あとりえスタッフの上遠野と申します。この度、12月に「日本障害フォーラム(JDF)能登半島地震支援センター」の活動へ参加させていただきました。
2024年1月1日に能登半島地震があり、JDFでは「JDF能登半島地震支援センター」を2024年5月より石川県七尾市に開設され、そこから現在も支援を続けています。私は、その第80クール目に、初めて能登半島支援に参加しました。
もうすぐ2年になる能登半島地震ですが、現地ではまだまだ仮設で暮らしている方が多いのが現状です。
まだ残る倒壊した家屋、斜めになったり倒れたりしている電柱、隆起した地面、割れたコンクリート、地面がくぼんだ所に雨が降ってできたたくさんの水たまり、現在も工事をしており多数の片側通行の場所…
能登半島は更地になった場所が多く、広々とした印象がありましたが、この支援活動に何度も参加しているスタッフマネージャーの方から「この更地にはほとんど建物があり、地震で倒壊して壊した跡だ」と説明されたことがとても印象に残っています。
また、2024年9月に追い打ちをかけるように豪雨があり、山を見ると高い木が沢山ひっくり返っていたり、断崖絶壁の場所を作業している人々、ブルーシートが張られた法面、手つかずの土砂崩れがあった場所、山高く積まれた沢山の大きな土嚢…
災害の影響により、能登半島の人口は1割流出し、特に若い働き手が減りました。それによる慢性的な働き手不足は、施設職員の人手不足や、公共交通機関の本数やルートが減る事に繋がり、更に交通の便が悪くなり普段の買い物や通院にも行き辛い…
私が体験させて頂いた一週間という短い間でも、これだけの難題が見えてきましたが、それ以上に困難があっても声を上げる事の出来ない、相談する事すらできず把握されていない方々が沢山いるんだろうと予測が出来、支援の必要性を強く感じました。
テレビからの情報だけでは知る事ができない現状を知り、被災地の様子を自分の目で見る事、そして現地の人々からお話を伺う事の大切さを思い知りました。行かせて頂き、本当に良かったと感じています。
「自分も何かできる事はないだろうか?」と思っての参加でしたが、お世話になった利用者さん・職員さん・現地の方々から温かく受け入れて頂き、沢山の素敵な気持ちや似顔絵の贈り物を貰って帰って来ました。
震災の影響が未だ色濃く残り、人手が足らず課題が多い中、能登半島で懸命に生きる人々の姿に勇気を貰いました。この事を多くの人に届けたいと思い、書かせていただきました。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
写真は、支援センターのある七尾市の和倉温泉地域の朝日です。
能登半島は本当に海が綺麗で、魚も美味しく、また訪れたいと感じた場所でした。
あとりえスタッフ 上遠野