桜の名所】より


◆川西町
・龍蔵桜


◆長井市
・さくら大橋開通記念植樹
・白つつじ公園


◆白鷹町
・白鷹やな公園




それでは、川西町~長井市~白鷹町のルートで、文化リスが回った順にご紹介します。




◆川西町
『龍蔵桜』






◆長井市
『さくら大橋開通記念植樹』






◆長井市
『伊佐沢の久保桜(国指定天然記念物)』






◆長井市
『最上川堤防千本桜』





◆長井市
『白つつじ公園』





◆白鷹町
『殿入桜(町指定天然記念物)』




◆白鷹町
『原のシダレザクラ(町指定天然記念物)』




◆白鷹町
『八乙女種まきザクラ(町指定天然記念物)』




◆白鷹町
『白鷹やな公園』




◆白鷹町
『子守堂のサクラ(町指定天然記念物)』




◆白鷹町
『山口奨学桜』




◆白鷹町
『十二の桜』





◆白鷹町
『釜の越ザクラ(町指定天然記念物)』




◆白鷹町
『薬師ザクラ(山形県指定天然記念物)』





一日で全部で14ヶ所回りました。
最後の方は日も暮れてしまいました。


こうしてまとめてみると、白鷹は本当に古典桜が多いですね。
白鷹を通っていると、どこに行っても桜の看板があり、
辿っていくと、ご紹介した古典桜の名所が数々あります。


なぜ白鷹がこんなにも多くの古典桜があるのかご存知ですか?
それは‥根が張りやすいからだと思います。(←予想)
白鷹は高い丘が多いです。
それから、エドヒガンがご長寿の木ということもありますよね。
おそらくそれらの条件が合致して・・・。





文化リスは【置賜さくら回廊】でまだ回っていない名所があります。


●白鷹町の「赤坂の薬師ザクラ」
●南陽市の「烏帽子山千本桜」、「双松公園の眺陽桜・慶海桜」
●長井市の「草岡の大明神桜」、「白兎のしだれ桜」
それから満開になった「釜の越ザクラ」と「十二の桜」にもリベンジに。



ゴールデンウィーク後半には、ご紹介したこれらの名所は満開の見ごろと予想します!


県外からもツアー客や観光客が多く訪れていましたよ。
置賜さくら回廊は素晴らしいです。
1200年の時間をつなぐ桜です。
歴史を感じながら、田園風景と山々をのんびり訪れる旅は良いものです。



ゴールデンウィークの予定がまだ決まっていない方は、【置賜さくら回廊】めぐりをしてみてはいかがでしょうか。
そして上杉まつりもあります。
開幕祭も取材してきたのですが、そちらはまた次回ご紹介します。





それでは、見る桜と食べる桜(塩漬け)が大好きな文化リスがお届けしました。














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2013.04.30:xx34chanxx:コメント(0):[トップ]

桜の開花情報【米沢市】松が岬公園(上杉神社)

  • 桜の開花情報【米沢市】松が岬公園(上杉神社)



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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。
今日は気温が暖かいので、桜の開花も一気に進んで桜が見ごろを迎えました。


今日はお天気にも恵まれ、絶好のお花見日和。
ということで早速、米沢市の松が岬公園(上杉神社・松が岬神社)に行ってきました。


まだ満開ではありませんでしたが、つぼみから三分咲き、五分咲き~満開まで沢山の桜を撮ってきましたので
写真と共にお伝えします。

こちらの開花情報でお花見に行く目安になればと思います。











あまりにも桜が綺麗だったので沢山の写真を撮ってご紹介しました。


今日は南陽市の烏帽子山公園にも行ってみようと思ったのですが、烏帽子山はまだまだ咲いていない様子でしたので、週末あたりから見ごろを迎えるのではないでしょうか。
長井市の伊佐沢の久保桜や、白鷹町の釜の越桜はゴールデンウィークあたりが見ごろのようですよ。


