「風の神」と書かれていれば誰しもお天気の風の神様を連想するところですが、米沢にある「風の神」はなんと風邪(感冒)の神様なのです。元々は米沢藩士の屋敷神として祀られていただけでしたが、周辺住民の話題となりお札や講、神輿に社まで作って盛大に祀られることになりました。昭和25年に山形地方検察庁米沢支部が屋敷跡に建てられましたが、「風の神」だけは特別に残されることになり、現在も検察庁の門の内側にその社が建っています。
官地(検察庁)に建つ米沢の「風(風邪)の神」。検察庁のみなさん風邪ひかないのでしょうか? 風(風邪)の神の地図 ![]() 上杉時代館の「直江兼続公」講座(本館) |
米沢市関根にある 普門院 (ふもんいん)は、同地区にある羽黒神社とともに 上杉治憲敬師郊迎跡 として国指定史跡となっている寺です。
普門院は、萱葺き屋根の一部が陥没するなど近年老朽化による痛みが顕著になって来ており、今年度から 平成の大改修 が始まることになっています。大改修が終わるのは平成30年(2018年)の予定ですので今後7年間に渡りシートに覆われることになります。拝観を希望される方はぜひお急ぎ下さい。 今年で216年になる細井平州先生お手植えの椿。 普門院の地図 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 【大河ドラマ 八重の桜】 米沢にも暮らした八重 ![]() 福島県 八重をもっと知り隊 事務局 ![]() 会津若松市 ハンサムウーマン 八重と会津博 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ![]() 上杉時代館の「直江兼続公」講座(本館) |
上杉家の120万石移封、30万石減封により多くの寺院が越後から会津、米沢と移されましたが、越後国上田庄上山あった「関興庵」(かんこうあん)もその寺の一つでした。米沢に入った「関興庵」は、直江兼続公により米沢城の守護と安泰を祈念し鬼門にあたる城下北東部に再建されています。現在南魚沼市にある「関興寺」(かんこうじ)は、米沢の「関興庵」から住職の一人が後に越後に戻り再興したお寺です。「関興庵」は直江兼続公の生家樋口家の菩提寺です。
越後国上田庄上山(南魚沼市)から米沢に移された「関興庵」。 直江兼続公の生家樋口家の菩提寺です。 後に越後国上田庄上野(南魚沼市)に再興された「関興寺」。 樋口家の菩提寺 関興庵の地図 新潟県南魚沼市 関興寺の地図 ![]() 上杉時代館の「直江兼続公」講座(本館) |
米沢の白子神社(しろこじんじゃ)は、和銅5年(712年)創建と伝わる大変歴史のある神社です。米沢を治めた歴代の領主から守護を受けて来た白子神社ですが、直江兼続公も上杉家の会津120万石移封に伴い米沢30万石の城主となった際に社殿の修復を行っています。米沢中興の祖、第9代米沢藩主 上杉鷹山公 が藩の財政改革に臨むにあたり誓詞を納めた神社としても有名です。現在の社は大正6年の大火焼失後、同13年に再建された建物ですが、近年老朽化による痛みが目立ち始めたため今年度から 平成の大改修 が行われることになっています。神社には山形県最古と見られる約1000年前の鬼瓦が所蔵されています。
白子神社の地図 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 【大河ドラマ 八重の桜】 米沢にも暮らした八重 ![]() 福島県 八重をもっと知り隊 事務局 ![]() 会津若松市 ハンサムウーマン 八重と会津博 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ![]() 上杉時代館の「直江兼続公」講座(本館) |
上杉景勝公が入部された頃の米沢は、城下を南から北に流れる松川(最上川)が度々氾濫を繰り返し、米沢城の東側には居住はもちろんのこと耕作も出来ない土地が広がっていました。そこで直江兼続公は、暴れ川「松川」を鎮めるため 赤 崩 山 (あかくずれやま)に登り治水工事の計画を立てたと言われています。
松川上流部の赤崩から谷地河原(やちがわら)にかけては、川底が浅い上にここから城下に向かって土地が下っているため、大雨の度にあふれ出し城下南部から東部にかけてを水浸しにしていました。慶長18年(1613年)に完成した石積みの堤防 直江石堤(谷地河原堤防) は、この浸水被害を無くし城下に新たな居住区と広大な農地をもたらしました。400年という年月を経ながらも直江石堤は今もなおその姿をしっかりと留めています。 松川の氾濫により浸水地域(イメージ図です) ![]() 松川と城下の間に造られた直江石堤。 ![]() 雨に濡れ黒光りを見せる谷地河原堤防「直江石堤」 大きな石を中心に置き周りに小さな石を置いた「亀甲組み工法」 雑草の有り無しの違いは、砂が入っているかいないかの違いです。 熊が出没する地域です。くれぐれもご注意ください。 直江石堤(谷地河原堤防)の駐車場の地図 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 【八重の桜】 米沢にも暮らした八重 ![]() 福島県 八重をもっと知り隊 事務局 ![]() 会津若松市 ハンサムウーマン 八重と会津博 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ![]() 上杉時代館の「直江兼続公」講座(本館) |
All Rights Reserved by 上杉時代館
法泉寺境内に建つ文殊堂。(北側の境内)
直江兼続公の歌碑が建てられています。(北側の境内)
直江兼続公の歌碑に刻まれた「文武両金」の文字。(文武両道と同じ意味)
かつての「米沢三名園」も手が入らないためご覧のような状態になっています。(北側の境内)
法泉寺の地図
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【大河ドラマ 八重の桜】 米沢にも暮らした八重
福島県 八重をもっと知り隊 事務局
会津若松市 ハンサムウーマン 八重と会津博
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
上杉時代館の「直江兼続公」講座(本館)