津嶋神社

 :: 黒獅子舞のルーツ
 獅子舞は始め西アジアで始まり、中国に伝わったものであろうといわれ、日本には中国から唐代に伝わったものらしく、そのころの遺品は正倉院に残っている。獅子頭は仏教とともにわが国に入り、平安時代[延暦13年(974)〜建久3年(1192)]に入ると、神仏習合の思想が広まり、獅子舞は神社でも行われるようになった。
 神社に入って祭礼の行列に参加するようになり、獅子の役目は露払いであり、行列の前を歩き神聖な神仏の行く道筋を払うことと、御座所を清めることだった。