文化リスも行かなくっちゃ。




今日はまた、夜も夜桜を見に松が岬公園に行ってきます。
みなさんも週末は松が岬公園(上杉神社)にGO!
綺麗な桜で心も春満開です。














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2013.04.25:xx34chanxx:コメント(0):[トップ]

こども狂言クラブ「さくらに舞う会」&「米沢上杉まつり」のお知らせ

  • こども狂言クラブ「さくらに舞う会」&「米沢上杉まつり」のお知らせ


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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。


こども狂言クラブの平成25年度の「稽古はじめ」が行なわれるとのことで、取材に行って来ました。
これからこども狂言クラブの年間の活動を密着取材します。
情熱大陸のように皆様にご紹介できるようにしたいと思います。

こども狂言クラブ以外にも、置賜地域の子どもを主体とする伝統芸能をお伝えしていく予定です。
これから暖かくなって子ども伝統芸能の活動も増えていきますので、楽しみです。

現在、子ども伝統芸能の新ページは作成中ですので、早く皆様にお届けできるようにしたいと思います。



こども狂言クラブ「稽古はじめ」


2013年4月20日


伝国の杜こども狂言クラブは、新年度(平成25年度)の稽古はじめを行ないました。
この日を皮切りに、こども狂言クラブの新年度の活動がはじまります。


稽古はじめでは、ご担当者の安部理絵さんを中心に平成25年度の活動の予定や計画を話し合いました。
5月4日(土・祝)の「さくらに舞う会」のリハーサルを行ないました。
3月20日(水・祝)に行われた「こども狂言クラブ春休み発表会」より3番組の復習稽古を行ないました。
番組は、小舞「宇治の晒」小舞「うさぎ」小舞「暁」です。

◆伝国の杜エントランス能舞台



稽古場は伝国の杜エントランス能舞台



こども狂言クラブの活動の拠点は伝国の杜エントランスにある能舞台です。
こちらで日々の稽古を行なっています。

こども狂言クラブでは、東京から和泉流狂言師の山下浩一郎さんを講師に招いておりますが、この日は山下先生の稽古はなく、山下先生は今年度は、5月から翌年3月まで毎月1回ご指導くださいます。

稽古は土日(学校長期休暇中は平日もあり)の10時頃から17時頃までの時間帯で、数人ずつのグループに分かれ、参加時間は1時間~2時間程度です。
1年間に5回程度の発表の機会があり、稽古の進み具合により出演が決まります。

そのほかは、6月から3月に毎回2回の自主稽古会を設けることで決まりました。
ご担当者の安部理絵さんは、各自、自宅での予習や復習稽古のほか、自主稽古会に参加して自ら積極的に参加することを促しました。
その上で、現在のこども狂言クラブのレパートリーを増やしていくことを目標に掲げます。



◆稽古の様子





この日は午後1時から2時過ぎ頃まで約1時間の稽古で終了しました。
次の稽古日は、4月28日(日)です。


◆今年の発表予定(4月20日現在)

5月4日(土・祝) さくらに舞う会
9月8日(日) 山形県能楽の祭典
11月17日(日) 酒田市にて発表予定
12月15日(日) 稽古納め会
2月8日(土) 雪に舞う会
3月21日(金・祝) こども狂言クラブ春休み発表会


❖5月4日(土・祝)「さくらに舞う会」のお知らせ❖


発表会:こども狂言クラブ『さくらに舞う会』

日程:5月4日(土・祝)
場所:伝国の杜(米沢市)入口すぐの能舞台
時間:午後からの予定です。(※決まり次第、更新いたします。)


また、[伝国の杜]米沢市上杉博物館では「戦国のメモリー~合戦図屏風図と上杉の記録と~」が開催されています。
中でも注目は、1561年の第四次川中島合戦を描いた、上杉博物館所蔵の「川中島合戦図屏風」です。
米沢上杉まつりのクライマックスとなっている「戦国最大の死闘」が、縦約160センチ、横約370センチの屏風六曲一双に存分に表現されています。


