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22日、「呉服次々販売」の無料相談
いまだに多いこの「呉服次々販売」の被害。
こういう売り方の業者が横行したことが着物のイメージを悪くしてきた大きな原因でもあるんですよね…。
展示会が全て悪いわけではないですが、どこに行っても何を買うにも、ちゃんと自分で納得出来るお買い物をしましょうね。
1人ではなんとなく売り子さんたちに押し切られてしまいそうな人は、誰か心強い人と一緒に出かけることが一番です。
私でよろしければ、展示会に限らず、着物回りのお買い物にご一緒しますよ〜
↓山形新聞より
『高額呉服買わされる被害−県内で相次ぎ22日に電話相談』
高齢の女性らにクレジット契約を勧め、返済能力を上回る高額な呉服などを売り付ける被害が県内で相次いでいる。月々の返済に対応できず、業者に返品しようとしたが、応じてもらえず、うつ病になりかけた女性もいるという。県弁護士会(遠藤凉一会長)は事態を重視し、22日、初の電話無料相談を行うことを決めた。
こうした被害は「呉服次々販売」と呼ばれ、全国で被害者が急増している。県消費生活センターによると、呉服次々販売についての県内の相談件数は04年度が6件、05年度2件、06年度4件、07年度は7月末現在で既に4件となっている。主な相談内容は「展示会の会場で無理やり売り付けられた」「購入したものの、返済できなくて困っている」など。
県弁護士会に所属する弁護士にも数件の相談があった。山形市内の女性(78)は02年から04年にかけて計12回にわたり、県内に営業所がある2業者から約80万円の着物や約65万円の指輪などを買わされた。金額は計約460万円に上ったという。
この女性は、いずれも山形市内などで開かれた展示会で「今回は特別に安いから」「クレジットなら月々の支払額は少ないから」などと店員から執拗(しつよう)に購入を勧められ、無理やりクレジット契約をさせられた。
女性の収入は年金のみだったが、契約書の職業欄には「呉服販売店店員」などと虚偽の記載をするよう迫られた。購入後、月々の返済は13万円を超えることもあり、とても支払えないことから、業者に返品しようとしたが、応じてもらえず、弁護士に相談した04年6月ごろには、うつ病になりかけていたという。
電話無料相談は被害の実態を把握し、返品などの対策を助言するのが目的で行われる。時間は22日午前10時から正午まで。電話番号は023(635)3648。当日は弁護士3人が対応する。同時に山形市七日町のナナ・ビーンズ8階にある県弁護士会事務所では面談も行う予定だ。問い合わせは県弁護士会023(622)2234。
2007.08.20:
塩
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