TUAD 卒業生支援センター

【トピックス】
求人内容
  仙台市近郊での住宅工事現場の現場管理
  その他、モデルハウスでの接客
仙台支店場所:仙台市青葉区水の森4−2−1
お問い合わせ電話番号:022−303−3233

ご希望の方は仙台支店まで履歴書を郵送するか持参願います。
卒業生の皆様             
                   東北芸術工科大学大学院修士課程仙台スクール

拝啓 本学卒業生の皆様におかれましては、各分野においてご活躍中のことと存じます。
さて、本学では2005年度より大学院修士課程仙台スクールを設置し、地域の発展に資する
高度人材育成を実施いたしております。また、2008年度からは教育内容を更に充実させ、
映画・ゲーム・アニメ・広告・ブランディング・事業商品開発等の分野にわたる
教育研究活動を展開していきます。
なお、これまでの仙台スクール修了生は、現場での実務経験豊富な教員の指導のもと、
企業でのインターンシップ等の実践活動を積極的に実施することにより能力を高め、
アニメ制作会社、映画制作会社、ゲーム制作会社、システム開発企業などへ進路が
決定しています。2008年度から拡充する「ビジネス・プロデュース」系においては、
これまでの進路領域に加え、広告や事業・商品開発等への進路も想定しております。
卒業生の皆様のうち、今後当該領域での学修に関心のある方は下記URLより資料請求
くださいますようお願いいたします。
仙台スクールホームページ:http://conpro.jp/
なお、2008年度入学生の入学出願受付締め切りは、今年3月13日(木)となっておりますので
ご確認ください。(選考は面接と企画書により行われます。)

また、仙台スクールでは来る2月9日(土)14時より公開セミナーを開催いたしますので
ご案内いたします。講師の植松豊行先生は、パナソニックデザイン社社長として
松下電器産業(株)のV字回復に貢献された、我が国デザイン界の重鎮であり、
今春より本学修士課程仙台スクールの教育にご協力いただくことが決定しております。
セミナー詳細につきましても上記URLをご参照ください。当日は仙台スクールの
概要についても紹介させていただきます。
卒業生の皆さんの今後の益々のご活躍を祈念いたしております。

問合せ先:東北芸術工科大学仙台事務所
仙台市青葉区中央1−3−1AER7階
TEL.:022-716-6377
e-mail : sendai@aga.tuad.ac.jp
Web:http://conpro.jp/


(就職部長・大学院デザイン工学専攻長 吉田 朗先生より)
卒業生の皆さん,元気にお過ごしでしょうか.
皆さんが卒業した本学は,常にクリエイティブ・マインドを持って新しい時代に対応した
新しい分野を構築しながら,教育と社会活動に邁進しています.
さて,皆さんもご存知かと思いますが,2005年度に仙台に開設した大学院「仙台スクール」が,
今年の4月から「ビジネス・プロデュース」分野を加えさらに充実した教育をスタートします.
皆さんも実感しているように,経済が低迷する現代にあって,ビジネス分野でもクリエイティブな
発想や手法が求められています.ソーシャル・イノベーションを起こす起業家だけではなく,
大企業が経営戦略を立てる場面でも多くのデザイナーやクリエイターが活躍しています.
こうした社会の要請に応えるべく,本学は「仙台スクール」をビジネスに通用する
デザイナー・プロデューサー・クリエイター教育のフラグ・シップと位置づけ,さらなる挑戦を始めます.
 もし皆さんの中で,人生設計の第二ステップとして,「起業を目指したい」,
「企業経営の中で自分の創造力を活かしたい」,「自分の作品をビジネスに繋げたい」
と考えている人や「心機一転,新たなデザインの分野にチャレンジしたい」と思っている人がいれば,
「仙台スクール」への入学を考えてみて下さい.皆さんの将来に必ず役に立てると確信しています.
カリキュラムは社会人向けに組まれていますので,仕事を続けながら学ぶことができます.
これも皆さんにとって大きなメリットになると期待しています.関心のある方は,
是非,大学まで連絡を取ってみて下さい.
本学は卒業生の皆さんのために,微力ながら支援を続けて行くつもりです.
これからの皆さんの人生が幸せに満ち,充実したものになることを陰ながらお祈りいたします.
1月25日 吉田 朗
おしらせ                       
H17年12月13日
仙台市における新ビジネス創出への話合い 第1回会合 
 