そして、4月29日(月)~5月3日(金)からはいよいよ「米沢上杉まつり」が始まります。
当日は、「上杉まつり」の活気に溢れた余韻と、ゴールデンウィーク真っ只中ということもあり、米沢市は多くの人出が予想されます。
この流れで「こども狂言クラブ」の発表会にもぜひ足を運んでいただきたいと思います。

狂言は室町時代から続くむかしのお笑いです。
狂言がわからなくても初めて見る方でも、楽しめる内容となっていますよ。




〇取材協力  伝国の杜こども狂言クラブ
       財団法人 米沢上杉文化振興財団 伝国の杜 置賜文化ホール 安部理絵さん



◆4月29日(月)~5月3日(金)「米沢上杉まつり」のお知らせ

4月29日(月)~5月3日(金)からはいよいよ「米沢上杉まつり」が始まります!
上杉神社周辺や松川河川敷をメイン会場に展開されます。
目玉は、開幕祭、武禘式、上杉軍行列。
そしてなんといっても「川中島の合戦」です。

今年は武禘式が松川河川敷で行われ、上杉砲術隊が1年半ぶりに発砲演武を復活するそうですよ!
「迫力」を取り戻し、米沢の一夜を戦国時代へといざないます。


◆4月29日(月)開幕祭
 10:00 上杉神社例大祭
 10:30 オープニングセレモニー
 11:15 民踊流し
 13:00 ステージイベント   
 会場 松が岬公園

◆5月2日(木)武てい式
 16:30 武てい式軍団行列
 18:30 武てい式開始《謙信公出陣の儀式》  
 会場 松川河川敷

◆5月3日(金)上杉軍団行列・川中島合戦

 9:30 上杉松岬両神社神輿渡御(鼓笛隊含む)
 10:20 上杉軍団行列 会場 まちの広場
 会場 市内一円

 14:00 川中島合戦 《上杉・武田両軍の一大合戦絵巻》
 会場 松川河川敷



今年は、桜が見ごろを迎えるとみられている29日に開幕します。

29日の開幕の日は、午前11時15分から29団体966人が参加する民謡流しが伝国の杜前目抜き通りをパレードします。
午後1時から特設ステージで始まるステージイベントでは、ご当地アイドルユニット「アイガールズ」がお披露目されます。

2日午後4時半からは、軍団行列が行われ、武禘式保存会や上杉保存会をはじめとして計139人が参加し、上杉神社から上杉家廟所まで練り歩きます。

午後6時半からは松川河川敷で武禘式が行われ、11年9月の発砲事故以来、まつりへの参加を自粛してきた上杉砲術隊が加わり、迫力ある演武で華を添えます。

3日は、総勢583人の上杉行列が午前9時半に南部小をスタートし、今年は博多祇園山笠から譲り受ける前田慶次の山車人形が初登場します。

川中島合戦は、3日午後2時に松川河川敷で幕を開け、上杉軍489人と武田軍328人が戦国最大と称される死闘を再現します。

来場者数目標は28万人です。
すごいですね。

文化リスも取材に行く予定なので、人混みに負けず沢山写真を撮ってきたいと思います。
またこちらもご紹介できればと思います。


みなさまにとって素敵なゴールデンウィークになりますように。








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2013.04.25:xx34chanxx:コメント(0):[トップ]

草月いけばな展&雪化粧【米沢市】よねざわ市民ギャラリー

  • 草月いけばな展&雪化粧【米沢市】よねざわ市民ギャラリー



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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。



よねざわ市民ギャラリー・ドリームにて展示やステージなどで市民の文化活動を盛り上げる
「米沢市民芸術祭」が4月10日(水)に幕開けしました。


市民芸術祭とは、米沢市の芸術文化協会(亀岡博会長)と教育委員会が昭和40年から開催しており、今年で49回目となります。
長い歴史を持つこちらの芸術祭。
今年度は展示やステージなど3部門で計57事業を実施していきます。


