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戦は己の欲のためにあらず<武禘式>

  • 戦は己の欲のためにあらず<武禘式>

米沢上杉まつり 武禘式

日 時 令和5年5月2日(火)18:30~19:30

会 場 伝国の杜前広場
 

武禘式軍団行列
 16:30 上杉家廟所参拝
 17:00 千勝院に参拝し上杉神社まで行進
 17:30 上杉神社に参拝、会場へ

 
上杉謙信公はその生涯において、70余度ほど自ら陣頭に立って戦ったと伝えられています。
また部下の諸将に命じて出陣させたものを加えれば数え切れないほどです。
その出陣の度に武禘式と称する儀式を行い、神仏に戦勝を祈りました。
この儀式は神仏に代わって不正不義を討つという強い信念に基いたものです。
当日は、武禘式保存会の会員によって再現されます。
赤々と燃えるかがり火の中で、五沾水(ごてんすい)の儀・軍神勧請の儀などが約1時間にわたって荘厳にとり行われ、つめかけた観客をしばし戦国の世へ誘います。

2023.04.01:事務局:[武てい式]

武てい式 ~戦は己の欲のためにあらず~

  • 武てい式 ~戦は己の欲のためにあらず~
武てい式
日時:平成26年5月2日(金)18時30分から19時30分
場所:松川河川敷

武てい式軍団行列
日時:平成26年5月2日(金)16時30分から
場所:上杉神社・上杉家廟所

上杉謙信公はその生涯において、70余度ほど自ら陣頭に立って戦ったと伝えられています。また部下の諸将に命じて出陣させたものを加えれば数え切れないほどです。

その出陣の度に武てい式と称する儀式を行い、神仏に戦勝を祈りました。
この儀式は神仏に代わって不正不義を討つという強い信念に基づいたものです。

この日は、武てい式保存会の会員によって史実どおりに再現されます。
赤々と燃える篝火の中で、五沾水(ごてんすい)の儀・軍神勧請の儀などが約1時間にわたって荘厳にとり行われ、つめかけた観客をしばし戦国の世へ誘います。


武てい式《Story》



武てい式の前に、謙信は護摩堂に入り五壇護摩を行う。
五壇護摩とは、五大尊明王(不動明王・隆三世明王・軍茶利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王)に祈祷する事で、これによって自我を払い精神を統一し、神仏の啓示を得る事が出来るというもの。

上杉謙信が合戦前に必ず行ったという、軍の守護神を降ろす為の儀式の再現。会場に用意された護摩壇で五段護摩を行い、自我を払い精神統一し神仏の啓示を仰ぐ。

武てい式に先立ち、謙信公と甲冑軍団が上杉家廟所を参拝する。その後、市内中心街を行進し会場へ向かう。武てい式会場では、開式宣言・軍団集結・軍神勧請・五沾水の儀・賜旗・出陣が行われ儀式は終了する。


◆ 開会宣言

武将の集合を告げる「総登城」の太鼓が打ち鳴らされ、二十八将が駆けつける。
登場人物(参加武将)一覧


◆ 軍団集結

軍奉行が謙信に全軍団の集結を告げ、侍組の子息達からなる「青龍隊」による演武、続いて「馬廻組槍隊」による槍舞が行われる。




◆ 軍神勧請

軍神を招き迎える儀式、伶人・神官により奏楽と警蹕が行われ、次に軍奉行の 「軍神勧請」の声で、上杉太鼓が打ち鳴らされる。
謙信は、軍師を従えて神前に進み祈祷を行い、神前に供えてある水(五沾水)水筒に移す。
  

◆ 五沾水 (ごてんすいの儀)

五沾水は神の水であり、これをを受ける事で神に代わって敵を討つ信念が固められる。各武将は、五沾水を軍奉行から受け、最後に軍奉行と軍師がそれを受ける。




◆ 賜  旗

謙信公によって先手の大将に「刀八毘沙門天」の旗、二の見の大将に上杉家家宝「八幡の御弓」、僧侶に帝から賜った「天賜の御旗」が渡される。
出陣を前に、お能衆によって謙信の読んだ和歌が朗詠される。


◆ 出  陣

謙信公の出陣の号令で、上杉太鼓・軍螺が打ち鳴らされる。
軍奉行の抜刀の号令と謙信公の掛声により、武将達はそれに応え、上杉軍団は降壇行進を行い、武てい式は終了する。
2014.02.21:事務局:[武てい式]
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