                    卒業生支援センター長  日原もとこ
 

趣旨
 
 東北芸術工科大学は仙台市において、東北における本学の芸術、デザインなど専門分野を生かしたeビジネスのスペシャリスト育成機関として、2005年4月より、大学院仙台スクール コンテンツプロデュース領域を開設しました。その内容は映画・アニメ・ゲームプロデューサーを育成するための初の大学院です。場所は仙台駅の至近距離にあるアエルビルを借りています。こうした、協力関係を持つ仙台市が本学に寄せる期待は仙台市における新しいビジネス創出です。こうした背景の中、仙台市は上記領域に限らず、インキュベーション支援というかたちで門戸を広げ、仙台圏、山形在住の卒業生を巻き込み、まずは情報交流によって、新しい発想による新ビジネスの展開を模索しております。
 そこで、卒業生支援センターでは、師走の忙しい時期ではありますが、取りあえず、興味を持つ人に開催の趣旨と実施日をお知らせしたいと考えました。
当日は仙台市の担当者を交え、まずはインキュベーション支援事業のアウトライン等を学びながら、第1回のブレーンストーミングを行って行きたいと考えております。
現段階では、卒業生全員に公知するには、支援センターのHPしか手段がなく、初回に間に合わなかった人は、第2回、3回と続ける中で、参加されても良いように考えております。 
                                                                        以上

             記

日時:平成17年12月21日(水) 19時〜2時間程度
場所:東北芸術工科大学大学院仙台スクール
   〒980-6116 仙台市青葉区中央1-3-1 AER 16F
    TEL 022-716-6377 FAX 022-716-6378
アクセス:JR 仙台駅から徒歩2分の位置にあるペデストリアンデッキでつながっています。
初回コーディネーター:長谷川 元氏(1期生)
参加希望者:予め、日原までお申し込みをお願いします。
     

参考資料

 大学院仙台スクールの開設について
 
 映画、アニメ、ゲーム、マンガなどのストーリーと画像を合わせたいわゆるコンテンツは、日本が誇る文化であり、世界にも通用する高度な内容をもっています。私たちは、これらの創造過程に携わる人々を厚遇し、育てていく必要があります。しかし、現状では若く才能を持った人々を世の中に出していく仕組みは整えられていません。また、企画を立て資金を調達し回収していくための国際的な視野を持ち、創作活動を支援していく人たちも不足しています。

日本が誇るこれらのコンテンツを充実していくためには、地方ごとの文化風土を活かしその創造に取り組んでいくことが必要です。とりわけ、東北地域にはその土壌があると考えられます。日本映画においてローカリティに根ざす映画は近年50%を超え、その中でも東北発の映画の比率は高くなっています。また、映画、アニメ、ゲーム、マンガにおいて東北出身の方々の果たしている位置は極めて高いと言えます。東北芸術工科大学は、東北の地において13年の間、芸術教育活動を行ってきました。コンテンツ分野においても若い人々を教育し、世に出すことを通じて貢献を果たしていきたいと考えています。

また、コンテンツ創造活動の振興のためには、アートとビジネスの両方のセンスを持つ「プロデューサー」の育成が不可欠であり、そのバックボーンとしては芸術のみならず、文学、IT、経営などの幅広い知識を背景とした高度教育が必要であると言えます。

これらの教育活動を行っていくためには、コンテンツ創造の中心・東京と1時間40分で結ばれ、東北の中心的役割を果たしている仙台市において、大学院を創設することは意義深いと考えます。とりわけ仙台市民は、全国からみても日本映画、アニメに親しんでいます。仙台市は、大学院修了後もインキュベーション支援などを通じてコンテンツ創造活動を支援していこうという考えを持っていることから、仙台市と連携しながらこれを支援していくことになりました。
 その後、支援センターが開設されて早や2ヶ月が経とうとしています。
 皆さんも、新卒の方はまだ馴染むまではいっていないでしょうし、新年度から配置換えの方もやはり無我夢中でしょうね?
 さて、大学の各部署から多くの情報が届いているでしょうから、重複する話は避けたいと思っていますが、トピックスのほうをご覧になれば、卒業生の方々から寄せられたメッセージが届いております。
 是非ご覧になって感想をお寄せ下さい。もちろん、あなたご自身のニュースなども発信していただけると嬉しいです。
 気づいた卒業生が最近ふらりと訪ねてくれます。

 そうです。当センターは、皆さんの交流サロンとしてご利用ください。
 どうぞ、お気軽にお寄り下さい。お茶などサービスしますよ。

              センター長
・校友会はやっと東京支部誕生らしいですが、できれば神奈川県更に地域ごとに支部を置き、全国にネットワーク拠点を設け活性化を希望しています。

・長岡には長岡造毛大学があり、デザインにもいくらか力を入れているようです。芸工大の学生と造形大の学生とがもっと交流をもち、共に刺激しあえればいいなぁと思っています。