20日(土)には、よねざわ市民ギャラリー・ドリームにて開会式が行われ、1年にわたる長い芸術祭の幕開けをテープカットでお祝いしました。


こちらの開幕式には、関係者や市民など多くの方々が出席し、置賜文化フォーラムの亀岡会長は、「少しでも良い作品を作り、発表することを心がけ、米沢の文化活動の発展に努めて欲しい」とご挨拶を述べました。




そして、同日の4月20日(土)は、草月会米沢地区のいけばな展「花と向き合う」が開催されました。
草月流のいけばなは、自由に思いのままに多様な表現ができることが最大の特徴です。
こちらの取材に行ってきましたので、写真・解説と共にお伝えしたいと思います。









いけばな展では、サクラやチューリップなど春の花をメインとした草月流のいけばなが全部で42作品が並んでおりました。
いけばなを始めて数年以上の方から、数年未満の方まで個性溢れる作品が展示されておりました。



草月流は、初代家元・勅使河原蒼風が形式主体のいけばなに疑問を持ち、「個性」を尊重した自由な表現を求めたことから草月いけばなは、1927年創流されました。
草月のいけばなは「型」にとらわれることなく、常に新しく、自由にその人の個性を映し出します。
いけ手の自由な思いを花に託して、自分らしく、のびやかに花をいけていきます。


草月のいけばなは、同じ花器、花材でも、時間や場所によって異なる表現ができるところに楽しさがあります。
「場」の魅力を作品に取り込み、さまざまな条件と空間を総合的に考え、絶えず変化する時代の流れを捉えた作品で、街や空間をいっそう輝かせる活動を全国で展開しています。



まずは、作品33点を使用したお花・簡単な解説と共にご紹介します。
(※順不同、敬称略にてご紹介させていただきます。)










色鮮やかな沢山のいけばなに囲まれ、ご来場のみなさんは春の雰囲気を満喫しておりましたよ。
会場は、お花の良い香りに包まれ色彩も美しく素敵な空間でした。
なかには、食べ物でいけられた作品があったりと個性的でユニークないけばなもありました。



次に、いけばなを習い始めて数年未満の方の作品9点をご紹介します。
習い始めて間もないとは思えないほどの美しい作品ばかりでした。









小学3年生や中学1年生の素敵な作品もありました。
お花にはその人の性格がそのまま表れるそうです。
お子さんのいけばなを鑑賞していると若々しさ、瑞々しさが伝わってきます。
お花の咲き方も輝かしい未来に向けてフレッシュです。


また、結婚を控えている方の作品は、幸せいっぱいの雰囲気が伝わってきました。
こんな素敵ないけばなをお家に飾ったら日々の生活が嬉しくなりますね。



いかがでしたか?
写真を見ているだけでお花の薫りが漂ってきそうです。
お花って本当に美しいですね。









今回取材をするにあたって、いけばなを一点一点ご丁寧に解説してくださったご指導者のお二方です。
共にそれぞれの作品の前で撮影させていただきました。


今回のいけばな展では、長谷部先生がご指導された24名、横山先生がご指導された16名の作品が展示されていました。


大変わかりやすくお花のことを教えていただき、文化リスもお花の種類やいけばなについて詳しくなれた気がしました。
この時期までしか咲かない花、春の花、いけばなにはよく使われる花、花器のこと、いけかたの順序、そして花に込めれた想い。いけばなは実に奥深いです。


取材にご協力いただき誠にありがとうございました。





花をいけるとは、心をいけること。
私たちの心の中のおもいを、植物のいのちを通して表現する、それがいけばなです。
一輪の花が、私たちの心と響き合うとき、笑顔と感動の輪が生まれます。
花にのせたおもいは、人と人とを結びながら、いつまでもどこまでも広がっていきます。
いけばな草月は、花と人と時代に向き合いながら、心の豊かさを育んでいきます。



そして草月流のいけばなは瞬間芸術です。
いけばなは、その時の気持ちや想いを花に託していけます。
いけばなの見え方は毎日違い、お花が生きているからこそ、時間と共に形も違ってくるので、いろいろな見方を楽しむことができます。
そこがいけばなの良いところです。



