TUAD 卒業生支援センター

一口で言えば、東北芸術工科大学が卒業生の為の支援サービスを提供する機関です。恐らく、本学が初めてこの名称を使ったと自負しています。何故ならば、他大学では本学同様に校友会または同窓会なる機関が存在し、定年を迎えた卒業生たちが組織を運営するので、わざわざ、支援という言葉を使わずとも、きめ細かいサービスが機能しているのです。
しかし、本学は第1期卒業生でも平均30代初めで働き盛りです。他人のことや卒業生全体を見渡す余裕などありません。本業をまもるのが精一杯ではないでしょうか?ですから、もう少し、卒業生が熟年になって、ボランティア精神を発揮できる迄、大学が隙間をカバーしていこうというものです。そう、将来的にはこのセンターも校友会に集結するのかも知れませんね。
明確に区別すれば、校友会は卒業生主導型ですが、センターは現段階において大学側が主導支援するという視点の違いでしょうか。