・博物館の研究部で資料整理やデータ解析等の研究補助の仕事をしています。支援センターを通じて、卒業後連絡のとれなくなった友人と再会したいです。

・この度の卒業生支援センター開設を大変うれしく思っています。私は現在、中学の美術教員をしながら制作も続けていこうと励んでいるところです。

・展覧会のDMなど、仙台の方にどんどん送ってください。いろんな方の作品が見たいです。

・印刷会社のプリプレスをしていました。2年と3ヶ月アルバイトとして勤めましたが、今月いっぱいで退職します。職業情報を中心に、卒業生の活動の情報を知ることができたら良いと思っています。

・仙台のデザイン事務所でデザイナーをやっています。グラフィックコースのホームページがないのはもったいないことです。

・建築設計に携わっています。山形だけでなく東京、関東圏での催しなど積極的な活動と情報提供を希望します。なお、今回このような機会を与えていただいたことに感謝いたします。

・卒業し、学校を離れて見るとなつかしいです。学校がどのように発展していくのか、いろいろ知りたいです。

・大学を離れて、学生時代に教授陣から教えていただいたような、新しい情報などを得にくくなってしまったので、デザインについての新しい情報を送ってほしい。

・和紙の販売をしています。卒業制作以後、これといった作品をまだ作ることができていません。できれば、大学の方へきている公募展やコンペの情報を卒業生にも提供していただきたいです。

・オフィス、ショップなどの空間の設計を行っています。学生の知識向上のために、何か協力できればと考えております。校友会〈東京支部〉設立記念大会にぜひ参加したかったのですが、偶然にも生産3期生の有志同窓会が重なり、行くことができません。東京での卒業生の交流会を、ぜひ近いうちに開催していただけたら嬉しいです。

・鉄瓶、茶釜等の茶道具、ティーポット、日用工芸鋳物、防犯灯、モニュメント(駅前通)展示会等、卒業生が利用できる場を増やしてほしい。(卒業してから利用できる大学のスペース)例えば、茶室・・・。


〈作品発表に関するスペース要望〉

・現在、新しい職探しをしています。私の地元はデザインに対して、あまり開かれていないので、なかなか自分のやりたいことを職に結びつけることができません。気軽に自分の作品を発表できる場所はないかと模索しています。

・広告企画制作におけるプロデュース・進行管理など。東京に共同制作スペースがあればいいのですけど・・・難しいか。


〈地域づくりへの要望〉

・銀行で働いています。全くのゼロからのスタートで、今は仕事を覚えることだけで精一杯ですが、充実した毎日に満足しています。大学で学んだことは仕事上で直接活かすことはできませんが、学生の頃から続けている活動は今後も続け、地域について考えていきたいです。

・現在、土木系の設計の仕事をしていますが、大学で学んだまちづくりや地域をよくする仕事がしたいと思っています。転機が来れば転職もしたいと思っています。いい情報があれば教えていただけるとありがたいです。

・文房具、事務用品等の販売の仕事をしています。知識不足で苦労することもありますが、とても楽しい職場です。大学には地域の人々に親しまれる環境作りをしてほしいと思います。これからの大学の活動に期待しています。


〈求職、リクルート中、アルバイト中、療養中の卒業生〉

・失業中です。

・仕事は指輪等の貴金属加工職人をバイトをしながらしています。作品は、製品を作っていますが、まだ作れていません。今後ともよろしくお願いします。

・求職中です。

・県や農家のポスターやロゴなどを作って少ない収入を得ています。

・印刷会社のプリプレスをしていました。2年と3ヶ月アルバイトとして勤めましたが、今月いっぱいで退職します。職業情報を中心に、卒業生の活動の情報もしることができたら良いと思っています。

・教員(美術)の仕事についたものの、病気で続けられなかった。

・教員を目指しています。

・現在自宅療養中です。

・百貨店の靴下売場の部門長として数値管理やMD、販促、売場演出から部下の指導まで全般を任されています。お店の全面改装時にはゼロから売場づくりを経験したりとやりがいがありますが、現在転職を考え中です。大学の卒業生に向けた情報提供をぜひお願いします!

・お願い 未就職卒業生への求人情報等をぜひお知らせ下さい。

・就職活動中です。


〈留学、キャリアアップ支援の要望〉

・写真の仕事をしています。学校アルバム作製、ポートレート、証明写真等です。フォトショップでの写真修正等もやっています。目標がないのは辛いことです。目標のある人を伸ばすだけでなく、目標のない者が目標をもてる様、とりあえず色々体験できる環境をもっと作ってほしいと思います。

・彼と私の2人で小さなカフェを去年の5月にオープンさせました。私はスウィーツを主に手作りしています。メニューはドリンク・アルコール・フードその他色々…。自分の作品を飾ったり、内装なども手がけました。これから第2店目を考えています。ヨーロッパへの留学を(絵の勉強)4年以内に実現したいのですが、良い施設を紹介していただけないでしょうか…。どうすれば・・・!?