今回の取材でまたひとつ学びました。







●草月いけばなを始めませんか?
草月のいけばなは、いつでも、どこでも、だれにでも、そしてどのような素材を使ってもいけられるということを特色にしています。


どなたでもお気軽に参加できるので、今回ご紹介したようないけばなをお家に飾りたい!
いけてみたい!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ参加してみてください。


長谷部先生、横山先生がご指導してくださるいけばな教室は参加者を募集しております。
参加ご希望の方、詳細を知りたい方は下記までお問い合わせください。




◆長谷部千仁先生
教室名:草月いけばな米沢教室
指導者名:長谷部千仁(千恵子)
連絡先:0238-23-5709
教室住所:米沢市通町3丁目8-92



◆横山美星先生
教室名:草月流いけばな教室・米沢
指導者名:横山美星(美喜子)
連絡先:0238-37-2768
教室住所:米沢市窪田町小瀬172-10






◆取材協力
・草月会山形県支部米沢地区
・会長 横山美星さん
・長谷部千仁さん









追伸
そうそう、この前雪が降りましたね。
季節外れの大雪に見舞われ、開花が進む桜の木も雪化粧。
桜隠す雪の花となりました。
米沢では積雪12センチを記録したそうですよ。









飯豊町には鯉のぼりがありました。
もうすぐ5月ですが、鯉のぼりと雪景色。
こういうのもたまには良いですね。


翌日には春らしい気温に戻って、こんなに積もった雪もすっかり溶けました。
本日(24日)の朝の松が岬公園を見たのですが、
桜は五分咲き~七分咲きといったところでした。
今週末には満開になりそうですね。


置賜さくら回廊が楽しみです。
気になる開花情報はこちらからどうぞ。





みなさんの心の中にもお花が咲きますように。










2013.04.24:xx34chanxx:コメント(0):[トップ]

五人衆展【米沢市】よねざわ市民ギャラリー

  • 五人衆展【米沢市】よねざわ市民ギャラリー


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置賜文化フォーラム編集員の「文化リス」です。




前回の記事 映画「ヲ乃ガワ」先行試写会 に関しまして、
主演の前田希美さん、及川奈央さん
ほか、多くの出演キャスト様に記事を宣伝していただきまして



おかげさまで置賜文化フォーラム史上最高のアクセス数となりました。
沢山の方にご覧いただきまして誠にありがとうございました。


また、主演の前田希美さんや及川奈央さん
出演キャスト様にもご覧いただけて感無量でございます。


若い子を中心に絶大な人気がある前田希美さん。
宣伝効果も絶大でした(*´ω`*)


この場をお借りして記事を宣伝してくださった
前田希美さん、及川奈央さん、阿知尚康さん、ナオミさん、小野田唯さん、阿部恍沙穂さん、浦谷ゆうなちゃん、ほか関係者の皆々様。
(ほか、いらっしゃいましたら感謝いたします。)
誠にありがとうございました。


また米沢で上映が戻って来る際は宣伝させてください。
その際は文化リスもまた観に行きます。


そしてこれを機に全国の方々に置賜を知って頂けたら嬉しく思います。
これからも沢山置賜のイベントなど文化情報をお伝えしていきますので
引き続き、置賜文化フォーラムをよろしくお願い申し上げます。





ではでは本題です。
(大沼デパート米沢店6F)で開催された
「五人衆展」の取材に行って来ました。









「五人衆展」とは、米沢市芸術文化協会の会員5名による展覧会です。
工芸や写真、書など多彩な芸術作品の数々が並んでおり、訪れる人たちを楽しませていました。



こちらの展覧会は、市民芸術祭の開幕前などにギャラリーを盛り上げようと、
よねざわ市民ギャラリー自主事業として毎年開催されています。
今年で4年目を迎え、今回が第7弾です。


震災復興を願う書や虫にスポットを当てたユニークな写真、
みずみずしい水彩画など、それぞれの作家さんの感性が光っておりました。



【工芸、写真、書】髙橋信行さん
【工芸】金藤はるみさん
【絵画】田中寛司さん
【写真】長谷部雅之さん
【書】我彦芳柳さん
※紹介順に掲載しております。


の5名が計27点を出展されました。



それでは、5名の作家さんとそれぞれの作品を
写真と共にご紹介したいと思います。













展覧会には、髙橋信行さんご本人がいらっしゃったので
それぞれの作品についてお話を伺うことが出来ました。


髙橋信行さんは、米沢の伝統工芸【笹野一刀彫】の職人さんです。
髙橋さんは、日本代表として海外で実演したり、ローマ法王聖下よりゴールドメタル拝領、
高円宮憲仁新王の訪問を受けたり、NHK大河ドラマ「天地人」で木彫指導なさったり、
数々の賞を受賞されたりと芸術の分野で多彩な作品を手がけられています。



「置賜の宝」記事の「置賜の木工芸-笹野一刀彫」でもご紹介しておりますので、
こちらも併せてご覧いただけますと幸いです。



展示されていた「十二支連」
干支の年のみしか作らないそうです。
十二年に一度のみ購入することが出来るレアな笹野一刀彫です。
今年は巳年なのでお正月にへびをお見かけしました。



【笹野一刀彫】は、置賜在住の方にはもはや見ない機会がないほど
当たり前に存在している【お鷹ぽっぽ】ですが、
置賜を離れると県内でも【お鷹ぽっぽ】を知る機会は少なくなると思います。


この機会に県外の方にも【笹野一刀彫】を知って頂くためにご説明いたします。


【お鷹ぽっぽ】こと【笹野一刀彫】は、千数百年来、米沢市の笹野に伝承する有名な郷土玩具です。
千百余年前、坂ノ上田村麻呂が東征の際、戦勝祈願に開基した千手観音と共に
信仰玩具として興ったとされています。
その後、上杉鷹山公が豪雪にとざされる冬の副業として指導奨励し、
技術が磨かれ今日まで継承されています。


材料は里人がアブラコと呼んでいる野生の喬木で「サルキリ」「チヂレ」という独特の刃物を使って彫り削り、
簡単な色彩をつけたものですが、その野趣に富んだ素朴な作品は一種の風格を備えて
多くの愛好家から親しまれてきました。



文化リスの干支はうさぎ年なのでうさぎさんが欲しいな。(リスですが。)
今年はふくろうとえんじゅの木で出来たお鷹ぽっぽを買いました。
当然ひとつひとつお顔が違うので、選びに選んでとっておきのを、お気に入りです。
おそらく縁起物のお鷹ぽっぽを一年の初めに買ったので、こうして置賜の旅が出来ているのだと思います。
お鷹ぽっぽは福をもたらすんですね。











金藤はるみさん。
刺繍の普及と指導をライフワークにしていらっしゃいます。
伝統的な手法に新しい感覚を取り入れながら、オリジナルの作品を作り続けています。
作品は絵ではなく、全て刺繍です。
まるで絵に描いたかのような素晴らしい作品ばかりでした。


「蛍光」という作品は、写真でもお分かり頂けるでしょうか?
まるで蛍が飛んでいるかのように、光が点いたり消えたりととても素敵でした。









田中寛司さん。
水彩画を多数出展されていました。
第80回日本水彩展入選、日本水彩画会会友に推挙されるなどの数多くの功績を残されています。
吸い込まれるような素晴らしい水彩画でした。










長谷部雅之さん。
被写体は虫。
虫にスポットを当てたユニークな写真の作品の数々でした。
アップで見ると虫はこんな顔をしているんですね。


「マイマイガ」は見ているだけでモゾモゾしてしまいました。
今にも動き出しそうであまり凝視できず。


「お食事中」も、まるで絵本に出てくるかのような青虫の曲線。
こちらもうにょうにょと今にも動き出しそう。
私達の生活の中には、虫さん達もこのように食べたり動いたり生活しているんですね。