〈講義参加希望〉

・なんでか床屋をしています。竹村先生の講義を月曜日してほしい。


〈在学生へのメッセージ〉

・学生さんたちへ  平凡な社会人になるのはとても簡単です。やりたいこと見つけて、見つかったら先ず自分の位置を確認してください。そこからがガンバリどきです。楽しいだけではもったいないよ。

・塾で先生をやっていますが、日々苦労の毎日です。時間帯も夜の仕事であるため、仲間と会う時間も少なくなりました。塾生の合格した時の喜びが自分の喜びでもあります。芸工大の皆さんも何かの喜びを目指し、活躍なさることを期待しています。


〈卒業生就職先の宣伝広告などの支援要望〉

・今年3月に学芸員課程の科目履修生を修了し、不動産会社が自社で発行している情報誌フリーペーパーの企画編集をしております。よろしかったら大学にも何部か設置させていただきたいです。(物件情報と仙台の街の店情報を掲載している「せんだい屋NAVI店NAVI」という情報誌です。

・私の好きな風景を担当しています。作品どしどし送ってください。


〈卒業生からの求人に関する要望〉

・福祉分野の職に就いています。フォンテーヌなどで美術分野で活躍している学生、卒業生を紹介していますが、他分野で活躍している方々も紹介してほしい。


〈ボランティアに関する情報提供〉

・昨年度まで地元の千葉で中学校の教員をしていたが、同じ洋画コースの人と結婚。現在は山形で新しい生活を始めた。美術教師としての経験がいかせないかと考えている。何かお手伝いできることがあれば、ご連絡を。


〈入試に関する情報提供〉

・2つの高校で非常勤講師をしながら制作を続けています。現在は、銅版画による作品をつくっています。美大受験者には、芸工大もすすめているのですが、入試の傾向と対策等の情報があれば、教えていただきたく思います。


〈大学への要望、期待〉

・今、芸工で学んでいる学生達の要望を柔軟にくみとれる大学であってほしいと強く思います。学生達の考えを第一に尊重してくれる大学であってくれれば、卒業生として誇れますし、他に望むことはありません。

・今の学生のサークル活動を充実させるため、また学科とはまた別の「居場所」をつくってあげるために、是非ともサークル部屋を各サークルに1つつくってあげてください。様々な施設と共に重要なことだと思っています。おねがいします。

・住所不明者一覧の中に現在私と同期で大学院に進んだ友人の名前があったことにとても疑問と不信感を感じました。何故現在大学に所属しているのに分からないのですか?情報のベースがきちんとしていないと同時に活動内容も今ひとつ具体的なものが見えてこないのでもっと内容のある活動をお願いします。

・今は、注文住宅部で新規物件の照明・壁紙・カーテンなどの内装を提案しています。10月のデザ選には顔を出そうと思います。こども芸大の方も楽しくなっているようで、卒業した私の方にもメールが来ています。ありがとうございます。

・大学から郵便物が届くと、感覚空気が、山形に飛び、脳がピュアになるような気がいたします。200年5月山梨県立美術館にて個展を開催いたしました。

・サーバーサイドプログラムの開発をしています。Flashと連係するシステム等。コンテンツを生成するためのプログラムが主な業務です。まだ作品を作る時間が取れません。そのうち作りたいですね。

・月に1〜2回、山形に通っております。その時は毎回、芸工大に行っております。いつも芸工大に行くことを楽しみにしております。

以上
本センターの4月開設も目前に迫り、場所も決まっていない段階で、具体的な事業を検討しなければならなくなりました。そこで、急遽、日原が知っている卒業生11名に声掛けをして、3月10日に集まって頂き、センターに期待することと題して意見を聞く会を催しました。以下は意見の一部です。

・ 第1期生のエネルギッシュな先輩のごとき、後輩が育っていない。
・ 卒業生がふるさと意識で戻って来れる場所があったらいいな。
・ 山形市内の空家など、アトリエ活動をしている場所を紹介してもらえたらいいな。
・ 卒業生のネットワークが機能していないのでは? 今は、自分達でネットワークを作っている状況です。
・ 卒業生の活動、活躍事例を蓄積して、生かして欲しい。
・ 志の同じやる意志のある人の情報と集れる場所の情報を提供してほしい。
・ センターには価値ある活動の展開を望みたい。

感想:やっぱり、うちの卒業生はどっか、ひと味違うな−。素敵だなーと感動!
まだまだ、沢山あったのですが、これは誠実に対処しなくては。責任重大!
皆さんの意見を謙虚に拝聴し、出来ることからやっていきたいなーと感じた次第でした。  

日原もとこセンター長 記