他の虫さんの写真もあったりするのかなと興味深々です。
文化リスは蝉の脱皮に神秘を感じるので
蝉の脱皮している写真を撮りたいなと思いました。


蝉は脱皮に失敗するともう二度と空に羽ばたけないんですよ。
土の中で何十年も暮らしていて失敗するなんて涙が出そうです。
蝉の脱皮中をお見かけしたらそっと見守りましょう。










我彦芳柳さん。
震災から2年。震災復興を願う力強い書が展示されていました。


置賜の旅を続けて、書を拝見する機会が増えました。
その度に今の文化リスはどのくらい書けるのかなぁと思い、書道を始めたくなります。
ただ‥書道道具がない!まずはそれからですね。





いかがでしたか。
素晴らしい芸術作家さんによる素晴らしい作品の数々。




置賜の旅を続けていると、ギャラリーだったり展示会だったり
沢山の芸術作品に触れる機会が増えたのですが
その度に刺激を受け、文化リスの芸術魂?がくすぐられます。


生きていること、自分が存在していること自体がアートなのかもしれません。
どう自分を表現するか、表現力って大事ですよね。
それがみんなそれぞれ違うだけ。



何年先になるかわからないけれど、いつか文化リスも写真展とかに出展したいな。
生きているうちに一度は多くの方に観てもらいたい。
と思った一日でした。





(大沼米沢店6F)では、常時展覧会などを行っております。
ぜひみなさん足を運んでみてはいかがでしょうか。


4月の催事は下記の通りです。



4/20(土)10:10~
◇第49回市民芸術祭開幕式 ※呈茶席もあります。


4/20(土)~4/21(日)
◇草月流米沢地区いけばな展


4/27(土)~5/5(日)
◇市民ギャラリー自主事業「女流作家展3」


5/17(金)~5/19(日)
◇年金者連盟作品展


5/25(土)~5/26(日)
◇英春会花展
◇小原流 花の輪・人の輪・みんなの花展


5/31(金)~6/2(日)
◇生きがいと創造七部会 総合展覧会


※催事は変更になる場合があります。





文化リスも取材に行ける限りは沢山お伝えしていきたいと思います。
4/20(土)に◇草月流米沢地区いけばな展の取材に早速行って来ますよ。
いけばな楽しみです。


こちらもご紹介するのでその際はぜひみなさんご覧くださいね。




記事に関するお問い合わせはこちらまで


















2013.04.17:xx34chanxx:コメント(0):[トップ]

「置賜の宝」カタログが山形新聞・米澤新聞に掲載されました。

  • 「置賜の宝」カタログが山形新聞・米澤新聞に掲載されました。


■山形新聞2013年4月13日号に掲載されました。
※クリックで拡大表示します。





山形新聞に大きく取り上げていただきました。






■米澤新聞2013年4月1日号に掲載されました。
※クリックで拡大表示します。










置賜文化フォーラムでは、これまでHP上でご紹介してきた
「置賜の宝」約61項目をカタログとして作製いたしました。



カタログは「置賜の宝」各項目にQRコードが付き、
置賜文化フォーラムのHPの各項目にアクセス出来る仕組みとなっております。



置賜地域における総合学習で資料として、また観光や地域情報の検索ツールとして
多くの方にご利用頂けましたら光栄でございます。






今後も「置賜の宝」を随時更新予定です。
ただいま項目を作成中ですので、新たな「宝」項目の更新までいましばらくお待ちください。






「置賜の宝」はこちらからご覧いただけます。

印刷用PDFはこちらよりダウンロードできます。

 ※クリックしてダウンロードできます。







カタログは9500部製作し、既に各市町の庁舎や文化施設などに配布済みです。
おかげさまでご好評いただき、事務局には残り数部となりました。
「置賜の宝」カタログをご希望の方はお問い合わせフォーム又は、
お電話にてお問い合わせください。




置賜文化フォーラム事務局 :山形県置賜総合支庁地域振興課
TEL:0238-26-6018/FAX:0238-26-6022
〒992-0012 山形県米沢市金池7-1-50










2013.04.15:xx34chanxx:コメント(0):[トップ]

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